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格闘競技大会1

皆さん、おはよう、こんにちは、こんばんは。今日も元気に小説読んでいますか?おなかすいた・・・ぽんです。まずはお詫びから、キリ番が過ぎて結構立つのですが。2話投稿できていません。忙しいのと、この暑さのせいで体調も崩してしまって、小説を書く時間が極端に少なくなっています。必ずどこかのタイミングで2話投稿しますので。もう少しお待ちください。それではドワーフに転生しちゃった・・・をこれからもよろしくお願いします。

領地経営がどうなっているのか見に行ったのに、結局盗賊退治と盗賊除けの倉庫を作っただけだ。これじゃあまりにも格好がつかないという事でもう一度見に行く事にした。見に行くと言っても静かに見に行くだけだ、また領主様が来たとなると領民の手が止まるからだ。そして領地に付いたら早速『光学迷彩』で隠れてみた。あとは無臭効果がある『無臭』をかけてばっちりだ。これで犬にも吠えられない。結果領地は無事に運営されていた。サンディーさんも頑張っているし、他の領民も魔法が使えない分体を使って頑張っていた。トラクターや種まき機なども使われていて、私が用意した物は問題なく使われているようだ。これで安心して王都に戻れる。


あと盗賊だが結構な数がいたので良い金額になった。まぁ今更だが、お金には困っていないのでどうでもいいのだが、あるに越したことはないという事でしっかりと貰っておく。大体白金貨5枚くらいにはなった。 


そしてお金を貰っている時にアリーナが慌てだした。何だと言うのだまったく。


「アリーナどうしたの?もう少しで終わるからトイレなら我慢して」


「違うよリーサ!!母上に赤ちゃんが生まれるみたいなんだ」


それは一大事だ。貰うものを貰って、すぐに転移でアリーナの家に向かう。これで間に合ったはずだ、サイフォン様の恩恵は授けてあるはずなので安産のはずだが。こればっかりは毎回緊張する。


「ブルワリーナさん大丈夫ですか?」


「大丈夫よ。痛みも以前ほどじゃないしすぐに生まれてくれるわ。うっ!!言ってるそばからこれよ。いたたたた。がんばれ赤ちゃん。頑張れ私」


そうすると赤ちゃんは直ぐに産まれてきた。赤ちゃんをとりあげたのはアリーナだ。おっかなびっくりと言う手つきで赤ちゃんを抱きあげてタオルに来るんだ。さすがサイフォン様の恩恵だ、安産の神を名乗るだけの事はある。レサーガさんも赤ちゃんを抱っこして可愛い女の子でちゅよぉっと。ブルワリーナさんに見せてい居る、そしてブルワリーナさんに抱かせに行こうとしている。ブルワリーナさんも受け取って可愛い可愛いと言っている。ここで私が気付いたのはドラゴンはドラゴンモードでは卵を産み、人型の時は人型の子を産むのだな?っということだ、どうなっているんだろう?そして


「この子はドラゴンになれるんですか」っと変な質問をしてしまった。 


「勿論変身できますよ」と当たり前のように答えが返ってきてしまった。


「すみません変な質問をしてしまって。つい気になったものですから」


「いえいえ、普通の人からしたら。どうなっているんだろうと思いますよね。これは先祖が頑張ってくれたおかげなんです!」


「先祖がですか?」


「はいドラゴンのご先祖様が、人型で産んで卵を人間に見せないように努力した結果なんです。人型だと無駄に人間に狙われることもありませんし、子供のドラゴンも狙われません。そうした苦労の果てにやっと無事に人型で産んで、人型で育てる事が出来るようになったのです。それが私達の遺伝子に組み込まれているのです」


「遺伝子に刻み込まれるという事は、かなり長い年月をかけて人型の子供を産むことに成功したのですね?」


「そうですね。かなり長い時間がかかったと聞いております」


「大変な作業の上に今がある訳ですね」


「その通りです。気が狂いそうな年月です。まぁエンシェントドラゴンだから気は長いんですけどね。物凄い長生きしますし」


「でも、今は出来るようになったのだから良かったですね」


「そうですね、今は幸せですね」


「まさにご先祖様様ですね。そしてブルワーリナさんもお疲れ様でおつかれさまでした。簡単に出て来たとはいえ全身疲れてますよね。回復魔法を今かけますね」


「おぉ。体が一気に楽になった、今なら全速力で走る事も出来そうだね」


「いくら体が軽くなったとはいえ。無茶はしないで下さいね」


「はぁい、でも今日のご飯の用意はしても良いでしょ?」


「それくらいなら大丈夫です。でも空いた時間はゆっくりしてくださいね」


「はぁい、分かりました先生」


「先生って、私は産婦人科の先生じゃありませんよ。Sクラスと特Sクラスの先生です。でも良かったです。間に合って、出産シーンも見れたし、赤ちゃんも見れたし、あとの心残りと言えば名前が何になるのか気になる所です」


「名前はまだですね。男の子か女の子か分からなかったので。これから3人で考えます」


「何を言ってるんだもう名前は決めてあるぞ『アリーチェ』だ。アリーナから名前を少し貰って決めたんだ」


「レサーガあなたねぇ、チョットは私達にも相談しなさいよ。まぁ気に入ったから良いけど、気に入らなかったら喧嘩になってたわよ」


「そうですよ父上、私も妹の名前を考えたかったです」


「でも、みんな気にいったんだろう?じゃぁ良いじゃないか」


「ところで皆さん、私気になることがあるんですけど。アリーチェちゃんがですね。私の魔力をグングン吸い取っているんですが?一応魔力に余裕はあるんですけど。母親認定されると困るのでどうにかしてください」


「あらあら、リーサごめんなさいね。今魔力をあげるわ、アリーチェおいで、ママの魔力を吸ってちょうだい」


「ほっ、こっちは止まりました。母親認定はされなかったみたいで良かったです。あのまま母親認定されていたら人攫いの様ですもんね。この場合はドラゴン攫いか?まぁどっちでも良いですね。ドラゴン攫いにならなくて良かったです」


「リーサ!アリーチェはやらないからな」


「アリーナ。いくら私でも親がはっきりしているドラゴンをどうにかしようなんて考えませんよ。それにこれ以上は私も辛いです」


「それならいいんだけどな・・・・・ジーーーーーーー」


「疑り深いなぁ、そんなに見なくても連れて行きませんよ。アリーナも暫くはこっちで生活したら?」


「いいのか?本当にいいのか?」


「こっちにはリュードさんもカテナさんもいるから大丈夫ですよ。アリーチェのそばでお姉ちゃんしてあげて下さい」


「そうだぞアリーナ。ドラゴンの赤ちゃんの時期は短いから今のうちだけだぞ。ドラゴンに限った事じゃないけどな、とにかく今だけだぞ楽しめるのは?」


「リュード、そんなに短いのか?」


「あぁ短いぞ」


「じゃぁ、今のうちに堪能しなくてはな」


そうして、アリーナは暫く実家に帰る事になった。さて、アリーナが実家に帰る事になったので、私達もおいとまする事にした『転移!』そして、帰ってきたら丁度ローナが何かのポスターを持ってきた。何だろうとっ言っていたら格闘競技大会のポスターだった。今年もそんな季節がやって来たのか・・・ 


「ねぇねぇ、これにリーサは出ないの?」


「私やローナが出たら反則ものでしょ?私は又辻斬り大会をやるわよ、去年の反省を踏まえて、勝てたら白金貨1枚にしてリベンジしますよ」


まぁ、その前に騎士団の人を借りてこないとだけどね。


「じゃぁ、また騎士団の人達を借りに行くの?」


「そうだねぇ、流石に5歳じゃなくなったとはいえ。6歳でも何も変わらないからね。副騎士団長に来てもらわないと」


「じゃぁいつ行く?私もついて行きたい」


「ローナ。付いてくるのは良いけど、全然楽しくないよ?」


「良いの!騎士団の人達って筋骨隆々で格好いいから、目の保養になるの」


「そうか~、ローナは筋肉好きかぁ」


「そうだね、どうせなら筋肉がモリモリ付いてる人が好みかな?」


「そっかぁ、騎士団の詰め所に行けば、そんな人たちを見放題だからね。私はまだそういうの無いや。色恋沙汰には縁遠いかも」


「そっかぁ、じゃぁ行くときに声をかけてね」


「何なら今日行く?」


「リーサ・・・・分かって無いよ!?いつ行くんだろうって思いをはせながら待ってる時間が楽しいんじゃん!だ・か・ら、今日じゃなくていいの」


「でもそんな事言ってる間に、副騎士団長の予定が詰まっちゃうと私は困るんだけど」


「そっかぁ、じゃぁ仕方ない!今行こう!すぐ行こう!転移で行こう!さぁ行こう!」


「はいはい『転移』これで問題ない?」


「O~K~、O~K~、問題なし」


「騎士団長いますか~」


「リーサか?いるぞ、今行くからチョット待ってくれ」


「は~い」


「要件は去年と一緒だろ?副騎士団長と団員を何人か貸してほしいんだろう」


「そうで~す」


「大丈夫だ、今年も来るだろうと思って、副騎士団長の予定は開けておいたぞ」


「ありがとうございます。今年は賞金を白金貨1枚にするつもりなので、去年よりは参加者が増えるかなって思ってます」


「白金貨1枚ならかなり集まりそうだな?」


「別に白金貨10枚でも良いんですが、そうすると格闘競技大会の賞金と同じになってしまうので、やめておきました」


「リーサが大丈夫なら、白金貨10枚でも大丈夫じゃないか?その方が人が集まるだろう」


「本番が霞みませんかね?」


「大丈夫だろう?格闘競技大会に出る者達は賞金より、副賞の何でも願いを叶えますって方がメインだからな」


「じゃぁ、格闘競技大会が始まる前から、広告でも出しましょうか?」


「そうだな、それくらいしても問題ないと思うぞ、場所は去年と一緒か?」


「はい、その方が人が集まると思ったので、その場所をお金の力で勝ち取りました」


「そうか、それなら人がいっぱい集まるな、私達も1年間データ集めに協力したんだ。かなりの精度になっているだろうな」


「そうですね、いろんな人との闘いや、モンスターとの闘いなど、色々な場面で動きをトレースしてきたので、去年よりかなり強く成っているはずです」


「そうだろうな、最後の方は私でも少しきつかったからな」


「何言ってるんですか?最終的にゴーレム100体以上出させて、それにも勝った人が何を言うんですか?知ってますか?世の中ではそういう人を化物って言うんですよ?」


「はっはっは、楽しくなってしまって、ついな・・・・」


「ついな・・・・で倒せる数じゃないんですけどね。アヤメさんだって80体できついってもらしていたのに、どんだけ化物なんですか?」


「化物扱いは酷いな、もっと華麗な表現は無いのかい?」


「ありませんよ!化物は化物です。って言うか、騎士団長が冒険者になったら速攻で特Sランクになれるんじゃないですか?」


「それはチョット違うな。元特Sランクだったから騎士団長になれたのさ」


「マジですか?特Sランクって騎士団長みたいにならないと。成れないんですか?」


「そんな事は無いぞ、Sランクで地道にクエストをこなしていけばなれるぞ、それとかドラゴンを大量に倒すとかな」


「それはこれくらいですか?」


無限収納からドラゴンを全部出す


「凄いじゃないか、これをギルドに見せれば1発で特Sランクだぞ。と言うか、これだけのドラゴンを倒している君たちも十分化物だよ」


「それだけは言われたくありませんでした・・・・・」


そんな会話を騎士団長としている間に、ローナは騎士団の詰め所の中を歩き回り。筋肉を十分堪能したみたいだ。顔が満足しきっていた。

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