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神様の着替え

あれからグザイは私をマスターと認めて登録してくれた。エータも開放してマスター登録した。エータはシータの双子の姉だった、シータがマスターと認めているなら私も、と言ってマスターになれた。 


そして魔剣探しだ、街の武器屋、特に露店の武器屋を中心に魔剣が無いか確認していく。騎士団の人も最終日だけあって気合が入っている。ここで見つけなければ王都に魔剣が出回り、余計に仕事が増えるからだ。


あれだけおふれを出したのに未だに魔剣を売っているところがある。速攻で逮捕だ、そして魔剣は取り上げだ、そして露店の武器屋がアルファシリーズの魔剣を売っている 速攻で逮捕して 魔剣は取り上げ そして無限収納にしまう アルファによると名前は【プサイ】女の子だ 後から聖剣にしてあげなきゃ 


その他はみあたら無かった これで 魔剣騒ぎも終わりかと思っていた矢先 アルファが叫んだあっちで魔剣が暴れている 私は騎士を引き連れ走っていく そうすると魔剣を振り回し暴れている男がいた 魔剣を買ったは良いが魔剣に体を乗っ取られたのだろう  


更にアルファが叫ぶ【ロー!!!】アルファに聞く「あのこは弟妹?」『そうだ!』と叫ぶアルファ、それなら助けなければ。


『剣術魔法付与』『反応速度超過付与』『魔剣耐性』『魔剣屈服』『魔力回復量増加』『体力回復量増加』


これでよし、戦う準備は出来た。これにゼータを出すするとゼータが『俺じゃローに怪我させちまう他の奴に変えてくれ』とそれならばと 


ベータを出す、すると今度はベータが『ロー相手じゃ私が怪我しちゃうわアルファにして』と言われた。


っという事でアルファを出す。アルファは『俺ならば怪我もさせずに止められる』と意気込んでいる。流石お兄ちゃん。


そこにアリーナが私が戦いますと割って入ってきた。それを小さな声で「神様との約束で魔剣は私が戦わないといけないの」っと言うと、そう言う事であれば観戦させていただきますと。今度は観戦モードだ切り替え早いな。


私が剣術魔法を使って相手に近づいていく。相手は魔剣に操られているので若干動きが鈍い。その動きの鈍さをついて相手に一撃入れる。殺すわけにもいかないので、何とか剣をはじいて止められないかな? 


私の動きを見て、騎士団の人が驚いている。何だあの動きは・・・と本当に少女か?と。それを私は貴方達の騎士団長の動きですよぉと思いながら、相手の剣をさばいているが、剣をはじくのは無理っぽい、剣を握っている手だけは切り落とさないと無理のようだ。


そこからは早かった、アルファを一回本気で振るっただけで相手の右手を切り落とす。そして、ローナの真似して覚えた光魔法で手を腕につなぐ。まだ魔剣に乗っ取られたばかりだったので、廃人にはなっていない、光魔法で回復も掛けて意識を取り戻す。 


「何だ?何が起こったんだ?剣を装備したら意識が無くなって、あれ?俺の剣は?」


「あれは魔剣ですので没収です。あなたに剣を売った店を教えて下さい。店の店主を捕らえます、そしてあなたも魔剣の所持と魔剣を使って暴れた罪で逮捕します。知らなかったではすみません」


ローを無限収納に入れて、剣を売っていた店主のところに行く。そして逃げる準備をしていたところを何とか見つけ魔剣の売買で逮捕する。騎士団が魔剣の所持者と魔剣を売った店主を揃って連れて行く。 


もう店が閉まってしまい、これ以上の捜索は無理だ、今回の祭りは全然楽しめなかった・・・だがエータとグザイとプサイとローの、4本のアルファシリーズが手に入った。王様には200本近い聖剣が手に入ったのだからそれで清算させてもらおう。


寮に帰って、プサイとローを聖剣にし事情を説明してマスター契約を結ぶ。勿論説得はアルファだ。アルファの説得と皆との久しぶりの再会を祝うためにアルファシリーズを全部出す。会話はアルファ達の中でしてもらって部屋は静かなものだ。 


今までに14本のアルファシリーズを見つけた。あと残りは10本魔剣ではなく聖剣のままなのかどこかに封印されているのか 神様に聞いてみるか? 神様にはこちらからしか連絡がつかないのも問題だな どうにかしなくちゃ。 


天啓でも貰うようにするか?どうせ神の巫女なんだしそれ位あっても問題無いだろ。それにその方がアリーナも信用してくれる!そうだ天啓を貰うようにしよう、しかも仰々しく更に厳かに天啓を貰おう。その方が龍種も信用してくれるだろう、良し!そうと決まったら早く食事に行って神様と連絡を取ろう。やる事が決まったら。龍聖とローナとアリーナで食事に行こう

 

「皆食事に行かない?」


「そうだね~そんな時間だね~」


ローナはチョット眠そうだ。昼間いっぱい遊んだのだろう羨ましい・・・だが食事には行かなくては。 


「行こうよぉ」


「うぅ・・・わかったよ~」


それでも動こうとしないローナを頑張って引きずって行き、食堂に着いた。食堂ではおばちゃんが今日も頑張っている、おばちゃんに食券を渡し。食事を待つ、皆の分がきてテーブルに向かう、この頃にはローナも目覚めていて自分で食器を運ぶ。 


皆で食事をし、ローナにお祭りの事を聞いたり、私は大変だったとかくだらない話をしながら食事は終わり。部屋に戻るとき、ローナに先に行っててと言って外に向かう、外に出るとトラックを出して街からでて広い草原に行く、そこで対のオーブを出し神様を呼ぶと神様は今日は着替えていなかった。


「何で着替えていないんですか?全国のファンが泣いてますよ。着替えのシーンを見て、神様に声を掛け『ひゃあ』ってこのセリフを聞くのを楽しみにしているファンもいるんですよ?どうするんですか?」


『そうなんですか?今から着替えましょうか』


「もう遅いですよ、いいです。今日の要件は神様から用があるときは私に天啓を下さい。厳かに仰々しくお願いします。王様の前とかだとなお良いですね。そしてアルファシリーズはどうなっていますか?」


『アルファシリーズは見つかっていません』


「本当に探してますか?私14本見つけましたよ?」


『なんでそんなに見つけてるんですか?』


「必死に頑張ってますから、お祭りも行かないで探してますから」


『お祭りくらい行っても良いと思いますよ?」


「お祭りに行かなかったから4本見つけたんですけどね。宜しくお願いしますよちゃんと探してください」


『はい。分かりました。着替えの回数を減らして頑張ります』


「着替えの回数はむしろ増やしてください。連絡とった時に着替えてないと寂しいので」


『そんなものですか?』


「そんなものです。では王様の前での天啓待ってますよぉ。私が宙に浮いて、神様の声を伝える感じが良いです」


『分かりました。努力します』


「リーサよ、天啓とはそんなに簡単に貰えるものではないと思うのだが・・・・・」


「大丈夫ですよ。神様と私は仲良しですから。むしろ天啓くれなかったらこの世界で暴れまくって破壊神になってやります」


「お主本当に神の巫女か?」 


「神の巫女だから破壊神にもなれちゃうんですよ?大人しく神様の言う事だけ聞いていろと?」


「そうは言わんが、民の為に成る事をするのが神の巫女だろうに」


「それは神様との連絡の上で成り立っているのですよ。アリーナさんはチョット神様との仲を見すぎですね。記憶を操作しましょうか?」


「いやいや、勘弁してください」


「いやだなぁ。冗談ですよぉ」 


「リーサが言うと冗談に聞こえんから怖い」


「そうですかぁ?そう聞こえるのならそうかもしれませんねぇ」


「だから怖いというのに」


「まぁ、そんな冗談はさておき。そろそろ戻りましょうか?街の門が閉まってしまいます」


「そうだな、まぁ最悪空から入れば問題ないがの?」


「まぁ入れますけど、出入国の手続きの問題がありますから。あまり騎士の人たちを混乱させない方が良いです」


そして無事に門をくぐり、ローナが寝る前に帰ってきた。あぁまだお風呂に入ってないや!時間は大丈夫だけどローナは入ったみたいだし。アリーナさんと龍聖にお風呂に行くか聞いてみた、すると行くとの事だったので皆で行く準備をした。お風呂に行くとシフォンさんが一人で入っていた。悪い事をした、シフォンさんは一人で入るのが好きだからいつも時間をずらして入っているのだ。それをこんな団体で・・・


「シフォンさんすみません、せっかく一人で入っていたのに」


「なぁに、私だけの風呂じゃ無いからしょうがないさ、たまには大人数で入るのも悪くないさ」


「ありがとうございます。それでは皆入りましょう」


「シフォンさん、最近毛の調子はいかがですか?」


「あぁ最高だよ!だけどそろそろ中身が無くなってきたから、次のを貰えるかい?」


「良いですよ、ここで会ったのも縁でしょう。今錬成しますよ『練成』さぁどうぞ」


「ありがとよ。これが無いともう耐えられない体になっちまった。卒業したらどうしよう」


「その時は王都で売ってますから。まとめ買いしてください」


「それか、私は年齢的に15歳までは学園に居るので学園に手紙でも書いて貰えれば送りますよ。でも私も休学して冒険者として旅をするときもあるので、王都で買うのが一番ですね。地元は遠いのですか?」 


「遠いね~ここから馬車で5日はかかる」


「それは遠いですね、さすがに王都まで買いに来る距離じゃないですね」 


「そうだな~」

  

「王都を出るときにまとめ買いしていくさ」


「なぁリーサよさっきから何の話をしておるのじゃ?」


「髪の毛をサラサラにするシャンプーとヘアマスクの話ですよ」


「何じゃそれは?ワシも使ってみたいぞ」


「あれ?今迄使ってなかったんですか?」


「使ってないぞ、教えても貰ってないしの」


「これとこれを使うんです。裏に説明を書くようにしたので読みながら使ってみて下さい」


「分かった、使ってみよう」


「まぁ 使ったら 忘れられなくなるよ」


「シフォンさんが収納ボックス持ちだったら。良かったんですけどねぇ」


「あぁ。そうだな」


「ああああ」


「なんだなんだ?」


「イメージ魔法と練成で収納ボックスを作って売れば儲かる!!!」


「おおおお。いいなそれ、出来たら買うぞ、そしてシャンプーとリンスとヘアマスクを大量に入れるぞ」


「ワシも買うぞ、このシャンプーとヘアマスクと言うのは中々良いではないか!!」


「いやいや、アリーナさんは私の護衛をしてくれるんですよね?それならただであげますよ?」


「そうか?それなら買う必要もないな」


そうして収納ボックスの開発が始まるのであったが、これがなかなか難しかった。本人認証や、鍵や、収納ボックスから。しまったものが取り出せないなど難航を極めるのだった。


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