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家族そろって王都に引っ越しだ

皆さんいつもドワーフに転生しちゃった・・・を読んでくれてありがとうございます ブックマークもありがたいです 皆さんの優しさに包まれてこの作品は出来てます 今後ともドワーフに転生しちゃった・・・を宜しくお願いします

王様の執務室に向かい 執務室に着き先ほどの神の啓示を話始める


「先ほどの啓示ですが王都の城壁を広げるとの事です これから子供が生まれて住民も増えるし 近隣の町や村から噂を聞いて移住してくる者も少なくないとの事です それで開けた土地は神殿の持ち物で管理は王都に任せます ちなみに私が広げるので売り上げの半分は私もう半分は教会です 王都は増えた住民から税を取って下さい これなら問題ないですよね?」


「そうだな 元々無かった土地が増えて そこから税収が増えるのだから問題はないな あるとすれば土地の売買の手数料が入らない事だが それは神殿へのお布施みたいなものだな 管理を王都に任せるので不正の無いようにお願いします まぁ不正があったら神罰が下りますが それも通達してください」


「分かった分かった そう度々神罰が落ちていたら役人が居なくなってしまうよ」 


「悪い役人は牢屋につないでおく方が良いのでは?」


「それもそうなんだが 役人は貴族の出も多くてなあまり大事にしたくない 役に立たない貴族は以前粛清したはずでは?」


「そうは言うが今まで甘い汁をすすってきた者共がそう簡単に態度を改めるとは考えにくい」


「それであれば いっそ神の国に必要のない貴族は劣り潰しにして 新しく使える者達で固めた方が良いのでは? その上で働きによって貴族の称号を与えるとした方がより良い国になります 頭の悪い貴族も襟を正すのでは?その方がより神の国になると思いますよ」


「リーサは正当な事を言ってくるから 国を守るものとしては難しいことを言うのう 国には多少悪知恵の働く者も必要なのだよ」


「分かりました では その件は王様に任せますが 神殿やお布施新しい敷地にかんして 何かしてきたときは 神罰が下り本当に死にますからお気を付けをとお伝えください」


「ありがとうリーサよ 分かってくれて助かる 神の物には手を出さない様に伝えておくよ それがどれだけ甘そうに見えても手を出すな!!とね」


貴族たちは後日 神殿内部で雷に打たれて死んでいる貴族を見て初めて神殿には手を出さないと決めたのだった 


「そしてベルッド様とサイフォン様の神像を売りに出したところ あっという間に完売した両方合わせて4万個あったのにだ 売っている時の巫女さんと僧侶さんは凄い顔をしていた 何と言っても信者が途切れないのだからしょうがない そこに翌日リーサが合わせて6万個の神像を持ってきたとき チョット泣きそうだったのは内緒だ


先日1ヵ月分の納品をしたリーサにとって 少し時間が余る日が出てきた その日には神殿に行って神の力を代行すると言って神殿に行っていた リーサがいつ現れるか分からないから 神殿内はいつでも信者であふれかえっていた 


今のリーサは光魔法を使わなくても神の力で治療ができる その力は絶大で信頼があった為 医者がもう治せないと匙を投げた者でも治していく 今のリーサはローナの力を遥かにしのぐようになっていた それもそうだ今のリーサは神の力の代行者なのだから でも学生でもあるので午後出勤だ学校に来るような人は治療 もしくは安産祈願等はしませんと神殿に書いてある なので皆神殿で待っているのだ 


もうそろそろクラス替えだが 実力は出せない なぜなら神の巫女だからである なので光魔法の改変の要領で魔力供与しまくって魔力酔いしてもらうつもりだ これなら変な噂もたたない さすがに神の巫女が『獄炎』とか使ってみんなを火だるまにするとか 体裁が悪すぎる 過去に行った事は無かった事にしてもらおう 


それと王都の城壁を広げる魔法だ 翌日には御触れも出してもらわないといけない 【この広がった土地は王都管理の神殿の土地だと】王様にそう伝えて 御触れも出してもらった 勝手に土地を使用したりしたら神罰が下りますと 


「王様この土地なんですけど 建物を国で建てて貰っても良いですか? 勿論神殿の維持費からお金は出しますので 神殿からの依頼だとお金は取れないからと」 


無料で建てようとする業者が沢山出たのだ それではお金が回らないので 経済が止まってしまう なので 王都主導で建物を建てて欲しいのですが


「わかったリーサの言う通りにしよう その方が王都も潤うしな」


「お願いします 神殿だけにお金が集中してしまうと 経済が止まり やがては衰退してしまうので」


まぁリーサの懐に入ったお金はあまり出てこないので そこで経済が止まってはいるのだが 本人は全然気づいていない 王様は気づいているのだがリーサだからしょうがないと諦めている


開かれた土地は 居住区と商業区域に分かれていて その商業区域の一等地を二か所リーサがポケットマネーで買っているのだ 実は寂しくて自分とローナの家族を王都に呼ぶつもりなのだ 一応ローナにも話してローナも寂しいから良い話だねと 言ってくれている 問題は今の土地から王都に移ってくれるかだ ギルドも全力で止めに掛かってくるだろうし 両親も動きたくないと言われたらそれで終わりだ 取りあえず説得の為ローナと一緒に一回家に帰ろう 


「ローナ準備は良い?」


「良いよリーサは?」


「もうちょっとあとは龍聖の荷物を無限収納にしまえばOK」


「じゃぁ出発できそう?」


「うん もうOK」


「みんな乗ったよね?荷物の忘れ物も無し?じゃぁ出発します」


久し振りの実家だチョット甘えたい感じでいっぱいだが 今回は説得が目的だパパン来てくれるかな?


1時間もしないで家に着いた 着いたら家から皆が出てくる 流石に音がうるさくて内緒で帰ってくるのは無理がある 家に帰って開口一番


「パパン私寂しいから王都にきてみんなで移住しましょう?」


だった それには多少困ったもののパパンも寂しかったのであろう


「いいぞリーサみんなで王都に移住しよう」


と言う返事であった あまりに決まるのが早かったので チョット固まったリーサだったが目的は達成された あとはローナの家の説得だ 


「パパンローナの家も一緒に引っ越したいんだけど 一緒に説得に行ってくれる?」


「いいぞ 殴ってでも一緒に行くように説得してやる」


「殴るのは止めて!!」


そしてローナの家に着いたらこちらも一発で 引っ越しが決まっていたらしい


「ローナの家も問題なし?」


「リーサの所も?」


2人は顔を見合わせて笑っていた 嬉しかったのだ 引っ越ししてくれるか心配だったので だが結局はみんな離れて暮らすのが寂しかったのである


「パパン ママンに相談してないけど良いの?」


「大丈夫だママも心配だって言ってたから一緒に暮らすのは問題ない」


「一応王都の新しい商業地区の1等地を買ってあるからそこに家と工房をを建てよう?」


「1等地なんて高かっただろうに?大丈夫なのか?」


「えっとねここ1ヶ月くらいで 私に神の啓示があって私今王都で神の巫女やってるの それでお金はどんどん入ってくるから心配しなくて大丈夫だよ」


「リーサお前本当に学校に行ってるのか?神の啓示って何だ?何が起こったんだ?」


「信じられないかも知れないけど 神様から神の巫女になって神の代行者になれってお告げがあったの」


「何言ってるんだ?」


「信じられない?試しに街の病院に行こうか?」


そして病院に着いたら 病気の人とか怪我で手足を失った人とかを治していった 病院の関係者も何が起こったのか分からないという顔で困っていたが それは見えないふりをして パパンと病院を後にした


「これで少しは信じてくれた?」


「今のは光魔法じゃないのか?」


「光魔法じゃ無くなった手足は元に戻らないよ」


「じゃぁ本当に神の巫女になっちまったのか?」


「うん そうだよ あとは安産と子宝の神の力も使えるよ」


「分かった 自分の娘が知らない間に ドンドン知らない娘になってしまう前に移住しよう」


「分かってもらえて嬉しいよ でママンの許可はどうするの?ギルドは?」


「ママンはワシの言った事なら大抵賛成してくれる ギルドはリーサお前が後から召喚魔法で鳥でも出してそれに手紙でくくりつけておけばいいさ とにかく急いで引っ越しの準備だ」


「ママ 王都に引っ越しするぞ 準備をせい このままじゃリーサが知らない間に知らないリーサになってしまう」


「何言ってるのパパ リーサはリーサじゃない」


「それがいつの間にか神の啓示を受けて神の巫女になっとるらしい これ以上知らない間にリーサが変わらんうちに引っ越すのだ!!」


「引っ越すのは良いけど パパ言ってることが無茶苦茶よ?」


「リーサあなたは神の巫女になったの?」


「うん 神の巫女になって神様の力の代行をしているの」


「そう 分かったわ じゃぁパパがああなるのも少しわかったわ 早く引越ししましょう 自分の娘が知らない間に知らない子になっちゃう!!」


「あぁ ママンもパパンと一緒になってる 取りあえず 荷物はそのまま無限収納にしまうから荷造りはしなくていいよ」


そしてドンドン荷物をしまっていく 工房の荷物もしまった辺りで2人が正気に戻る もう家の中に荷物は無い あれ荷造りは?みたいなことを言っている 全部無限収納にしまったから大丈夫と言い 次はローナの家だから手伝ってと言って 誰もいなくなった家を後にする 


ああそうそう 家は誰も入れない様に結界で包んでおきました ローナの家に行くと荷造りを始めようとしていたのでそれを止めて 全部無限収納にしまっていく 工房まで全部の荷物をしまうとローナの家も結界で誰も入れないようにする ローナのうちも後からギルドに手紙を出すとの事なので このまま王都に向かう事にする 大型輸送ヘリを出して皆が乗り込むと王都に向かって飛んで行くのだった

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