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邪神教(3)

神様からの指示で、ドロアスダ教に乗り込む事になったSクラスの仲間達、みんな自分の家族や友人を守るために、諸悪の根源となりうるドロアスダ教を潰すことに、そして信者がいなくなり力の無くなったドロアスダ神を封印する為、リーサが鍛えし聖剣を渡され、本来なら自分の力で戦わなくてはいけないんだろうがそこは流石に大人と子供、それに圧倒的な数の差もある。リーサはベルッドからの指示は無かったが、みんなを守るために剣術魔法をかけてドロアスダ教の支部から潰しに行くのだった。


「アジト近くの森に着きました、ここから歩きで支部の出入り口が何か所あるかとか、門番が何人いるかとか調べていきましょう。今回はサーチは使いません、ですので中にどれくらいの信者がいるのかも見当が付きません、流石に普段剣を使わない人たちもいたので剣術魔法だけは使いましたが、今回のドロアスダ教壊滅作戦の経験を生かして、少しでも剣になれておいてください、今は剣ですが最低でも護身用のナイフの扱いくらいは出来るようになりましょうね。特にローナとナムサンさんと私は魔法がメインだから少しでも剣になれましょう。ベルウッドさんとエリーゼさんは基本弓使いだけど、洞窟の中とかでは厳しいのでナイフの使い方くらいは覚えられるようになりましょうね」


「それなら最初からナイフの方が良いんじゃないか?」


「ナイフだと敵の剣を受けた時に、衝撃でナイフを落としてしまう可能性があったので今回は剣にしました」


「そうか、剣術魔法で戦い方や相手の剣のいなし方何かはどうにか出来ても、握力はどうしようもないのか・・・」


「それも本来、私のイメージ魔法で何とかなるんですけど、今回は軽くて丈夫な両手剣にしたので、握力も普段の授業で鍛えた力があれば使えるはずです」


「悪いな、わざわざ軽くて丈夫な聖剣何か作らせてしまって」


「いえいえ、これも修行のうちですからナムサンさん」


「リーサ!」


「どうしましたシフォンさん?」


「この先で血の匂いがする、邪神教のアジトが近そうだぞ静かに行こう」


(わかりました、他に何かわかったら教えて下さい)


(任せときな!)


(お願いします)


(リーサあそこに見える洞窟が入り口だ、一番匂いが濃く出てる、その他にも風に乗って複数の場所から匂いがするから、空気口か出入り口があるね)


(そこを先に潰した方が良いですか?)


(駄目だね明り取りも兼ねてるだろうから、そこを塞ぐと中の信者にばれるよ)


(じゃぁどうしますか?)


(入り口から一気に攻め込んで制圧するしかないだろうね、信者を逃がさないように洞窟の上にローナとジョンが待機しておくれ。そしてもし逃げ出すようなのがいたら、ローナの光魔法の改変で動けなくしてから殺しておくれ)


(シフォンさん、私が光魔法の改変を使えるの知っていたんですか?)


(やっぱり使えたかい、王都全体に光魔法が使えるようなローナが、リーサから技の使い方を聞かない訳が無いと思っていたよ)



(あっ、シフォンさんそれは違いますよ、光魔法の改変の開発者はローナです。逆に私がやり方を聞いたんです)


(そうだったのかい?リーサが使いこなしていたからてっきり逆だと思っていたよ・・・)


(私があんなえげつない技開発する訳ないじゃないですか)


(何リーサ?私に喧嘩売ってるの?)


(いえいえそんな訳ないじゃないですか・・・・ローナさん、だから魔法の詠唱やめて!)


(何よ、リーサが分かりやすいように詠唱してあげただけじゃない、本気でやる訳ないでしょ。本気でやるんだったら無詠唱でスグに技を決めてるわよ)


(シフォンさんローナが虐めるよう・・・・)


(ほらほら、遊んでないでとっとと持ち場に付きな)


((は~い))


ジョンさんとローナが持ち場についたのが見えると、手を振って突入の合図をする、そして入り口の二人をシフォンさんがネコ科の動物らしく足音も立てないで始末した。シフォンさんは躊躇なく相手を殺せた、それはそうだシフォンさんはさっきから血の匂いを嗅ぎ、ドロアスダ教の信者がまともな奴らじゃないことを知っているからだ、入り口を制圧したらシフォンさんがみんなを手の合図で呼ぶ。それを確認するとみんなも意を決して入り口に向かって動き出す、入り口近くに行くと鼻に纏わりつくように血の匂いがしてくる、それに一瞬吐き気をもよおすがそれをこらえてみんなで中に入って行く、中は異様な程静かで洞窟独特の湿っぽさがある。そこにさっきのむせかえるような血の匂いだ、たまったものではない、早くここから立ち去りたいが先程入り口を守っていた二人以外信者を見かけない、もしかして今はここは使われていないのかと思った時。洞窟の奥の方から怪しげな呪文のようなものが聞こえてくる、更には「やめてー」っと女性の叫び声も聞こえてきた、みんな気付いたのか顔を見合わせると静かにうなずき、声のする方に走って行く。すると洞窟の中でも一番明るいと思われる場所に出た、そこでは今にも生贄にされそうな女性が祭壇の様な所に縛られている。


「させるか!!」


ナムサンさんが叫んだ瞬間、その場にいた30名近くの信者たちが一斉にこちらに振り返った。信者達は「何者だ」とか「邪魔はさせんぞ」とか「奴らも殺してしまえ」など叫んでいたが、私達は一切聞く耳を持たず、信者達に斬りかかって行く、剣術魔法をかけているお陰で襲い掛かってくる信者達を次々と倒していく、その切り結ぶ音が聞こえたのか洞窟の奥から更に信者が出て来る。それを必死に自分の心を押さえつけ殺していく、らなければこちらが殺されてしまうのだ。15分くらいたっただろうか?その場にいた信者は全て殺した。みんなには内緒でサーチをかけたらローナ達の方に逃げていく者達もいた、それをローナ達も殺したようである。そして祭壇に囚われていた女性を救い出し、他に捕まっている人がいないか聞いた。すると洞窟の更に奥の方に捕まっている人たちがいるらしい、その人たちを助け出しアジト近くの町に転移し、冒険者ギルドに事情を説明して生贄にされる前の女性や子供達を保護してもらった。それからはみんな心を閉ざして作業の様にアジトを潰していく、そして口数も減ってきた頃に全ての支部を壊滅させた。あと残るのは本部のみだ。だが皆の心が限界だった、口数は減り、数時間前には無かった目の下にクマの様なものまで出来ている。誰も何も言わないがこのまま本部に行っても誰かが怪我をするか、命を落とすだろう・・・剣術魔法があっても剣を握る力さえ気力がなくなり持てないのだ、「これが人を殺す事か・・・」とみんなが心の中で呟いている、だがこれを乗り越えないと冒険者としてやっていけないのだ、かと言ってこのままドロアスダ教の本部に向かうのは危険すぎた、リーサがそう考えていた時だったみんなの頭の中に女神ベルッドからの神託があった。


『幼い子供らよ、そなたらの心は、今崩壊寸前だ・・・邪神封印の為とはいえ過酷な試練を与えました。あと少しです、今邪神の力は確実に弱くなりもう少しで封印も可能でしょう、ですがまだドロアスダ教には本部があります。そこでは毎日のように人々を攫ってきてはドロアスダ神に生贄を捧げるという悪行が続いています。今それを止める事ができるのはあなた達だけです、そこであなた達、神の信徒には邪教に負けない強い心を持たせます。「受け取りなさい!」これであなた達は強く何事にも耐えうる精神力を得ました。さぁドロアスダ神の信者に思い知らせてやりなさい、今までのおこないを悔い改めそして絶望へと変えてしまうのです。神の巫女リーサよこれであなた達は封印するだけの力を得ました、その力を使いドロアスダ神を封印してしまうのです』


「分かりましたベルッド様、必ずや邪神の封印をして見せましょう」


『お願いします、これ以上生贄での犠牲者を出す前に邪神教を潰し、ドロアスダ神を封印してください。重ねて言うようですが頼みましたよ』


「しかと心得ました、みんな心の闇は晴れましたか?」


「あぁ大丈夫だよ、まるで今までが嘘のようだ、以前殺した盗賊の事も負い目を感じなくなった。かと言って好んで人殺しをしようとは思わないけどね」


「そうだねセル、良い感じだ悪さをする奴らは容赦しないが、それ以外の人間を殺そうとは思わないな。流石神様がくれた精神力だこれなら邪神教の本部もぶっ潰せるな。さぁ早く行こう、こうしている間にも生贄にされる人がいると困るからな」


「セルさんもシフォンさんも大丈夫そうですね、みんなの顔もさっきまでとは全然違いますね、ではベルッド様行ってきます」


『リーサあとは任せましたよ、一応神界から見ていますからね・・・・・』


そして邪神教の本部に向かった、だが向かう途中でモンスターの大群に襲われた。おそらくドロアスダ神が封印されないように邪魔をしてきたんだと思うが、今更リーサにモンスターの大群が何になるというのだろう。リーサはすぐさまサラマンダーを呼びだし、辺り一面を火の海にしモンスターを消し炭にした。素材は取れなくなったが、いつまたドロアスダ神の横やりが入るか分からない今のうちに移動だ。


リーサがなぜ転移を使わないかだが、ドロアスダ神のせいだろうが、信者の記憶を覗いて転移しようとすると他の場所に転移させられるからだ、だが場所は分かっているのでチヌークに乗り込み龍聖達や仲間とリフレッド先生と共に空を移動しているのだ、先程のモンスターも飛行系のワイバーンやドラゴンだった。ワイバーンは良いとして、ドラゴンは見た事のない種族もいたので惜しい事をしたが、今はそんな事をやっている暇はない。教団本部が地味に田舎にあるのだ、確かにチヌークで飛んで行けば早いと言えば早いが、それでも遠い場所なのだ、さっき信者の記憶を見た時もかなり遠くから生贄を運んだり、食料も自給自足でやっていた、そこまで洗脳されるのにはどれだけの時間をかけているのだろう?ふと、浮かんだ疑問だが少し気になった、教団の幹部にでもなれば余程甘い汁が吸えるのか?それともドロアスダ神が自ら心の弱い人を洗脳しているのか・・・まぁそんな事はどうでもいい奴らは殺し過ぎた、これまでに潰した支部でも常に生贄が捧げられていたし、ここに来るまでの途中の村では人の存在が皆無になっていた、全て生贄にされてしまったのだろう。やるせない気持ちでいっぱいになった、村の中では子供が遊んでいた形跡や人形なども外に放置されたままになっていて。商店の商品なども散乱し食料などは動物に食い漁られていた。途中の村でこれなのだもっと近くなるにつれて酷い事になっているのだろう。移動の途中で念の為村々に立ち寄ったが、サーチにも何も引っかからないし、家も朽ち果てていた。ドロアスダ教の教団本部に近づくにつれて近隣の村の荒廃加減が酷い。教団本部に近い所から襲われて行ったのだろう。


そんな村々を見て回り、怒りのボルテージをさらに上げて教団本部へと乗り込んだ、龍聖達には私のそばを絶対に離れないように言い、他の仲間にも一人で行動しないように伝える、そして中に入ったらすぐに戦闘になった。私が作った携帯電話を使って支部が襲われていることが伝わっていたみたいだ。まさか自分の発明品が自分に被害を与えるとは思わなかった、更には邪神からアイテムを貰って邪法も習っていたみたいだ、中々に手ごわい、しかもこちらはスキル禁止の枷付きだ、剣だけで相手を倒すのは中々にきつい。だが相手は所詮素人、いくら強力なアイテムがあっても邪法が使えても剣術魔法には敵わない。ドンドンこちらが押していく、すると教団の奥の方から強大な魔法力を感じ取った。流石にこれはヤバいと踏んで光魔法の改変を使った、すると行き場のなくなった魔法力が教団の奥の方で破裂した、その影響でほとんどの信者は死んでしまった。あとは残党狩りをして行く、それが終わると攫われた人達を助け出し邪神を封印するだけだ。攫われた人達は近くの町のギルドに預けてきた、すぐに教団の施設に戻ると禍々しい気で満ちていた。


「さてどうしましょうか?」


「どうしましょうかってリーサ、何も考えてなかったのかい?」


「そうなんですよシフォンさん、何かいい案無いですかね?」


「そんな事言っても、リーサを生贄に捧げるわけにもいかないし、どうすりゃいいんだ」


「生贄?そっかシフォンさん、私の血を神像の前にある祭壇にたらしてみるってのはどうでしょう?」


「何言ってるんだいリーサ、血を流したら死んじゃうじゃないか!?」


「大丈夫ですよ数滴です数滴」


「そっか数滴かそれなら大丈夫か?」


「でも、何が起こるか分かりませんから、皆さん聖剣で邪神を封印するのを忘れないで下さいね」


「みんな分かったかい?慌てないで聖剣を邪神に刺して封印するんだよ、ってリーサ?それでも封印できなかったらどうするんだい?」


「最悪の場合神様が打った聖剣で封印します。そしてその間に私が聖剣を大量に作ってとどめを刺して、神様の打った聖剣は抜きます。神様の打った聖剣はアルファシリーズって言ってみんな兄弟ですから、1本だけ仲間外れは可哀そうですからね」


「まぁリーサがちゃんと、あとの事を考えているなら問題ないか?」


「まぁ何とかなりますよ、それじゃ祭壇に血を垂らしますよ?準備は良いですか?」


「「「「「「「「「「おう!」」」」」」」」」」


そして教団施設に祀られていたドロアスダ神の神像の前にある祭壇にリーサの血を数滴たらした。するとドロアスダ神が神像に乗り移った、まるでプロジェクションマッピングの様にゆらゆらと揺れている、その神像が何か話そうとした瞬間に皆の持っていた聖剣を刺しドロアスダ神を神像に封印した。リーサが打った聖剣の切れ味が良かった為か、ドロアスダ神が乗り移ったからか聖剣を刺しても神像は割れる事は無かった。


「良かった、何とかなりましたね」


「リーサ、まだ血が垂れてるよ、治すから手を出して」


「ありがとうローナ」


リーサがローナに手を差し出すと、ローナはリーサの指から垂れる血を舐めだした。そして血を吸おうとしている、慌ててリーサが手を振り払うとローナの口調が変わった血の底から響くような声で・・・・


〈ゴンナチハヒザジブリダ・・・・・ワレノブッカツノダメニ・・・ゾノイノヂヲサザゲヨ〉


「ローナどうしたの?何言ってるの!?」


「リーサ逃げろっ!!そいつはローナじゃない、ローナは私の横にいる」


「リフレッド先生!ローナを宜しくお願いします」


〈ハヤグジロ・・・ソノイノヂヲサザゲルノダ〉


「誰がお前なんかに捧げるか!!アルファ!!ベータ!!出ておいで!」


リーサは神羅万象が斬れるアルファと、封印のできるベータを無限収納から呼び出した。


『おう!ってどんな状況だこれは?』


『酷い状況なのは分かったわ、あいつを封印するのね?アルファ兄さんは聖剣に戻ってリーサと一緒にあいつを抑え込んでて。私はあいつを封印するわ』


『わかったベータ、あとは任せたぞ!行くぞリーサ』


「ありがとアルファ、いつもごめんね」


『なぁに封印されていた頃に比べれば刺激的で楽しいさ、さぁ奴を抑えるぞ』


そう言ってリーサとアルファは、ローナの姿から邪神の姿に戻ったドロアスダ神に斬りかかって行った。その間にベータは邪神の前に神々が使う言葉を紡ぎ魔法陣を描いていく。


〈ググググ・・・・・ナンダコノケンハ・・・・ナゼワレガキレル・・・・〉


『闇に落ちた神に俺が負けるかー!!!』


「私の友人に化けた愚かな神は、私達が封印する!!」


そして一人と一刀は邪神の手足を斬り捨てていく、そこにベータが6個の魔法陣を描いていく、頭、体、片手ずつ、片足ずつで6個の魔法陣だ。


『アルファ兄さんどいて!!封印するわ』


『おう!』


アルファが退くと眩い光と共に魔法陣が回転しだす、そして光が収まった時にはドロアスダ神の指の関節はおろか、瞼さえ動かせないようになっていた。するとベータがリーサに話しかける。


『リーサ邪神の魂は強力だわ、兄さんに分断された体を6個の封印で抑え込んでいるけど。でも一ヶ所にまとめて封印すると邪神が封印を解くのも早くなってしまうわ、だから世界の端の地中深くに埋めてきてちょうだい』


「分かったよベータ、チョット転移で行ってくる。みんな待っててね」


そう言うと、リーサは無限収納に邪神の体を放り込み世界の端に転移した。そしてその体一つ一つを地下深くに埋めて土の精霊ノームを呼んで周辺の土を岩の様に固めてもらった。これで誰も掘り返す事は出来ない。ノームへはお礼の魔力石をたくさんあげたら、喜んで帰って行った、リーサも皆のもとへ帰った、するとみんなは生贄にされる前の助かった人達を保護していた、保護された人達は攫われた時に抵抗したのだろうあちこち怪我をしていた、それをローナが治していた。


「みんな今戻ったよ」


「リーサ無事?何処も怪我したりしていない?」


「大丈夫だよローナ、ローナ達こそ大丈夫だった?他に信者がいたりしなかった?」


「居たけど、そこらへんはみんなで始末したよ」


「そっか、大変だったね、アルファもベータもお疲れ様、魔力いっぱい吸って良いよ」


『すまないな、今回は結構頑張ったので大目に吸わせてもらうぞ』


『ごめんねリーサ、私も今回は魔力を多めに使ったから回復させて?』


「良いよ良いよ、遠慮しないでバンバン吸ってちょうだい」


「リーサあんな戦いの後でそんなに魔力を吸わせても大丈夫なのか?」


「リフレッド先生、大丈夫ですよ戦いの時は魔力をほとんど使わなかったので」


「あんな戦いをしていたのに魔力はほとんど使わなかったのか?」


「はい、ほとんど聖剣達が戦ってくれたので、私は聖剣の動きの邪魔にならないように動いただけです」


「そうだったのか・・・はたから見たら凄い戦いだったぞ」


「それより先生、保護した人たちを冒険者ギルドまで連れて行かないと」


「そうだったな、まずは表に出て、リーサに頼みがある。みんなが表に出たらここを破壊してくれないか?」


「良いですよ、こんな場所は無い方が世界の為ですから」


そして邪神教の神殿は、リーサによって破壊されるのだった

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