ホーリードラゴンの里
みなさんにお願いです 出来たら 感想も書いてくれると嬉しいです そうすると 小説の紹介ページに乗ることができるんです そしたらブックマークも増えやすくなり 2話連続投稿もテンポよく出来ます 短くてもかまいません チョット読んで見て~くらいでかまわないので どうぞ感想を宜しくです
フィオナの1件も片付き 今は騎士団長の家で幸せに暮らしているそうだ このまま記憶が戻らなければいいなぁ そしていま私はローナに付き合ってこの前の狩りの続きをしている そうしたら 何故かドラゴンに囲まれた・・・・
「アリーナ 何とかして!!」
「んむ 今話しているところだ チョット待て」
「何故 我らが同法のホーリードラゴンの赤ん坊を連れまわしているのかと 他のホーリードラゴンが言っているぞ」
「分かりました 他のホーリードラゴンも人型になれるんですよね? 下で話をしましょう」
「わかった そう伝えよう」
そうして ヘリを下に卸すその時には下に居たモンスターは 全てローナによって倒されている 倒したモンスターを無限収納にしまい 降りて来たホーリードラゴン達に又囲まれて 詰問が始まる
「何ゆえ人族が我らが同胞の赤ん坊を連れまわしている?」
「ダンジョンで一人と言うか 卵が一つだけで置いて行かれていて 死にそうだったから助けたの!!!」
「そっそうか それは感謝する だがもう心配はいらない我らが 同胞を育てよう」
「何勝手な事言ってんの 龍聖はもう私の子供です!!!! 今まで何もしなかった奴らが 今更何言ってんの???? 龍聖と友達になってくれるって言うなら話は別だけど それ以外はお断りです!!!」
「私もママと離れるのは嫌」
「そんなことを言わずに 我らホーリードラゴンは人族に狙われやすい だから隠れて住んでいるのだ」
「あのね~ エンシェントドラゴンで貴方達の頭張ってる人が そばに居て 私は神の巫女でこれ以上安全な場所が他にある? それとも何?貴方達はアリーナの通達を聞いてないの? それともシカトしてるの?どっち?」
「そっそれは・・・・ 」
「はい おしまい!!! 友達なら受け入れますそれ以外は受け付けません!!!!」
「では 友達で!! それなら宜しいでしょうか?」
「良いですけど 確かに狙われやすいのは分かっています 山奥の人が来ないところで私がいる前で遊びなさい 私には探索って能力があります これは人でもモンスターでも見分けて 探し出す能力ですそれで安全だと分かった場所で遊びなさい 良いですね!!!」
「はい!!!わかりました!!!!」
「呼び出しはアリーナにやって貰います それまでは隠里で待機です なるべく年若い子を連れてくるように!!!」
「はい!! それと龍聖は私の魔力で育ってます もしかしたら他の子に怪我をさせる可能性があることを肝に銘じなさい」
「さすがにそれは大丈夫かと・・・・さすがに人の子に育てられたのなら 何の訓練も出来ませんし」
私はエンシェントドラゴンのアリーナより 更に大きいドラゴンに変化して暴れまわった
「この私が育てました 何か文句のある奴は今すぐ前に出てきて 私と戦いなさい」
「分かりました 神の巫女は普通の子ではないという事が さすがに我らでもかないません」
「宜しい!!では 龍聖に謝って解散」
「ごめんな龍聖ちゃん 今度はうちの息子を連れてくるから 一緒に遊んでやってくれ」
「はい こちらこそ 宜しくお願いします」
「龍聖ちゃんは良い子だね」
「当たり前でしょ 私が育ててるんだから!!」
そして変化を解く さすがにローナもびっくりしていた 変化出来る事は教えていなかったからだ だが緊急事態って事で勘弁してほしい 何気にアリーナも自分より大きくなられるとは思わなかったのだろう 少し引いている そしてホーリードラゴン達は帰って行った
「ごめんねローナには変化の術の事教えてなかったね びっくりした?」
「そりゃあビックリしたけどリーサにとっては 今更って感じかな?」
「我はさすがにビックリしたぞ 我より大きいドラゴンなぞそうそうおらんからの」
「ママが皆をビックリさせてごめんなさい 全部私の為なんです 許してください」
「大丈夫よ龍聖ちゃん さっきも言ったけどリーサは今更だから」
「そうじゃな 多少はビックリしたが 巫女殿は今更じゃの」
「二人の評価が何か痛い・・・」
「しょうがないじゃない いつも突飛も無い事しでかすんだから?」
「ひっ否定できない」
そして その日は寮に帰り また明日森の奥の方に行く事になった アリーナが連絡を取ってくれて 今日会った山のさらに奥の方で 待ち合せる事にした 時間は授業の終わった午後からだ
翌日 ローナは怖いから止めとくと言う事で 私達だけで待ち合わせの場所に行った さすがにこの姿のままだと舐められるから ドラゴンで大きいサイズに変化だ 勿論ヘリはしまった 勿論サーチは万全だここ数十キロに人の姿は無い そしてサーチに大小様々なものが引っかかってきた 段々と近づいてくるが その数が半端じゃない 里ごと遊びに来た感じだ
そして目に見える範囲に入ってくると 皆が一様に怪我をしている どうしたのか分けを聞くと 冒険者が襲ってきて龍の被害は怪我で済んだものの里の宝は持ち出せなかったらしい それを聞いて今すぐに里に行くぞと言うと 付いてくるものは少ない この場所はアリーナと龍聖に任せて
冒険者の頭の中の記憶の改変と 里全部を燃やし尽くしてくることと宝の奪還だ さあ急ぐぞと 言ったもののドラゴンの姿ではスピードが出ない 付いてくる者達を人型にしオスプレイを練成する 転生する前に見ておいて良かった オスプレイの最高速度は時速565キロだドラゴン形態で飛ぶより断然早い
今は一刻を争う 里が襲われたという事はもうその里は放棄するしかない 冒険者は殺すわけにもいかないので記憶の改変だ そして何より里から盗まれた宝物の奪還だ
「急ぐぞ早く乗れ そして私に里の場所を教えろ 誰か偉いやつ私の横に座れ」
「急いで乗り込んでくるドラゴン達 勿論人型だが 付いてくると言ったものが全員乗ったのを確認して 急いで離陸する 確かに操縦が難しいがそこは風魔法で補うそして 最高速度565キロで飛び去って行く 皆が早さに驚く そしてすぐに里が見えてきた
冒険者たちはまだ里をウロウロしている 冒険者全員を結界に閉じ込めていく そして記憶の改変を行う此処暫くの記憶を無くしてもらう まぁ里も無くなるのだからそこまでやる必要もない気がするが 一応だ そして冒険者達が記憶が無くなってボーっとしている間に全員からお宝を取り返す まだ見つかって無いお宝も全て無限収納にしまっていく
そして冒険者を結界事遠くに投げ飛ばす まぁ怪我はしても死にはしないだろう そして最後に里を焼き払う事をリーダー格の者に伝える そろそろ 結界を解除するか 窒息死したら何のために生かしたか分からない
リーダー格の男は苦悶の表情で里を焼き払う事を決断する このまま里に住んでも情報が流れたままだと また里が襲われるからだ 燃やす前に持ちだせるものは全て無限収納にしまう
そしてサラマンダーを呼んで里を焼き尽くしてもらう 跡形も無くだ最後にサラマンダーに火の魔力石を大量に渡すと喜んで帰って行った これで次の落ち着き場所を探さないといけないが それはアリーナが良い案を出してくれるだろう
オスプレイは操縦が難しかったので帰りは大型輸送ヘリだ その中を見たドラゴン達はキラキラとした内装に感激していた やはりドラゴンは光物に弱いらしい
里の仲間のもとに着くとみんな無時だった事を喜び合っていた そしてアリーナに里は焼き払って来たと伝え 次の安住の地の候補を探してもらう 龍種に声を掛け何処か良い場所が無いか聞いているようだ そしてファイヤードラゴンの生息地の近くに湖がある穏やかな土地があると言う
ホーリードラゴン達はそこを次の安住の地に決め 移動を開始していくそれに私達も付いて行く 着いてみると確かに人里からはかなり離れていて 住みやすそうな場所だった
そこに私がさっき灰にした里を練成していく 勿論地形が違うので全部がそのままと言うわけにはいかないが それでもすぐに住む場所が出来るのが嬉しかったのか かなりのドラゴンに感謝された そして冒険者から奪還したお宝などを出していく どれが誰の物かは分からないので皆にあさって貰った そしてそんな事をしているうちに龍聖はお友達ができたようだ
同じくらいの年の子も お兄ちゃんもお姉ちゃんも 色んな年の子が龍聖に興味を持ってくれている
「お前のママ神様の巫女なんだって?」
「うん そうだよ」
「さっきの家作ってくれたのも神様の力か?」
「違うよ あれはママの力だよ ママは何でも作れちゃうんだ」
「すげーなー龍聖のママ 何でも作れちゃうのか~」
「そうだよ~ママは凄いんだよ~私はまだまだだけど」
「それはそうだよ 私達はまだ小さいもん」
「それはそうだけど ママも人族の中では小さいんだけどな」
「でも あれだけ出来たら 小さくても関係ないよ~凄いもん」
「家がぱぱぱぱぱぱ~って出来ちゃったんだぜ」
と そんな会話をしている 家も出来た事だし 明日も学校だからそろそろ帰りたいんだけど 折角できた友達だしなぁ 今日はここに泊っていくかなぁ 家をもう一軒建てるだけだしなぁ
「龍聖今日は誰かのうちにお泊りさせて貰う?」
「う~ん いいの?」
「お友達の家のドラゴンが良いって言ったらいいわよ? それともお友達皆で私が創る家に泊りに来る?」
「えっ 良いの?私龍聖のうちに泊りたい~」
「俺も俺も 龍聖の家に泊りたい」
「じゃぁ皆でうちに来る? ちゃんとお父さんとお母さんに許可を貰わなきゃダメだよ?」
「アリーナ一応念の為に子供達がうちに泊まる事 みんなのお父さんとお母さんに連絡して」
「じゃぁ気合入れて大きなお家を建てますか」
そして大きな家と大きなベッドを作って 皆で寝れるようにした みんなこんなの初めて~っと言ってはしゃいでいた そうそう 寝る前に私特製の魔力入りご飯も食べて中々に好評でした
「龍聖いつもあんな美味しい魔力食べてるの?」
「うん そうだよ」
「うちなんかと全然違うな」
「あんな魔力食べてたら それだけで強くなりそうだな」
子供達はそんな会話を夜遅くまでしながら寝ていくのでした