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商人ギルドSランク

装甲車が売れて 王様に1台装甲車をプレゼントして 私が大公になって・・・・・・・・・・・・・・・


何であんな勢いに任せた事しちゃったんだろう 王様にありがとうございました 大公の爵位は返上しますって言ったら 「これからもこの国を見守って下さい神の巫女よ」 と言って返上させてくれなかった 最初からそのつもりだったんだ だから嬉しそうだったんだ・・・・ 


王様にはめられに行ったようなものだよ あの侯爵のせいでこんな事に まぁ娘さんの為に車造りに来たんだし 許してあげよう 


そして2週間があっという間に過ぎ ギルドへの次の納期だ ヤバイ準備しなきゃ 剣を300本ずつ 収納ボックス600個その他もろもろ もう慣れて来たから早くなったけどそれでも魔力は持って行かれる 特に収納ボックス これが厄介だ 魔力をかなり持って行かれるそれでも 魔剣を聖剣に変えるほうが大変なんだけど でも1日あれば全部作れる いや頑張れば半日でも行けるか? まぁ無理してもしょうがない


そして作り終えたものをギルドに納品しに行くまずは 鍛冶師ギルドだ 受付嬢にいつもの納品に来ました~って言ったら リーサさんそろそろギルドカードの更新して下さいって言われてしまった そう言えば1回もしたことなかった 


ギルドカードを無限収納から出し受付嬢に渡す そうするとランクCとなっている 間違ってない?と確認すると あってますよと言われた それだけ剣が売れてるんです 冒険者だけでなく商人も買っていって他の街で売ってますからね 有名なんですよ? との事だ


そうだったのか 知らぬは本人ばかりなりって事か まぁ毎週300本ずつ納品してるんだから売れてるわな 両方とも属性魔法が使える人に人気だそうだ まぁ売れるのは良い事だ 換金して鍛冶師ギルドを後にする 次は商人ギルドだ ついでだから商人ギルドでもランクの更新をしようこっちも初めてだ


商人ギルドに装甲車で乗り付けると また並んでる人たちがいる 噂が噂を呼んでいるらしい 車から皆が下りると 中からギルド長が例のごとく走ってくる 


「待ってましたリーサさん」


「はい 今回も600個持ってきましたよ」


「本当ですか?実は整理券を配っても 300個じゃさばき切れなくなってきたんです」


「それは 困りましたね また数を増やす様ですか?」


「いや 今のところ毎週600個収めて貰えれば問題なく行けます」


「他の商品も抱き合わせで売って下さいね?」


「わかってますよ それもしていますから 安心してください」


「そうそう今日はギルドカードの更新をしたくて来たのもあるんです」


「そう言えばリーサさんがギルドカードの更新をしていないって受付嬢が言ってましたね」


「商品を裏に置いたら更新してもらえますか?」


「勿論いいですよ」


「じゃぁいつもの所に置きますね?」


「お願いします」


「じゃぁ更新お願いできますか?」


「きっと驚きますよ ギルドカードを下さい」


無限収納からギルドカードを出してギルド長に渡す


「はい 確かに 本当に更新してないんですね・・・」


「はははははは 面目ない」


「更新終了 はいどうぞw」


「えっこれ間違いじゃないんですか?」


「間違ってないですよ?」


「Sランクってなってますよ」


「そりゃ そうですよ 見た事もない商品の数々 そして極めつけは収納ボックスです あれが決め手ですね」


「そうですか商人ギルドのSランクって どんな特典があるんですか?」


「世界中どこでも通常のギルドの買い取り価格が7割になります それだけ良い商品を卸てるって事ですね そして世界中どこの都市にもギルドカードを見せれば入ることができます 更に旅の商人として店を出す時の場所代も無料になります」


「世界中どこの都市にも入れるのは良いですね」


「そうですね 都市に入る際の税金も取られませんし 露店で商品を販売していても税金は取られません」


「意外に良い特典ですね」


「商人にとっては最高の特典ですね」


「それにしてもギルドの買い取り価格が7割になるって事は最初からSランクになるって 分かっててその金額にしたって事かしら」


「そっそんなことは無いですよ」


「もう1割上げてくれないと他の都市で商品卸しますよ? 私には空飛ぶ移動手段があるの知ってますよね?」


「わかりました 8割で買い取りしましょう」


「勿論今までの分もね」


「うっはっはいそのようにさせていただきます」


「じゃぁ今日の分と前回までの差額を下さいな」


「分かりました今ご用意します」


「用意された金額をコインカウンターに入れて確認していく 前回までの差額も併せてちゃんとありますね」


「リーサ様?その魔道具は何ですか?」


「あぁコインカウンターと言ってお金の種類を自動的に判別して数を数える魔道具ですよ」


「リーサ様それも今後売って頂けませんか?」


「別に良いですけどどうしました?」


「どうしました?って リーサ様そんな便利な道具があったらお金を1枚1枚かぞえる手間が省けるじゃないですか!!!」


「そう言えばそうですね 私にとっては当たり前の物だったので気づきませんでした」


「さすがSランクまで登られる方は違いますね 何気なく便利な発明をされている」


「ありがとうございます それでいくらで何個必要ですか?」


「金貨1枚で取りあえず100個ほど」


「わかりました 『イメージ魔法 練成』これで良いですか?」


「ありがとうございます 今日からここでも使います それに町の商店でも使い始める事でしょう」


「じゃぁコインカウンターは足りなくなったら 言って下さい すぐに練成しますから」


「それでは白金貨10枚です お納めください」


「はい ありがとうございます じゃぁ今日はこの辺で」


そして 今日も王城に行く 大公になったは良いが 何をすればいいのか 分からない それを今日は聞きに行くのだ 門の前に車を付け 王様に会い来たことを伝える すると最近この時間は神殿に居るそうだ 分かりましたと 車を降りて 3人で王様に会いに行く 王様に会いに神殿まで歩いていると 皆が頭を下げていく これは私が大公になったからか それとも神の巫女がバレたからか まぁどっちでも私の被害は変わらない 神の巫女はやり過ぎた いや 大公もだけども・・・・ 神殿が見えてきた


「王様」


「おぅ これはリーサ殿 今日はどうなされた?」


「いや 大公になったのは良いけど 何をすればいいのかな~?って」


「大公の領地経営は王都でやりますので 大公は何も手を煩わせなくても良いですよ 税金だけ受け取って下さい」


「いや それはさすがに 悪い気が・・・ 領地は何処なんですか?」


「王都の南にある畑です 領地一区画の税収は低いですが面積が広いですから そこそこの税金が入ってきますよ」


「う~ん 何もしないで 税金だけ貰うのも悪いですし 領地を見に行ってみたいのですが」


「良いですよ 今から行きますか?」


「はい 行きましょう ヘリを出しますね」


「分かりました 大臣も一緒に行きましょう 私より詳しいですから」


「はぃ では騎士の方も何名か来るんですよね?」


「そうですね 一応私も王様なので」


「ですよね じゃぁ大型ヘリを出しますね」


「それでは 門の前に行きますか」


門の前に行き大型輸送ヘリを出す そして大臣に操縦席の横に乗ってもらい 場所を指示してもらう 場所はそんなに遠くなかったが 確かに広い土地だ これを人の手で管理するのは大変だろう 指示された場所にヘリを降ろして 大臣から話を聞いていく


「大公の領地はここから見える範囲全部で御座います」


「ここから見える範囲全部なのは良いですが 全部人の手でやるのですか? 魔法を使ったりは?」


「魔法を使ったりはしませんね むしろ魔法を使える者がいないので 畑で働いていると言いう事です」


「そうなんですか?」


「効率が悪いように思われるかもしれませんが そうしないと職にあぶれてしまうのです」


「そうですか 耕したり 刈り取ったりも全部手作業って事ですよね?」


「そうです」


「魔力石は 私が提供しますので 魔道具を作っても良いですか? それで手の空いた方は別の作業をしてもらうって事で」


「勿論でございます ここはリーサ殿の領地なのですから それでは稲刈り機と麦の種まき機を作りましょう ここの管理をしている方は?」


「今呼んでまいりましょう」


暫くして一人のおじ様がきた 身なりも農夫と言う感じで 親近感がわく 偉そうな人じゃなくて良かった」


「こんにちは 私はリーサと申します 大公をやっております まぁこの土地の領主です」


「これはこれは 私はサンディーと申します 今日はどのようなご用件でこのようなところに おいで下さったのですか?」


「農作業を少しでも楽にするために 魔道具を作ろうかと思いまして 宜しいですか?」


「勿論でございます それでは稲刈り機をまずは作りましょう 『イメージ魔法 練成』これです」


10台のコンバインを作ったこれは稲を刈り 籾の脱穀までしてくれるものだ 


「これは稲刈り機です 使い方は簡単です このハンドルを回して行きたい方向に行くだけで 稲を刈って籾の脱穀もします 試しにもう収穫時期の来たところを刈って良いですか?」


「どうぞどうぞ」


「運転の仕方を見せるのでちょっと狭いですけど横に立って下さい 落ちない様にここに掴まって下さい では行きます まず 足でアクセルと言うところを踏みます そうすると前に進みます ここをバックにすると後ろに下がります そして稲の刈りたいところまで来たら ここのスイッチを押してください そうするとこのように稲刈りと脱穀までしてくれます」


「おおおお これは早い しかも脱穀まで 脱穀した籾はタンクに溜まりますので 満タンになったら稲刈り機を籾の出したいところに持って行き すべて出します そうしたらまた元の場所に戻って稲刈りです その繰り返しです 念の為図解入りの説明書も付けておきます」


「次は種まきですが これはこのタンクに種を入れ種を撒きたいところを走って下さい 最大で6列まで種まきが出来ます 今は種まきの時期ではないので 説明書を読んで勉強しておいてください 次はトラクターですこれにロータリを付ける これは畑を耕します種まきの前にやって 畑の土を柔らかくして下さい これはさっきの稲を刈ったところで試しましょう 使い方はさっきの物とほとんど変わりません アクセルを踏んで前に進んで行くだけです 魔力石は毎年私が供給に来ますので それを使って下さい」


「ありがとうございます これを見る限り かなり効率が上がりそうです」


そして全部の魔道具を10台ずつ練成しておく 更に魔力石も1年分置いていく 


「これでかなりの人を他の作業に回せるはずです ちなみに水はどうしてますか」


「川から汲んできて手で撒いております」


「分かりました 水路を掘りましょう そしてポンプとスプリンクラーも作りましょう」


「川はどちらですか?」


「こっちです 領主様」


「そうしたらここから畑までの 水路を掘ります 『イメージ魔法 水路』これで畑までの水路が完成です あとは 水を吸い上げるポンプとそれを繋ぐホース にスプリンクラーを繋ぎます 今は稲刈りの時期ですから ここでお試しに水を出しますね ここのスイッチを押すと水が出ます回転しながら出るので 広範囲に水を撒けます これは20機用意しました 夏場等 水不足にならない様にこれを使って下さい 説明書はこれです」


「もし 分からない事があれば 王城に私宛の手紙を下さい それこそ飛んできます もし機械の使い方を間違って壊しても すぐに直しますから気にしないで連絡をよこしてください」


「これで少しは領主らしいことができましたかね?」


「勿論でございます 水路など私達では何日かかった事か・・・」


「こんなことをする領主は居ないだろうな」


「そうですね 王様」


「そんなものですか?別に効率を重視して 手の空いた人を他の作業に回そうとしただけですよ」


そうして 領地の見学と領地経営に口を出し 喜んでもらえるかは来年になってからだった

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