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格闘競技大会12

皆さんおはよう こんにちは こんばんわ 毎日楽しく小説読んでいますか? おなかすいた・・・ぽんです 最近私の体調不良の他にPCも調子が悪いです Windowsのアップデートが入ってから調子が悪いんですが色々試したけど元に戻りません 買い替え時なんですかね? 最悪です 皆さんも御体とPCをいたわって下さい それではまた来週あたりに出没します

色々な古語の魔法がいっぱい書かれた遺跡に行って ヴィヴィアンさんの目を治した 治したと言っても古語を最後まで読んだだけだが そして古語の魔法がいっぱい書かれたと言っているが ヴィヴィアンさんには分からない事だった スタディ様の知識を持つリーサが来て初めて分かったのだ これは大発見なのだがどんな効果がある魔法なのかが分からない 解読してしまうとその魔法を体にやどしてしまうので下手に解読も出来ない また今度暇を見つけて来ることにして しょうがないので家に帰るとヴィヴィアンさんとパパンが冒険者の会話で話をしだした そして今は鍛冶師のパパンの腕を見込んでヴィヴィアンさんはパパンに一振りの剣を依頼するのだった 


何者の攻撃をも拒む剣絶対に折れない剣を依頼された パパンはリーサに材料の提供をお願いする それはアイアンドラゴンの皮と鱗だった 死んだとはいえアイアンドラゴンの材料は加工が難しい 心を無にし刃を入れないと皮が切れないのだ リーサも以前フード付きマントの加工の際にかなり苦労したが今はもうコツをつかんでいる パパンに頼まれた材料を取り分けパパンに渡す パパンは満足げな顔でアイアンドラゴンの材料を貰うと工房に向かおうとする それをママンが止めた いくら頼まれたからって 私のお客さんを放っておくなと言って工房に向かおうとしたパパンを阻止した パパンは渋々席に着いた もう剣を作る気満々だったのだ 


「まったくもうっ パパったら!! 装備の事になるとすぐ夢中になるんだから」


「ママン大丈夫だよ ちゃんとママンの言う事は聞いてくれてるから」


「そうですわお姉様 お姉様はヘンデル様にしっかりと愛されていますわ そうでなければお姉様の言う事を聞いて貰えませんわ」


「そうだぞママ ワシはママを愛しているから お客様の注文を後回しにして食事をしているのだからな」


「確かにそうだけど・・・・ もうっ! パパったらずるいんだからこんな時に愛してるなんて言ってごまかして でもいいわ 私も愛しているわよパパ」


「おぉ! ママンもパパンもラブラブですな」


「リーサ! からかわないの!!」


「はぁい みんなラブラブな二人は放っておいて もっとご飯食べよう」


「「「「「「「「「「「「は~い」」」」」」」」」」」」」


そうして時間は過ぎ お腹いっぱい食べた皆は寝る事にする その間もパパンとママンはラブラブだった・・・ もう好きにして・・・・


しょうがないのでヴィヴィアンさんの寝床はリーサが用意することにした 用意すると言っても客間のベッドのシーツを整える程度だが 


「さぁヴィヴィアンさん この部屋を格闘競技大会が終わって愛する人が見つかるか 新しい剣が出来上がるまで自由に使って下さい まぁその両方が終わるまででも全然かまいませんが」


「ありがとうリーサ まだ宿も決まって無かったから助かるわ しかもお姉様と同じ屋根の下なんて素敵すぎるわ」


「そんな素敵なものですかね~?」


「何てこというのよリーサ お姉様のファンが聞いたらあなたいじめられるわよ!」


「ママンの人気はそんなに凄かったんですか?」


「凄いなんてものじゃなかったわよ 学校中にファンがいたわ お姉様は弱いものを守って 威張ってる者達の頂点にも立って学校全体を仕切っていたわ その代わり先生には嫌われていたけどね 少し権力を持ち過ぎたのね・・・」


「そうだったんですか~ でも 私が虐められることは無いですね ママンがそれだけの人に好かれていたならその娘をいじめる人はいないですよね?」


「ん~ 虐める人はいないかもしれないけど 教育って言ってリーサに指導してくる人はいるかもね」


「面倒な話ですね・・・・」


「まぁお姉様がそれだけ凄かったって事ですわ」


「そうですね フラウ先生にも良くしてもらいましたし」


「フラウさんも御存じなのですか?」


「今は結婚されて1年間の旅行に出ていますが 私のクラスの担任です」


「フラウさんは私と同級生なのよ そうですか 結婚されましたか・・・・ 私も早く結婚したい!」


「大丈夫ですよ あと数日でお相手が現われますよ」


「レイニー様よろしくお願いします」


「そんなにお願いしなくても大丈夫ですよ さて 明日も早いですし うちの子達も眠そうですから 今日は寝ますか」


「そうね 今日は色々あって疲れましたわ もう寝ましょう ふぁ~っ 失礼あくびが出ちゃったわ」


「大丈夫です 私もあくびが出そうですから もう寝ます おやすみなさい」


「また明日ね おやすみなさい」


そして子供達をベッドに寝かせて私は壁と反対側に寝る ベッドは壁にくっつけてあるのでどれだけ寝相が悪くても落ちない 私を乗り越えていく寝相の悪さがあれば別だが みんな寝相は良い方だ しいて言えばみんな私に抱き着いて寝ようとするので 私は寝返りが打てないことくらいだ だが皆可愛いので私は我慢しよう 龍聖は慣れたもので私より外側に寝て私の横をしっかりと独り占めしている 以前クロウが私と龍聖の間に入って寝たことがあったが その時は寝相が悪く龍聖をベッドから落としたことがあったので ベッドの一番端は龍聖の特等席になった そうして広いはずのベッドを狭く使ってみんなで寝るのだった 


翌朝起きると朝食の準備が終わっていた ヴィヴィアンさんが泊めてもらっている間くらいはと食事を作ってくれたのだ ヴィヴィアンさんはママンに勝手に台所を使って申し訳ありませんと言っていたが ママンは全然気にしていなかった むしろ昔に戻ったようだと言っていた ママンの話だと朝食や昼食 夕食は交代でママンのファンの女の子達が作っていたそうだ ママンは本当に凄かったんだな・・・ これで男子も束ねてたんだからどれだけの取り巻きが居たのやら・・・・ まぁいいや 今は食事食事


「ヴィヴィアンさんいただきま~す」


「ママこの食事魔力入ってないけど美味しいよ!」


「おっと魔力を入れ忘れていた  レミーラありがとう 今から魔力入れるね その方が成長が早いから」


「魔力を入れるとドラゴンの成長が早まるのですか?」


「早まりますね~ 特に私の魔力は特別みたいでかなり早まります」


「私も味見して見て良いですか?」


「ヴィヴィアンさんが食べるんですか? どうでしょう?大丈夫だとは思いますが・・・ 普通の人が食べるのは初めてだから正直どうなるか分かりませんよ?」


「大丈夫ですよ 死ぬことは無いでしょう きっと・・・」


「死なれたら困りますよ!! でも食べるんですよね?」


「はい! 色々な事に興味を持たないと特Sランクは務まりませんから」


「そうは言っても 魔力を食べるってどうなるんでしょう? 魔力が回復するんですかね?」


「どうでしょう? 魔力石を食べる感じですからね 実際に食べた事はありませんが あとは魔力石を使って精霊を呼び出すときなどに使うくらいですか・・・」


「私が作った商品には 魔力石を使うものが多数ありますがね まぁ食べてみてください 私は遠慮しておきます」


「そんな事言わずに一緒に食べましょう?」


「興味があるなら一人で食べて下さい 興味が無くなったら特Sランクが務まらないんでしょう?」


「分かりました では 頂きます・・・・・・・・・・・・・ ん?」


「どうしました? 死んじゃうんですか?」


「なんてこと言うんですか! 確かに美味しいですね 私が作った物より美味しくなってます そして何より・・・魔力総量が上がった気がするんですが? 気のせいですかね?」


「それは面白い効果ですね 調べてみましょう 『錬成』 鑑定ボードです試してみてください」


「さぁ どうなるかしら 楽しみだわ 乗せるわね」


ヴィヴィアンさんが手を乗せると鑑定ボードが光りだした そしてヴィヴィアンさんが喜んでいる


「どうなったんですか?」


「ご飯を一口食べただけなのに魔力総量が1000も上がってるわ」


「そんなまさか? 時間制限アリとかじゃないですか?」


「今のところそんな感じは無いわね もう少し食べて良い?」


「良いですけど そろそろ試合ですから早くして下さいね」


「わぁ 魔力がみなぎってくるわ 凄いわ凄いわ!!」


「さぁ みんなも朝ごはん食べてね そろそろ行くわよ」


「ねぇリーサ ここにいる間私のご飯にも魔力を込めてくれない?」


「別に良いですけど ヤバそうだと思ったらすぐにやめて下さいね 魔力酔いになりますよ・・・ 特Sランクの人に言う事でもないですけど」


「そうね 今更魔力酔いは勘弁してほしいわね」


「でも あまりいっぱい食べると 魔力酔いになりますよ」


「そうね 気を付けるわ」


「では 食事も終わりましたし 試合会場に行きますか」


「分かったわ 行きましょう お姉様行ってきますわ お昼は帰ってこれないと思いますので お夕飯は又私が用意しますわ」


「良いよ良いよ 気にしないで楽しんできな リーサも周りに迷惑かけるんじゃないよ?」


「は~い ママンも パパンと二人っきりの世界に入って お客様放っておいちゃ駄目だよ?」


「リーサッ!!」


「やばいやばい 急ぎましょう 行ってきま~す!!」


「お姉様を怒らせたままで良かったんですの?」


「大丈夫ですよ 帰るころには怒ってませんから それより昼は混んでて 昼食の買い出しに出るのも大変でしょうから 今のうちに買って行きましょう 私の無限収納に入れておけば出来立てのままですから」


「リーサのそれも便利ですわね」


「へへへ~ 良いでしょ?」


「えぇ かなり羨ましいわ 長期間のクエストの時など どうしても町の食事が恋しくなりますからね」


「そうですよね~ 普通はクエストの時の食事は限られますもんね~」


「あっ ママ私あれ食べてみたい」


「はいはい 龍聖はどれが食べたいのかなぁ?」


「あそこの甘い香りがしてるやつ」


「おぉ 美味しそうだね~ ヴィヴィアンさんも食べます?」


「食べます食べます 私も甘いもの大好きですわ」


「じゃあすいてるうちに買いに行きましょう」


「ママ~ 僕たちあっちの良い香りのご飯が良いなぁ」


「クロウ ガデッサちょっと待ってね 順番に回っていくから 食べたいものを探しておいて でも離れちゃ駄目だよ」


「はぁい ママのそば以外は怖いから離れないよ なぁみんな!」


「「「「「「「うん」」」」」」」


「良い子ね みんなは リーニャのお兄ちゃんとお姉ちゃんなんだからお手本になるようにいい子にしてね」


「「「「「「「はぁい」」」」」」」


「あっ 勿論龍聖もよ」


「分かってるよママ 私が一番お姉ちゃんなんだから一番しっかりするよ」


「ありがとう 龍聖頼りにしてるわよ さぁ 甘いものも買ったし 今度はクロウとガデッサの言ってたご飯を買いに行きましょうか」


「やったぁ ママ早く行こう!!」


そうして本選一日目は始まるのだった

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