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神様との連絡事項

リフレッド先生の結婚運を上げにいつもの草原に来ている 大型ヘリの中だ これなら外からも見えないし 不審人物も大丈夫だろう まぁその前にサーチをかけて 人がいない事は確認済みなのだが 念の為だ 無限収納から対のオーブを出す そして神様を呼び出す 


『ひゃあ』


「このパターンもそろそろ飽きてきましたねぇ 何か変わった登場シーンを考えて下さいよ」


『そんな事言われても こっちは着替えを覗かれている被害者なんですがねぇ』


「一般的に考えたらそうなんですけどね それでも飽きてきている人たちがいるのですよ」


『誰ですかそれは!!』


「それは教えられません 大いなる意思の意志です 神の巫女の私にはわかるんです」


『怖いです私神なのに怖いです どうすればいいのでしょう?』


「新しい 登場シーンを開発すればいいんだと思います」


『そんな事言われても今までも勝手に覗かれてただけですし どうすれば』


「その辺は自分で考えて下さい 私にもわかりません」


『そうですか・・・・次までには何か考えてみます』


「それをお勧めします さて今日はお願いがあってきました お願いは2つです まず1つは私の恩師であるリフレッド先生の結婚運を上げて欲しい事です 本人はイケメンじゃなくて良いから 性格の良い人と言ってました あともう1つは神殿でおみくじの販売をしたいので それの許可を貰いたくて来ました」


『結婚運の方は色々言いたい事もありますが 一応いいでしょうリーサさんの恩師という事ですし でもおみくじと言うのが分かりません おみくじとは何ですか?」


「おみくじとは 私が前世で生きていた時の世界であった 占いのような物です 本当は色々な種類があるのですが それだと神様が大変なので 3種類で考えています 当たり 普通 はずれです これを信者に買わせるのです 神様に自分の運を見て貰うために それで当たりが出たら 神様はそのあたりが出た人に幸せな事を 3つくらい幸せな事をしてください 普通の人はそのままです はずれが出た人はタンスの角に小指をぶつけるくらいの不幸な事をしてください これを信者は神様お願いしますと祈りながら買います 少しよこしまな考えな者もいるでしょうが 基本信者の祈りです 神様のパワーがアップする事間違いないでしょう」


『だいたい言いたい事は分かりました ですが そんなに信者の人がおみくじを買うでしょうか? しかも祈りを捧げて』


「大丈夫だと思います 例えば当たりを引いた人が 病気や怪我をしていたらそれをその場で治すのです そして その後金運を上げてあげるのです 例えば仕事が上手くいってお金が多く舞い込んでくるとか その人に合った運を上げてあげるのです 出来れば目に見えて分かる物が良いでしょう そしてはずれを引いた人には いきなり何もない所で転ぶなどチョットした不幸な事をするのです そうすれば畏れもあるでしょうが 当たりを引きたくて おみくじを買い求めるでしょう 基本当たりはずれは少なくて普通がほとんどです 神様の負担も少なく信者の【当たりが出てくれ~】という祈りではありますが神様に祈りを捧げる事にはかわりません これが成功すれば神様の力は更にアップする事間違いなしです そう言えばベルッド様今日はサイフォン様はいないのですか?」


『あぁチョット出かけてるわ 何か用?』


「この話はサイフォン様にも聞いて欲しかったので 例えば子宝が欲しいと願いながらおみくじを引いた者が金運がアップしても微妙ですよね?勿論嬉しいとは思いますが ですのでサイフォン様にも聞いていて欲しかったのです いつ頃お戻りになりますか?」


『明日には戻ってくるわ 私から説明しておくわよ」


「分かりました より祈りの強い者を当たりにしてあげても良いですよ?そして出来れば当たりかはずれの者には啓示があると分かり易いです そして周りも興奮しますそれで更におみくじの信仰が高まります その代わり負の願いは叶えないようにお願いします」


『分かってるわよ 負の願い何か叶えてたら 私達 祟り神になってしまうわ』


「それでは明後日から始めたいと思いますので お願いします 何かあったら通信してくだされば答えますので」


『わかったわ それとヤッパリ気になるんだけど 何で先生の結婚運を上げるの?』


「この前恩師が暴風龍に攫われまして それで子作りされそうになってしまって 結婚してたら そういう危険からは 遠ざけられるのかなぁって」


『あぁ そういうことね 分かったわ 暴風龍からも守ってくれるような 強い人を探すわね』


「あんまりハードル上げて見つからないと 困るので性格の良い人で良いです」


『まぁそう言わずに任せておきなさいって』


「はぁ そんなに張り切って下さるのならお任せしますが この人だってのは どんな感じで分かるんですか? いきなり告白でもされるんですか?」


『そう言うシチュエーションが良ければそうするけど?』


「その辺はお任せしますリフレッド先生の頭を覗いて最適な告白方法を決めて下さい」


『分かったわ 任せておいて 最適な告白をさせるようにするから』


「では お願いします 明後日の件もお忘れなく」


『分かったってば 最適な告白「違いますよおみくじの件です」あぁそっちね サイフォンにも伝えておくわね」


「大丈夫ですか?お願いしますよ?明後日も連絡しましょうか?」


『それは止めて 私自身登場シーンをどうすればいいか決まっていないので 来られても今までと変わらない登場しかできないわ しかもリーサから連絡が来るタイミングが分からないから 余計に怖いわ だから連絡はいらないわ』


「わかりました あとはお任せします宜しくお願いします では失礼します」


『はい またね』


そして リフレッド先生へ神様にお願いしましたよと伝え 何か興奮しながら探すと息巻いていましたと 伝えると喜んでいた 私は心配しかないが・・・ 


次は神殿に行っておみくじなる物を販売する事を決めましたと伝える 


「自分の願いを神様に伝えながら祈りを込めると おみくじに当たり 普通 はずれと3種類の判定が出ますと伝え 当たりは望みが叶い 普通はそのまま現状維持で よこしまな気持ちで祈るとはずれが出て少し悪い事が起きます 少しと言ってもタンスの角に小指をぶつける程度なのであまり気にしないで引いて下さい 基本的には毎日引いてその日の運を試すのですが 1日に何度引いても構いません 当たりが出るまで引きたい人は 熱心な祈りを込めて何度も引けばいいと思います これを紙に書いておみくじ売り場に貼っておいてください そして分からない人には説明もしてあげて下さい 大変だとは思いますが これも神様への信仰の為です 頑張って下さい あと人手が足りないようなら 神様に巫女と僧侶を増やすように伝えておきますので 早めに教えて下さい」


「申し訳ありません すでに人手が足りておりません」


「そうですか では 神様にお伝えしておきます 数日は待って下さい」


「分かりました 神様のご意志にお任せいたします」


「寮の部屋はまだ空きがありますか?」


「まだどちらも10名ほどの余裕はあります」


「そうですか 足り無くなりそうになったら教えて下さい 神の御業で増築をします」


「はい その時は宜しくお願いします」


さて 予定とは違うが神様にもう一度 連絡を取らなくてはいけなくなった 大丈夫だろうか?考えていてもしょうがない いつもの場所でサーチをかける そして無限収納から対のオーブを取り出すと 神様を呼び出す すると神様はセクシーな衣装を着て正座してオーブの前で待っていた 


『これでいかがでしょう? 大いなる意思は満足されたでしょうか?」


「わかりません ですが今までのワンパターンではなくなったので 良い事なのではないでしょうか」


『これからは衣装も増やしていく予定です』


「前向きで良い傾向ですね これが大いなる意思に認められれば 数も増えていく事でしょう 私も言ってて何の数かは分かりませんが 増えるときは増えるものです」


「そうだと良いのですが 私の着替えだけで 数が変わる物なのでしょうか」


「それは 分かりませんが 一部に熱狂的なファンがいる事に期待しましょう」


「ファンて何ですか? 初めて聞く言葉ですが」


「私も初めて口走った言葉なのでどんな意味かまでは・・・まぁ神様のそんな姿を信者に見せたら売れるんでしょうね」


『やめて下さいね』


「冗談です 流石にセクシーすぎます 信者が引いてしまいます」


「さて 長くなりましたが 今日の要件です 神殿の巫女と僧侶が足りないそうです 両方とも10名ほど増やしてくれませんか?」


『前回と一緒の方法でかまいませんか?』


「はい 今度は神殿に直接来るようにして下さい 出来れば 巫女と僧侶の証になるようなカッコいいアザがあると分かり易いのですが 今までの巫女と僧侶にもですが お願いできますか? 出来れば胸元の普段は見えない場所にお願いします 真似する物が出てくると困るので あと いきなり痣があるとビックリするので 夢の中ででもお告げを出して周知してください」


『わかりました そうしましょう そして 巫女と僧侶を10名ずつですね?』


「では宜しくお願いします 今日はこれで失礼します 大変ですが頑張って下さいね」


『色々と大変ですが頑張ります』


そして 対のオーブの通信を切った そして又すぐに繋いでみたすると別の衣装に着替えようとしていた 頑張っているようなのでそのまま通信を切った これで大いなる意思が 喜んでくださると良いのですが これだけは 神の巫女である私にもわからない事なので 何とも言えない・・・まぁ良い やることはやった 後は又神殿に戻って胸元にカッコいい痣が出来る事と 仲間が神殿に直接やってくるって事だ 本物かどうかは痣をみせて貰って下さいと伝え 巫女は巫女の痣の確認をして僧侶は僧侶の痣の確認をする様に伝える これでばっちりだ あとはおみくじの用意だけだそれは練成で済ませてしまおう

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