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格闘競技大会7(中休みおしまい)

皆さん本当に申し訳ありませんが 少しお休みを下さい 元々体が悪くてパソコンの前にいるのが辛いんです 薬で抑えていたんですが1日・2日で良くなるか1週間かかるかわかりませんが 少しお休みを貰います いつも楽しみにしてくれていた方には 本当に申し訳ありません 少しの間薬を飲んで大人しく寝ています 皆さんも体には気を付けて下さい それでは失礼します(2018/08/11/15:50)

色々あったが ヴィアンネさんの最愛の人も無事に見つかり リーサの出した課題のゴーレム君との戦いも制したアルバートさん だがゴーレム君との戦いの途中で アルバートさんの剣が折れてしまった その代わりの剣を作っていたリーサだったが まさか聖剣に成るとは思わなかった だがただの聖剣ではない 4大精霊全てが宿った剣なのである その使い方をアルバートさんに説明していくリーサだった


「さぁ出来上がりました 聖剣に成るとは思っていませんでしたが 普通の剣としても有能ですからね これからは時間のある時に アルバートさんとヴィアンネさんの魔力を混ぜた それぞれの属性にあった魔力石を作って精霊達にあげて下さい そうすればこの剣は二人にしか使えませんし たとえ盗まれても二人のもとに帰ってきます まぁ盗まれないようにしてもらうのは当然ですが・・・」


「大丈夫です絶対に盗まれません!!」


「それと使い方ですが ここだと人目が多すぎるので移動しましょう 副騎士団長10分で戻ってきますので 挑戦者が来たら待たせておいてください ではそれ以外は皆私の周りに集合 良いですか? 『転移』ここなら人目もありません 私がいつも使ってる草原ですから安心してください まだ精霊たちと契約はしていませんが 私の言う事は聞いてくれますので試しに使ってみますね 全ての属性が得意だという事だったので 本当に豪華な剣にしました まず土のノーム以外は剣に纏う事が出来ます サラマンダーは燃え上がる炎をイメージしてください そのイメージでサラマンダーが炎を調整してくれます 火傷位の炎から超高温の 触れたものを焼き切る剣にまで色々使えます こんな感じです」


と言って鉄の棒を出して地面に突き刺す


「超高温だと鉄の棒も溶けてしまいます そして剣には鉄は付きません全て蒸発してしまいます でも森などでは使わないで下さいね 森が燃えてしまうので 使うところは荒野や草原くらいでお願いします」


「分かりました 凄い性能ですね」


「それは 普段から聖剣を打っていますからね 慣れです慣れ これくらい打てないと駄目ですからね」


「それにしても凄い性能だわ リーサ本当にこんな物貰っていいの?」


「良いんですよヴィアンネさん 結婚祝いの先渡しです」


「わかったわ 大事にするわね」


「大事にし過ぎて使わないとかは無しですよ じゃぁ次は水のウンディーネです 循環する水をイメージしてください高速に水を回すことでより切れ味が上がります こうです 水が剣の周りを超高速で回っています これにより切れ味が増します」


わかりやすいように鉄の棒を地面に突き刺す


「これは使用場所にこだわらなくて大丈夫です 見ててくださいね ほら 鉄の棒がスパスパと切れるでしょ? モンスターもこんな感じで切れます 使い勝手は良いですね 水の量を調節すれば ウンディーネが美味しい飲み水も出してくれますよ」


「飲み水は地味に便利ね チョット飲んでみても良い?」


「どうぞどうぞ」


「美味しい 普通の泉の水より美味しいわね」


「ウンディーネ特製ですからね 普通の水じゃ物足りなくなりますよ さて次はシルフですね シルフは若干威力は弱めです ですがモンスターなどと戦う時は問題ありません 鉄などの硬いものは切れませんがモンスターなどは一太刀で首をはねる事が出来ます 試しに木の枝でやってみましょうスパスパと行くでしょ?」


「そうね 結構な切れ味ね でも切れ味で言ったら さっきの ウンディーネの水の攻撃の方が切れ味は良かったわよね?」


「そこですヴィアンネさん」


「えっ? 何処?」


「今説明しましょう 確かに直接攻撃するのであれば ウンディーネの水のウォーターカッターと言うんですが ウォーターカッターと風によるシルフィードのウィンドカッターでは威力が違います ですがこれは直接斬ればっと説明が必要になります 直接斬る分には確かにウォーターカッターの方が威力があります ですがこれが遠距離攻撃に変わると又違ってきます どの属性も遠距離攻撃ができるのですが 攻撃の仕方が違います 炎を飛ばすと 勿論当たったところから燃え上がります 水は氷の刃を飛ばすイメージで攻撃して下さい 当たったところから凍っていきます 風は威力をそのままにかなりの遠距離攻撃ができます それこそ 敵から逃げる際に 遠くから足などを攻撃するなどして敵の足止めが出来ます そして土ですがこれは剣の先を飛ばすイメージで攻撃してください 剣の先がそのまま飛んで行きますですが土の精霊のおかげで剣は直ぐに復活します そして貫通力が違います 例えば頭や心臓などを狙って攻撃すれば剣先が貫通し それだけで敵が死にます 仮に剣が折れたとしてもすぐに復活します まぁ折れる事はありませんがね 何と言っても私が打った剣ですから まぁどの技も一長一短ありますが 使い方さえ覚えればすごく便利な剣です」


「そうね チョット速足の説明だったから 何処まで覚えられたか不安だけど 多分大丈夫だわ」


「大丈夫ですヴィアンネさん 僕が全部覚えてます ですから心配しないで下さい」


「っだそうですよ ヴィアンネさん ヴィアンネさんの旦那さんは頭も良いのですね 私も速足で説明したので覚えてもらえるか心配だったのですが 杞憂だったようですね」


「良いでしょ? リーサ あげないわよ」


「人の旦那さんを取る趣味はありません!!」


「リーサさん そろそろ副騎士団長との約束の10分ですよ 戻らないと」


「ありがとうございます アルバートさん では戻る前に 二人の魔力を混ぜた魔力石を作って それぞれの属性にしてください そしてそれを精霊たちにあげて下さい 二人で手をつないで 魔力石を作れば簡単です ささっ時間が無いので早く」


「てっ 手をつなぐのが 初めてで恥ずかしいのですが・・・・」


「アルバートさん そこは我慢してください」


「さぁ アルバート恥ずかしがらずにやるわよ 折角リーサがこんなすごい物 作ってくれたんだから 恥ずかしがってる場合じゃないわ」


「そっそうですね 頑張ります 宜しくお願いします」


二人は顔を真っ赤にしながらも 無事に全属性の魔力石を作り 精霊たちに与えていく すると精霊たちは二人にすり寄っていく うまく懐いてくれたようだ 良かった これで懐かなかったら 全て意味がなかった事になる だがうまくいった これで戻れる


「さぁ 精霊たちも上手く懐きましたし 副騎士団長も待ってますから戻りますよ」


「分かったわ またそばに寄ればいいのよね?」


「そうです そのうちこの技も使えるようになりますから 今のうちに見ておいてください」


「分かりました リーサさんが言っている そのうちと言うのがいつか分かりませんが 頑張ります」


「まぁ 頑張らなくても覚えます 必要なのは勇気だけです さぁ 話は一旦ここでお終いです 戻りましょう 『転移』副騎士団長お待たせしました って うわ!! 何ですかこの行列は?」


「さっきゴーレムを倒したのを見た者と 更にその後の剣を作っただろう その聖剣欲しさに参加者が増えたのさ リーサ殿にとっては最高の状況になったじゃないか」 


「分かりました そうしたら先に名前を書かせて参加料金を貰って下さい そうすれば少しでも逃げる人が減るはずです」


「分かった そうさせよう  おい 今のを聞いていたな? リーサが殿が言った通りに準備しろ」


「はい 分かりました」


「これで良いか? まぁみんな あの聖剣が欲しくて参加しようとしているんだから 逃げないとは思うけどな」


「まぁ そうなんですけどね でも 騎士団長のデータが入ったゴーレムですからねぇ 副騎士団長が一般人だとしたら 騎士団長の動きをするゴーレムを見たらどうします?」


「まず 逃げるな・・・ そうか 私はいつも騎士団長と一緒だから気づかないだけか・・・・」


「そうです 普通の人が見たら もうあのゴーレムは化物なのです こんなに列をなしているうちにデータを取らなければ そう言う訳で 一組目始めますよ さぁトレーストレース」


そうして 今日だけで30以上のデータが取れた 勿論お話にならないような人もいたのだが 予選が近くなったからか腕に覚えのある人たちが集まっていた そのうちの二人には賞金を持って行かれた 聖剣は? と聞かれたのであれは知り合いの剣が折れたので作っただけですよ と説明すると渋々とだが諦めて賞金を貰って帰って行った あんな聖剣を賞品に出していたら 白金貨100枚でも足りはしない それだけの価値があるのだ 


そして今日は終わりにして帰ろうとした時に 最後に一回と頼まれたのだ まぁ良いかと思い 挑戦を受けた 商品はありませんよ?賞金だけですからねと説明すると 商品もあったの?と逆に聞き返されてしまった 賞金だけが目当てだったらしい なので勘違いする人がいるんですよと言いごまかした そして 名前を記入してもらうとマイエスと書いていた それを見て思い出した 前回もここで賞金を持って行ったマイエスだ 前回は賞金が金貨5枚だったのに参加してくれた しかも一撃でゴーレム君を倒した強者だ 今回は白金貨10枚だ それは参加するだろう・・・・ そして負けるのか・・・・? イヤイヤ昨年とは違うのだ昨年は一撃で倒されたが 今年は違うその分のトレースをしなければ 


(マイエスのトレースを開始そして) 


「試合開始」


ゴーレム君は頑張った 昨年の事を覚えているかのようだった 覚えているのなら 余程一撃でやられたのが悔しかったのだろう そしてお互いに凄い手数だ マイエスは昨年とは違う事に驚きつつも慎重に攻め入ってくる ゴーレム君は今までに培った技をすべて出すかのようにマイエスに果敢に攻め込んでいく そしてゴーレム君がマイエスの剣が折れたその瞬間を見逃さずに前に出た それを待っていたかのようにマイエスは炎の魔法を発動させた そしてゴーレム君は蒸発してしまった ゴーレム君の完敗である ゴーレム君もよく頑張ったのだが 最後の詰めで焦りが出てしまった形だ 正直誰の癖かは分からないが 今回のマイエスとの戦いで修正されていると良いなぁと思うリーサであった

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