表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
97/248

小国だろうが何だろうが リーサの親分に手を出したら 承知しないよ!! 【自分で言ってます】

「か~み~様」


『ひゃあ』 『ひゃい』


そしたらビックリした2人の神様がナース服に着替えている所だった


「今度はそんな服なんですね?」


『可愛い服でしょ?』


「ナースキャップが曲がってますよ」


『あら?本当?直さなきゃ』


「ところで 神様 私あちこちの国から命を狙われてまして 今からその国を全部灰にしようと思うんです それでお金はその国に貯えてあるお金を用意しますので住民には 神のお告げで1人頭金貨10枚を渡してラファージャにくるようにして下さい そして ラファージャの土地をもっと広くして下さい更に家も一杯建てて下さい 全部信者になるように洗脳しましょう だから神のお告げを住民にだけ伝えて下さい 一か所一か所回ると時間が掛かるので神様の力で今から教える国の金目の物を全部没収って出来ますか?」


そして神様に国名を告げていく


『できるわよ 全部やりましょう 信者が増えて悪人が減るなら 何でもやりましょう!!」


「じゃぁ 王城に勤めてる真面目な人はそのままラファージャに送って下さい う~んその恋人と家族も送って下さい 下手な恨みの感情は残したくないので 多少の悪人は神様の力で厚生させちゃってください そしたら 神様は今すぐにお告げで『王城で悪行を働いていた者達を神罰によって神の巫女が滅ぼしに行く 今のうちに神国ラファージャに逃げ込むのだ 皆には支度金として 1人金貨10枚【日本円で100万円】を用意したそれを持って 今すぐに逃げるのだ 神の巫女は白き翼に乗って現れる ラファージャには家もある 多少の税金は納めねばならんがそれも支度金で十分にまかなえる 今すぐに逃げるのだ』とやっちゃって下さい それと怪我人と病人と老人は元気にしておいて下さい逃げるときに危ないですから」


『分かったわ 任せて頂戴』


「あとラファージャの土地を広げて下さい そして 家もいっぱい建てて下さい とにかく移民が全て住めるようにして下さい」


『ラジャラジャ 任せて』


「そんなものですかね~?あっそうだ途中で強盗にあわないようにもして下さい こんなものかな?」


『そうだね 途中で何か気づいたら対処しとくよ サイフォンもいるし 土地広げたり家建てたりお告げをしたりは私1人で大丈夫だけど見落としがあると困るから サイフォンにも手伝って貰うわ』


「わかりました 後は任せます 私はこの事をラファージャの王に伝えます では」


そして長距離用携帯電話を出す そしてエゼルレッド王に連絡を取る


「王様朝早くに申し訳ありません 火急の要件がありまして連絡いたしました」


「どうした リーサよ」


「私の命が いくつかの小国の者達に狙われておりまして 今から王城を殲滅いたします それに伴い移民が多数出ます 神様と話し合ったうえ ラファージャの土地を広げ 家を多数 神様が建ててくれます 更に移民には1人金貨10枚を持たせております 必要最低限の税金を取り移民を受け入れて欲しいのです そして神様に命を救われたと思うものは 神殿に行き祈りを捧げよと伝えて下さい そうすれば神様の力はさらに上がります 王様の力でそれが出来ますか?」


「ワシを舐めるなよリーサ!! それくらいのことができなくて 今までラファージャを繁栄させてきたわけじゃないわい」


「良かったです これで移民の件は大丈夫です あとは働く場所です 腕に職を持ったものは店を出すように低金利でお金を貸してあげて欲しいのです 足りない分は後から私が払います 腕に職が無く働く場所だけ求める者には職を斡旋して欲しいのです あとはスラムが出来ないように常に見張って欲しいのです あと今思いつく事はありませんが 今は時間が惜しいのです 昨日の晩にも3件の刺客に襲われました しかも 情報を吐かないように喉を潰されている者でした 私の家族も危険なのです 今は結界の中に閉じ込めておりますが いつまでも結界の中というわけにもいきません 後のことは頼みました また後から神のお告げを伝えますので 宜しくお願いします」


「わかった 任せておけ こんな状況だが胸が躍るのう 危機的状況など ここ数百年起きていなかったからのう とにかくワシに任せておけ 移民が大量に来るという事とその移民を神殿に行くように仕向ければ良いのじゃな あとは金貸しと職業あっせん所じゃな 大丈夫じゃリーサは気を付けて 敵を殲滅するのだぞ」 


「大丈夫です 敵の攻撃は一撃も貰いません 今回はその飛行機で帰ってきますよ 見てやってください 中々の出来になる筈ですよ」


「なんじゃ まだ作っておらんのか?珍しいのう」


「今回は時間が無くて・・・・でも今すぐに作って昼には帰ってきます 白い翼で飛ぶ飛行機です王都上空でチョット飛びますから見て下さい」


そして練成に入るその前に一旦王都に帰る 王都で飛行場を作るのだ 今回は巨大な爆撃機だ滑走路も無いから 風の妖精シルフィードに手伝ってもらうようだ 土の妖精ノームにも手伝ってもらわなければ 爆撃機の重さで沈んでしまう ノームを呼んで長距離の硬い岩盤を作ってもらう シルフィードには向かい風を起こしてもらい 少しでも早く飛ぶことができるようにする 


そして練成を始める少し時間は掛かったが無事にアメリカボーイング社が開発しアメリカ空軍に採用された戦略爆撃機 B52H ストラトフォートレスを作り上げた 時速500キロ 航続距離8000キロで 60年以上配備されている優秀な爆撃機だ それに乗り込み一人で操縦する もちろんそういう風に作ってあるから出来る事だが 通常はそんなことできない 


さて準備は出来た 私に喧嘩を売って来た国に向かう 小国とはいえ王城はでかい爆撃機でミサイル投下でもしなければ完全には壊せない 下を見るとラファージャに向かって逃げ惑う人々の姿が見える 申し訳ないのも事実だが 向こうが先に手を出したのだ 徹底的に潰してやる 


B52で敵国に向かうものの10数分で小国に着く一度王城の近くを通ってから 上空に上がりミサイルを投下していく 王城が木っ端微塵になっていく それを敵国数か所で行った 逃げている人たちは遠くから王城が一瞬でこの世から無くなるのを見て神への畏怖を知った 


そして逃げるようにお告げをくれた神様への感謝の気持ちも持ったものが多くいた 勿論家を失った悲しみに神に唾棄する者もいたが ラファージャに着き 好待遇で向かい入れられて その思いは薄れていく 神が神国と言っていた国は 自分の国とは全然レベルが違ったのだ 今まで高い税金を納めて暮らしていたのが馬鹿らしくなる 


そして神への信用が段々上がってくるなか 王都の人間に神殿に行ってみろと言われ 神殿に行ってみると 自分の国で高い税金を取り のさばっていた王様の城よりでかい神像があった それを見た時に神の存在を信じた者も沢山いた そしておみくじを引いて怪我が治っていくのや病気が治っていくのを見ると更に神を信じるのだった 


そんな事が行われている時もう リーサは自分の家にいた 爆撃も無事に終え帰りの滑走路もどきも無事に機能した 更には 王様に爆撃機の雄姿も見せられた だが 家に皆を閉じ込めたままだったのだ そして皆に怒られていた 


あちこちの小国を潰してきた神の巫女は家で小さくなっていた 一応理由は説明して 多少は皆の怒りも治まっているのだが だが 説明もしないで 一人で危険な事をした事を皆に怒られていた この後神様への報告もあるのだが 皆の怒りは収まらない・・・・とにかく謝りまくって今日の所は許してもらった 


そして 近隣の小国とはいえ 馬車で何日もかかるところを 歩いてくるのは時間が掛かるし 負担も大きい 神様と相談して一気にラファージャの前まで 移動させたいところだ 王様に連絡はして大きな検問所は造ってもらった そして人員の確保も終わった 


今はいつもの草原に96式装輪装甲車で来ていた 今日は何処から人が来るか分からないからだ 無限収納から対のオーブを出し神様を呼ぶ 


神様は今度はサンタコスをしていた しかもミニスカだ 季節が違うとか 言いたい事はあるが 今日はそんな時間は無い移民全員をラファージャの検問所に移動させるのだ


「神様今日の格好は時期が違います 冬に着るものです」


我慢できなくて突っ込んでしまった・・・・


『えっ そうなの? こんなに寒そうな格好なのに?』


「そう言うものなんです それより 移民の移動に時間が掛かり過ぎるのが問題です 神様の力で 移民全部をラファージャに用意した検問所の前まで移動できませんか? そもそも馬車で何日もかかるところを出歩いていたら 途中でモンスターに襲われたりします 神様が見張ってたとしても 気力が続きません ラファージャまで来なければ 信者が集まりません」


『信者が集まらないのは困ったものね じゃぁ頑張ってやってみましょうか まずはお告げよね【全移民よ大変であった 神の巫女も戻り力も復活した これから全移民をラファージャに移動する ラファージャには検問所が用意されているので 身分証明書を用意しておくように それと親戚の所に移住する者はその考えを頭の中に思い描いておくように だが今ならラファージャに一瞬で行け 家もある仕事の斡旋所もあるし 腕に覚えのある職人は低金利で店を持つチャンスもある 我はラファージャに行く事を勧める 今までは我の力で盗賊やモンスターからの脅威を取り払っていたが 我も今回力を使うと暫くは 移民をすべて把握することは困難になる なので一気にラファージャに行って欲しいのじゃ それでも良いと思うものだけが 頭の中でラファージャラファージャと連呼するのじゃ そうすれば次に目を開けた時には ラファージャの検問所じゃ 良いなラファージャと連呼するのじゃ】 これで良いかの?』


「上々かと急いで移動しましょう」


『わかったわ 【全移民よカウントダウンじゃ5・4・3・2・1・0転移じゃ】これで移動は完了したわ 後はラファージャの王の仕事ね』


「明日また神の御業で皆の怪我と病気を治しましょう それとサイフォン様の存在も 知らしめる為にその御業も使いましょう 良いですねサイフォン様?」


『良いわよ任して頂戴』


「これで神国ラファージャに喧嘩を売る者は 極端に減るでしょう そして神殿の売り上げが上がって 私もウハウハ 神様も信者が増えてウハウハこれで問題ないですか?」


『問題ないわね ちなみに何組かラファージャにくることを拒んだわ まぁしょうがないでしょうけどね』


「まぁその人達は神を恨みますね 記憶の改ざんをしましょう」


『私そこまでやると悪魔の所業に思えるのだけど・・・』


「神様なら大丈夫です 神に恨みを持ったものが居たら組織立って 立ち向かってきます それは他の信者に迷惑が掛かります だから記憶の改ざんです そしてラファージャに送って下さい徐々に信者にします」


そんなわけで 全移民をラファージャに来させた そして検問所は大混乱だ だがエゼルレッド王の一喝で規則正しく並ぶのであった 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ