リーネの体に・・・・
皆さん おはよう こんにちは こんばんは 今日も楽しく小説を読んでいますか? おなかすいた・・・ぽんです 今日は更新の時間までギリギリでした 1時まであと15分ってところまで書いていました もう忙しくて更新が・・・・ でも頑張ります 応援してください 誤字の報告があったら教えて下さい それではこれからも ドワーフに転生しちゃった・・・を宜しくお願いします
不死のステージと ゴーレムの湧き出る修練場が出来上がって 1週間以上修練場はかなりの人気だ 死ぬこともないし後遺症もない 何なら少し疲れた状態から始めて死んでしまった方が回復ができる位だ しかもゴーレムの強さは自分と一緒だから 弱い剣士などには練習ができると人気が高い しかもちゃんと並ばないとゴーレムが起動しないと言う設定のせいか みんなきちんと並んでくれている そして一番大事な依頼料だが 白金貨で50枚もらえた クラーケンも金色のグリフォンもアンブロシアの実も揃えるのが大変な素材だからと校長先生が奮発してくれた 私達にしてみれば 2日間で白金貨150枚稼いだことになるから 美味しいクエストだった
白金貨は皆で分けて 買い物に行く事にする 買い物と言っても大抵のものは私とローナが作れるので デザインと性能を見て来るだけだ あとは買い食いだ あらかじめ売店で白金貨を金貨と銀貨に両替してもらって 王都に繰り出している 普通の屋台で白金貨を出してもおつりが無いからだ 王都でも銀行の様なところもあるのだが 両替は結構な手数料を取られる だが学校の売店は 学生が買うものが多いので小銭が多く入ってくるのだ そのおかげで無料で両替してくれる まぁ商品を卸してる関係でおばちゃんと仲が良いのもあるのだが
そんなわけで 今は特Sクラス皆で屋台で買い食いをしている 勿論 龍聖やガヴァンライフドラゴン子供達やエンシェントドラゴンのアリーナ 暴風龍のリュードにカテナも一緒だ 子供が大半を占めるとはいえ20人以上が買い食いしていってくれるのだ屋台の方も「うちの店に来い」と念でも送りたくなるだろう その上アリーナにリュードにカテナは ドラゴンなので半端なく食べる子供達も育ち盛りだから凄い食べる みんなは騒ぎながら 屋台を片っ端から買い占めていく リーサが無限収納に食料を蓄えているのだ そんな中武器屋で魔剣を売っている屋台があった リーサは他のメンバーに見張りをしてもらって 転移で騎士団の詰め所に行くと魔剣を売っている武器屋の屋台があると説明し何人かと一緒に転移で戻ると 魔剣が売られていないか確認する 大丈夫だまだあった そうしたら騎士団の人にどれが魔剣か伝える あとは他のメンバーと騎士団の人で屋台を囲む すると騎士団の人が屋台の店主に話しかける
「店主よ この剣をどこで手に入れた?」
「へっ へい 旅をしている風の戦士から買いました」
「これは魔剣だ 王都では魔剣の所持は禁止されている この剣は没収の上 店主には騎士団で事情聴取があるからついて来てもらうぞ」
「いや 私は魔剣だとは知らずに・・・・」
「それであれば 自分の選定眼の無さを恨むんだな」
「そんなぁ・・・・」
「早く店じまいの準備を始めろ 出なければ店の商品はすべて没収し連行するぞ」
「わっ 分かりました 今すぐに始めます」
「逃げようとするなよ 罪が重くなるぞ」
「これだけ囲まれていたら 逃げられませんよ」
「どうかな? そこの子供達の所なら 逃げられると思っているのではないか? さっきからチラチラとそっちを見ているぞ どうするんだ? このまま連行されたいのか? そうすると事情聴取ではなく尋問に変わるぞ」
すると店主は 私とローナの横をすり抜けて逃げようとしたので 二人一緒に光魔法の改変をかけた
「ギャーー 痛い痛い何だこれは」
二人で光魔法の改変をかけたせいか 主要な関節だけでなく細かな関節まで外れている それこそ指の関節までだ
「馬鹿が・・・ お前が通り抜けようとしたところは Sランク冒険者とAランク冒険者の横だ 逃げられるわけがないだろう・・・」
「こんなチビがSランクとAランク冒険者?」
「お前がチビと言った方は この国の大公閣下だ侮辱罪も追加だな 暫くは牢から出てこれないぞ」
「そんな・・・・・」
「騎士さん この魔剣の出所をしっかりと聞き出してください それこそいくらで買ったかもです それとこれは危ないので 聖剣に変えてしまいますね・・・・・ あ? 駄目だ これは最初から魔剣として打たれていますね 聖剣にはならないです 叩き折るしかありません」
無限収納からゼータを取り出し 魔剣を叩き折る そして出てきた魔素をゼータが吸い取る 店主は高い金額で買い取ったのだろう 残念そうな顔をしている 私はゼータに魔力をあげて聖剣に戻し 無限収納にしまう 一連の流れが終わると店主の体を元に戻し 店主はそのまま騎士に連れられて行く 店主が逃亡をしようとしたので商売道具は没収になった 騎士が運んでいく
気を取り直して屋台を見ていく 武器屋も注意深く見て行ったが 魔剣があったのはあの1店舗だけだったこの前もそうだったが あえて魔剣を打っている人がいる 過去にいたのか今現在もいるのか分からないが 注意するに越したことはなさそうだ 時間も遅くなってきたので今日はお開きだ 明日は日曜みんな自由に過ごすことで決定した
私は 家でミネルヴァ様の御世話をする事にした ミネルヴァ様とはローマ神話の名前でギリシャ神話で言うところのアテナ様だ そのミネルヴァ様がうちに新しく生まれた 赤ちゃんのミーニャの中に共存することになった それは私が異世界転移して 世界を変えてきてしまったから お目付け役が付いたのだ だがパパンにもママンにもそこ迄は説明できない ただ単に私が規格外だから お目付け役が付いた事になっています もう 本当にどうすればいいんでしょう!! そんな感じでオムツを替えていたら ミネルヴァ様が 『恥ずかしいわ』って言っている かと言って見ながらやらないとできないし もうどうすればいいんでしょう? それに ミーニャのご飯はママンのおっぱいで良いが ミネルヴァ様はどうするんだろう
(ミネルヴァ様 ミネルヴァ様 ミネルヴァ様のご飯はどうすればいいですか?)
(私には魔力だけ流し込んでくれたら構わんよ)
(それは私の魔力でも大丈夫ですか?)
(あぁ 魔王の魔力とでも言わない限り どんな魔力でも大丈夫だ)
(魔王は以前私が倒したので もう存在しません)
(そうなのか? それは凄いな 大変だったろう?)
(いえそれほどでもなかったです むしろ弱い部類に入るのではないかと)
(魔王を弱いって どんな感覚をしているんだ?)
(魔王は近代兵器には弱かったです)
(まぁ ミネルヴァ様が魔力だけでいいのは助かります まだミーニャには ママンのおっぱいしかあげられませんので・・・・)
(おっぱいはおっぱいで エネルギーになるのだがな とり過ぎるとミーニャが痩せてしまうからな)
(魔力をいっぱいあげますので ミーニャのおっぱいは取らないで下さい・・・・)
(大丈夫だ 私もそんな無茶はしないから 取りあえずリーサの魔力を流し込んでくれ リーニャの手を握りながら ゆっくりと魔力を流し込んでくれ あまり一気に流し込むとリーニャの体が付いてこれないからな)
(わかりました 手を握りながら ゆっくりとですね こんな感じですか?)
(そうだそうだ その調子だって うま~~~!! なんだこの魔力は? とてつもなく美味いではないか? リーサお前の魔力はどうなっているのだ?)
(ベルッド様から頂いた魔力なんですが ミネルヴァ様でも美味しいのですか?)
(美味いなんてものではないぞ この味を知ったら他の神も降臨してくるやもしれん まだ上にミーネと言う娘がいただろう 気を付けねばその娘に降臨するかもしれんぞ)
(本当に勘弁してください これ以上うちの子達が人間離れしていくのは見過ごせません)
(だが それを決めるのは神であって リーサではないからのう)
(そんな無茶苦茶な)
(神とはそんなものだよ 皆自分が偉いと思っているから 勝手に行動するしな リーサからしてみれば今回の私の行動もそう思うところだろう?)
(いえ・・・ それは・・・・ はぃ・・・・ でも今回は私がいけないんですからしょうがないですが 私の魔力が美味しいから妹に降臨すると言うのは流石に・・・・ 困ってしまいます)
(じゃぁドラゴン族の誰かかもな? ドラゴン族は皆 リーサの魔力入りの食事をしているのであろう?)
(確かにそうですが・・・・ それもそれで・・・・ ドラゴン族はいっぱいいるからって 神様もいっぱい来ますよね?)
(その可能性が高いのう リーサは危険予知能力が高いな)
(しかも 子供達は別として 大人は自分の中に神様が宿る事を 誇りに思いそうですしね)
(ドラゴンは神を崇拝しているからのう 多分自慢の対象じゃな)
(困ります だから 私の魔力が美味しいのは内緒にしてください)
(もう無理だな 先程の私の声は天界に響いている もうそろそろ誰かが降臨するかもしれんな)
(えっ? もうですか? 勘弁してください)
(あっ 無理じゃ 誰か来たぞ ユースティティアだなリーネに降臨したぞ)
(そんな大物が? ゼウス様の娘じゃないですか? 勿論ミネルヴァ様もゼウス様の娘ですが今度は 正義の女神じゃないですか? それが何で?)
(ユースティティア様は見た目と違って 食い意地がはってるからな)
コンコン
「はい だれ?」
「お姉ちゃんリーネだよ」
「え? リーネそんなにはっきり喋ったっけ?」
「い~れ~て!」
「はいはい どうぞ どうしたのリーネ」
「お姉ちゃんの魔力が欲しくて来ちゃった」
「完璧に乗っ取られてるじゃないですか?」
「魔力はあげますから 申し訳ないんですが 妹の体から出て行って下さい」
「え~ ヤダ!」
「じゃぁ 精神を乗っ取らないで下さい リーネが寝てる時にしてください」
「まぁ その辺が妥協点かな? じゃぁ 取りあえず魔力頂戴」
「分かりました 吸って下さい」
「いいのか? 私は大食いだぞ?」
「多分大丈夫です」
「おおおお これは確かに旨い魔力だ 久しぶりにこんな美味い魔力を味わったぞ まだまだ吸っても大丈夫か?」
「えぇ 大丈夫ですけど ヤバそうになったら止めるので やめて下さいね」
「分かっておる 私とてこんな美味い魔力を出す者を殺しはせん ミネルヴァよお主はこの者の魔力がこんなに旨い事を知っておったのか?」
(知りませんでした 先程初めて知りました)
「では これ以上は必要以上に叫ぶでないぞ 余計な者達が集まるからの」
(わかりました ユースティティア)
「取りあえずユースティティア様 満足されましたか?」
「おお 満足したぞ」
「では 意識をリーネに返してあげて下さい」
「そうだな もう満足したから 構わんぞ 意識を帰そう」
「あれ? わたち何で? ねぇねのお部屋にいるの?」
「さっき遊びに来たのよ 覚えてない?」
「うん」
「じゃぁ 自分のお部屋に戻ろうか?」
「うん!」
(送って行ってきます)
(いってらっしゃい)
「じゃぁねぇねと手をつないで行こうねぇ」
そんな感じで これからも危険な香りがプンプンしますが 今日はこれ以上誰かが来る事はありませんでした