オークに捕らわれていた少女
皆さんこんにちは 活動報告にも書きましたが 総合評価が294ポイントと あと少しで300になります 300ポイントになったら2話投稿しますので ブックマークや 評価の程 宜しくお願いします
翌日学校が終わってたから ローナとモンスター狩りに行く事になった ローナは久しぶりの(実験)といっていた(実戦)じゃないんだと思いつつ サーチで獲物を探した
暫くするとオークの集団がいた オークは人型に近いおかげで光魔法の改変が行いやすい 更にオークキングもいるこれは冒険者ギルドが喜ぶ案件だ 私がヘリを運転しつつ ローナは光魔法の改変を行っていく 光魔法の改変を行われたオークは全ての関節を外され首を折られて 絶命する
それを全てのオークに行っていく オークも必死に岩とかを投げてくるが届かない それだけローナの魔法が遠くからでも届くという事だ そしてオークキングが残った キングは逃げようともせず こちらに攻撃をしてくる まぁ届かないが そしてローナの魔法が決まった オークキングも倒したのだ ローナにこれで満足かと聞くとまだまだ足りないと言われてしまった
私はサーチで辺りを確認してからヘリを降ろし オークを無限収納にしまっていく そして オークの巣の奥に人がいないか確認する すると中に1人の少女が捕らわれていた 少女と言っても私よりは年上なんだが 少女は光魔法で確認しても乱暴された様子もなく 無事だったので声を掛ける
「大丈夫?この近くの村の人?」
「わからない 目隠しされて連れてこられたから」
「そうか 取りあえず ここから出ようか?」
「うん わかった」
「ローナ 中にこの子がいたから 今日はこれ以上狩りは出来ないや」
「そっか~ しょうがないね 王都の騎士団に連れて行く?」
「そだね~ そこくらいしか思い当たる場所が無いや」
「あなた 名前は? 私はローナ こっちはリーサよ」
「名前・・・思い出せない・・・・」
「そっか ごめんね嫌な事聞いて チョットおでこ触っていい?」
「いいよ さわっても」
「触るね ・・・・そっか~分かった龍聖ちゃんアリーナさんチョットその子をお願いします リーサきて」
「あの子 何があったのか分からないけど記憶が無くなってる 記憶を探ろうとしたけど真っ暗だった」
「そっかぁ 何か嫌な事に巻き込まれて 記憶が無くなっちゃったかなぁ?」
「多分そうだと思う 騎士団に連れて行ってもどうしようもないと思うよ」
「かと言って 騎士団以外に頼りになる預け場所が見つからないよ」
「そだね~ じゃぁ一旦騎士団に連れて行ってその後のことは 騎士団の人と相談しますか?」
「だね じゃぁそれで決定で ヘリも大型輸送ヘリに変えるから ローナ後ろでアリーナや龍聖と一緒に見ていてあげて」
「わかった 飲み物とかも適当に上げて良いでしょ?」
「あぁ 冷蔵庫に入ってる飲み物適当にあげていいよ」
「じゃぁ龍聖ちゃんの所に戻ろう」
「うん」
「龍聖 アリーナ お待たせ」
「のう リーサ殿 この娘記憶が・・うがが」
「アリーナそれは 分かってるから 治し方知ってるなら教えて」
「我なら 治せるが それが良い記憶とも限らんぞ」
「取りあえず 王都に行こう それから 騎士団の所で決めよう」
「ここで時間かけてても危ないし またモンスターとかシャレにならない じゃぁヘリをしまって 大型輸送ヘリにするね」
「そうしよう じゃぁお嬢さんはこっちで皆と一緒に居ましょう」
「そうだ お腹空いてない?」
「お腹空いたし 喉も乾いたかも」
「そっか じゃぁこれ食べてて 飲み物は後ろにあるから」
無限収納から簡単に食べれるものを出す 無限収納にはまだ1000人前くらいの食事が入ってる 無限収納の中は時間が止まってくれるので使い勝手が良い
「じゃぁ動くよぉ 気を付けてねぇ」
「チョット空に浮かぶけど大丈夫だからね ってその食べっぷりなら心配ないか よっぽどお腹空いてたのね 飲み物はここに置くわね 倒れるとこぼれるから このストローって言う細いところを吸ってね」
暫くすると騎士団の詰め所が見えてきた 騎士団長がいれば良いんだけど
そして 騎士団の詰め所前に大型輸送ヘリを降ろす そしてリーサだけ降りていく
「こんにちは 騎士団長居ますか?」
「いますよリーサさん ちょっと待って下さいね~」
「騎士団長 愛しのリーサさんが来ましたよ~」
「いとしのって・・・」
「おぉリーサ殿 このバカが変な事を言ったが気にせんでくれ」
「愛しいんですか?」
「いや・・・・愛しいか愛しくないかと聞かれれば愛しいかな?」
「私も騎士団長好きですよ 頼りがいがあるし 男前だし って事でご相談何ですが」
「なっ何ですかな?」
「さっき仲間と一緒にオークの巣を殲滅したんですが 中に記憶を失った少女がいまして 記憶を戻す事は可能なんですが 良い記憶かどうかは分からなかったので ここで頼りがいのある騎士団長に相談しようと」
「そう言う事ですか フム 困りましたな オークに攫われたとなると 決して良い記憶では無い可能性が高い かと言って名前も分からないままだと困るし っという事ですな?」
「そうです それに記憶を戻した途端暴れだす可能性もあったので 男手のある騎士団に連れてきました ちなみに記憶をまた消す事は 私が出来ます皆さんが彼女を抑えてくれればですが」
「では 連れてきてもらえますかな? おい何人か呼んできて周りを固めろ」
「ローナ話付けて来たから 行くよ」
「大丈夫だよ 男の人いっぱいいるけど騎士団の人だから皆が守ってくれるよ」
「わかった 行ってみる」
「アリーナと龍聖もきて」
「騎士団長 連れてきました」
「あぁわかった ここに座ってくれ」
「じゃぁアリーナ宜しく」
「分かった 良いか少し頭に触るぞ」
「うん大丈夫だよ」
そしてアリーナが少女の記憶を戻す すると泣き叫ぶ少女そして暴れだした 騎士団員が抑え込む そしてローナが記憶を見て見るすると 少女の両親がモンスターに襲われているところだったらしい 私が記憶の改変でまた記憶を消す すると大人しくなる少女 このままでは困るのでフィオナと名づけ記憶の改変をする そうなると何処でこの子を預かるかって事なんだけど 王様に話して神の巫女として雇ってもらうかなぁ まぁこの子の年齢なら乙女でしょう だいたい12~13歳くらいだしギリギリ巫女の仕事もこなせるでしょう?
「騎士団長 フィオナ何ですが神の巫女として 教団で保護して貰った方が良くないですかね?」
「そうだな 王様の許可がいるが それが一番いいかもしれんな」
「じゃぁフィオナ 今から王様に会いに行くよ」
「えええええ 王様なんて恐れ多くて会えません」
その辺の記憶は残ってるんだな? 一回記憶を戻して両親の記憶を消しただけだからかな そのうちどうして自分に両親がいないかの 記憶の操作もしないとな・・・
「大丈夫大丈夫 私なんか毎日のように会ってるよ 気さくな良い人だから 会ってみて」
「私なんかが会いに行っても 大丈夫なんでしょうか?」
「大丈夫よリーサは王様と仲がいいから フィオナが一緒に行っても問題ないわ 私も付いて行ってあげるから心配しないで」
「じゃぁ皆で行きますか 騎士団長は今日は忙しいですか?」
「忙しい事は忙しいが 今回は問題が問題なだけについて行こう 男手があった方が 良い時があるかもしれないしな」
「それは 私が愛おしいからですか?」
「こら 大人をからかうものじゃない」
「はぁいw」
「リーサそんな事より行くよ」
「そうだね ごめんごめん」
騎士団の詰め所から王様の所まではそんなに距離が無いのでヘリはしまっていきます 王様の所に向かうまでもずっと辺りをキョロキョロしていたフィオナですが いざ王様のいる部屋の前に来たら緊張からか泣きそうです ローナが説得しているうちに騎士団長が王様に事情の説明です先に部屋に入って行きました そして事情の説明が終わりフィオナが中に呼ばれます フィオナはローナの手をしっかりと握っています そして皆で中に入っていきます
「王様こちらがフィオナです 神の巫女にどうかと思い連れてまいりました」
「うむ 確かに乙女ではあるな だが記憶のむががが」
王様の口を急いでふさぐ そして小さい声で記憶は私が改ざんしました 今は両親の記憶が無いだけですと王様に伝える 王様は小さくそうかとうなずく そしてそれであれば問題ないと言ってくれた でも他の人たちが決まっていない 一人で神殿に行かせるわけにはいかないし 寮ももう人がいっぱいだし 行く場所が無い
「王様 フィオナの行き先が決まるまで うちで預かるわけにはいきませんか?」
騎士団長がそう言ってくれた 騎士団長の家なら安心だ ちゃんと奥さんもいるし問題があるとすれば 私と同じくらいの子が死んでしまった 後だという事だ 奥さんがフィオナに依存してしまうのではないかということくらいだ
まぁフィオナにとってその方が良いのであれば 記憶の改ざんで騎士団長と奥さんを本当の親にすることも可能だ 我ながら恐ろしい魔法だが・・・ 使い方さえ間違えなければ これほどタイムリーな魔法も無いはずだ
「構わんが お前の所は確か娘が病で・・・ 大丈夫か?」
「大丈夫です 私も妻もその事はもう乗り切っております ですので行く当てのないフィオナをうちで・・・」
「わかった 神の巫女が決まるまでか それ以外の結果が出るかはわからんが それまでは騎士団長の家に居る事にしなさい」
そうして 私は騎士団長に耳打ちする もし本当のお子さんにされるときは記憶の改ざんをしますので 一声かけて下さいと
そうしてフィオナの行き先が決まった 騎士団長は一足先に家に帰って奥さんに状況の説明をするそうだ 私達は後から ゆっくりと他の団員に連れられて騎士団長の家に行く事にする
王城の他の部屋を借りて時間を潰していたが そろそろ良いだろう 騎士団の人たちと騎士団長の家に行く事にしよう 騎士団長の家に行くと奥さんと二人で笑顔でフィオナを迎えてくれた ローナが今日からここで暫く御厄介になるのよと言うと お世話になりますと言っていた 奥さんはえがおで迎え入れていた
この世界の良いところは写真が無い事だ 写真が無いからフィオナがきても部屋に亡くなった娘さんの写真とかは無いから 本当に娘にする場合も問題なく受け入れられる とにかくフィオナの行き先が決まって良かった そして騎士団長は今日は休むと言って 他の団員たちに今日は任せたと言って本当に休んだ そうして賑やかなまま一日が終わって行くのだった