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試験の結果

皆さんおはよう こんにちは こんばんは 今日も楽しく小説読んでいますか?おなかすいた・・・ぽんです 今日もギリギリ投稿が間に合いました ですがもう書き貯めがありません 明日にも(2018/07/26)投稿が途切れる可能性があります 申し訳ありません それでもなるべく早く次の投稿ができるように頑張りますので 応援お願いします それではこれからもドワーフに転生しちゃった・・・を宜しくお願いします 

ジョン ナムサン シフォンが トルネード系の技の強化に成功し それをリーサに報告したら リーサは更に上の強化を提案してきた みんなはやはりリーサがいないと駄目だなと思い リーサは何だか分からないが みんなが落ち込んでいるので謝るのだった そんな練習の日々もあっという間に終わり 試験の日がやってきた 


今年から新設の特Sクラスがある為 Sクラスに喧嘩を売ってきた AクラスはSクラスに恐怖心があって戦えないのだが 試験には強制参加だ Aクラスの中には試験が始まる前から恐慌状態の生徒もいる 可哀そうだがこれを乗り越えないと冒険者にはなれない それに途中入学のAクラスの生徒達も150名いる その中からSクラス 更には特Sクラスへのランクアップ者も出て来るかもしれないので 試験は全クラス強制参加だ しかも途中入学の150名は 貴族などが護衛を雇って 自分を守らせながら戦うなどができない ゴーレムとの一騎打ちだったのだ実力は折り紙付きだ 


まぁSクラスの10名は 特Sクラスへの切符は手にしているものの 試験には強制参加のため 無駄な犠牲を出さないといけない 教師陣も本当はSクラスはそのまま特Sに進んで欲しいのだが そこだけ特別扱いする訳にもいかない 冒険者は実力主義なのだ 相手の実力を見ないまま特Sなどになられたら納得がいかない まぁその実力を見た瞬間に 不死のステージとはいえ死ぬことになるのだが・・・ 同じ試合に割り振られなかった者達は 同じ試合にならなかった幸せと 同じ試合になっていたら自分が死んでいたいたという恐怖を同時に味わうのだろう 


さぁ 試合の始まりだSクラスは各試合に1人ずつだ まずはナムサンからだ ナムサンはフード付きマントで体中を覆っている というかSクラス全員が同じ格好である リーサがアイアンドラゴンの皮膜から作ったマントだ 殺気を感じると硬質化し攻撃を無力化するという優れものだ まぁそれが無くてもアイアンドラゴンの鱗を飲んでいるので 通常攻撃は硬質化し無力化できるのだが 更にエンシェントドラゴンの鱗の恩恵で魔法攻撃も 4大属性であれば100%無力化し更には60%は相手にはじき返すという 相手にとってはどう攻撃すればいいのか分からない敵がSクラスなのであった 


そして試合が始まった ナムサンは動かない敵からの攻撃を全て受けている だがあえて動かない 相手の攻撃力を見極めようとしているわけでもない ただ単に早く試合が終わったらつまらないと思っているだけだ 相手もいくら攻撃しても自分の攻撃が効かない敵は無視することにして他の敵と戦う事にした そこでやっとナムサンが動いた まずは1番手という事で軽くいく エンシェントドラゴンの風属性を発動してそこに暴風龍のトルネード そして最後に風属性の魔力石を放り込む すると巨大な竜巻がステージ上で暴れまわる 第一試合の参加者たちは逃げ場もなく竜巻に巻き込まれて行く そして1人また1人と竜巻の中から消えていく 死亡判定でステージ上から医務室へと飛ばされているのだ 最後の一人が医務室に飛ばされると ナムサンが魔法を解除する そしてナムサンが試合場に響き渡る声で叫んだ


「今の敵の攻撃を受け付けない技も 巨大な竜巻も我らSクラスの人間は全員使える 更にこれ以上の攻撃もある 我らと戦うみんなは楽しみにしていてくれ」


「ナムサン そんなに他の者を脅すな 恐怖で戦えなくなるだろう」


「リフレッド先生 どちらにしろすぐに分かる事ですから」


「それはそうだが わざわざ言う必要もないだろう」


「まぁ良いじゃないですか もうみんな準備してますよ 我々の敵は別ですが」


「リフレッド先生もう準備はできていますから やりましょう」


「リーサ・・・・ わかった 次の試合を始める! まず言っておくぞ絶対にリングの外には出るな!! リングの外で死んだら生き返れないからな 怖くてもリング内にとどまるんだ いいな!!」


「「「「「「「はい!!」」」」」」」


「Sクラスのみんなも良いな リングの外には絶対に魔法を出すな!! もし仮に逃げてしまった生徒がいたら その生徒を殺してしまう事になるからな!! それでは第2試合を始める生徒はステージへ上がれ もし上がれない生徒はBクラス決定だ 今までAクラスだった者もBクラスへ降格だ 上がってこれたらAクラスやSクラスへの切符が近づくぞ 早くしろ後ろがつかえてるんだ」


皆今の試合を見たばかりだから 恐ろしいのだろう 死への階段を上がるようにゆっくりと一歩ずつ階段を踏みしめていく そしてステージの中央に皆が集まる 絶対にステージから落ちたくないからだ 他の者が見たらオオカミに囲まれた羊のようにステージ中央で怯えている 今度の試合はカナタだ


「今の試合を見て恐れている者も多いと思う かと言って手加減をすれば痛みが長引くだけだ 最初から本気で生かさせてもらうぞ リフレッド先生 開始の合図を」


「分かった 試合開始!!」


カナタは最初から エンシェントドラゴンの水魔法を発動し アイアンドラゴンのアイアントルネードを発生させる そこにリーサの握りこぶしくらいの大きさの魔力石を放り込む するとステージいっぱいにアイアントルネードが発生した 空気中の水分を氷の槍に変え相手を貫いていく そして貫かれたところから凍っていく 相手は氷の槍での死亡判定を待つ間もなく凍死していく そしてドンドンと消えていく ステージ上から人がいなくなったらカナタは魔法を解除する 


「リフレッド先生 終わりました」


「あぁ 分かっている だが お前達この1週間の修行で何をしてきた? 以前より格段にパワーが増しているじゃないか・・・・ 明らかに過剰攻撃だぞ」


「ですが先生 下手に痛みを長引かせるより一気に倒した方が 相手も心の傷になりません っというか私達と戦う生徒は不利です もう一度戦う機会をあげて下さい そして 私達の攻撃は一般の生徒には絶対に防げません あとの試合はまたやってもらうとして 私達は同等の攻撃力を見せつけるだけで良いと思おうのですが 駄目ですか? リーサやローナは私達に無い攻撃方法もあるので別ですが リーサやローナも私達と同じ攻撃方法もできます それを見せるだけで十分ではありませんか?」


「そうだな チョット他の先生たちと話し合ってくる 試合は一時中断だ 皆待機しておくように」


そして10分後リフレッド先生と他の先生たちが戻って来た 結果Sクラスの残りの生徒は 今出せる最高の技を出すことを条件に試験の免除を許可された ローナは光魔法で先に倒された生徒達の心を癒すことが条件だった リーサは ステージ上で最高の技を出すとステージが破壊されてしまうから 修練場で行う事になった 他の生徒達は結果を見ないと納得がいかないだろうという事で Sクラスの技を見る事で納得させる


まずはエルフの姉妹だ エンシェントドラゴンの風魔法を発動して 暴風龍のトルネードを起こす そこに二人して握りこぶし大の大きさの魔力石を入れる 勿論ステージ上を超えて暴れまくるがステージ付近に人はいない 先程の攻撃を恐れて誰もそばにいないのだ それに調子に乗ったジョンとシフォンがエンシェントドラゴンの火魔法を発動してファイヤートルネードを起こす そこに握りこぶし大の大きさの魔力石を入れる 二つのファイヤートルネードは重なり合い 大きな竜巻となってステージ上を破壊していく ステージはガラス状になり溶けていく そしてそこまでになったらステージが使えないので リーサが指を『パチン』と鳴らすと 転移龍の時間転移を使いステージを先程の時間に戻す ジョンとシフォンはリフレッド先生にやり過ぎだと怒られていたが リーサがステージを直したことで怒られる時間は少なかった 次はセルとハリーだ 二人はエンシェントドラゴンの水の魔法を発動し アイアントルネードを起こし やはり握りこぶしだいの魔力石を入れる アイアントルネードもステージ上に氷の槍を何本も突き刺し ステージを使用不可にした しょうがないのでリーサが『パチン』と指を鳴らすとステージは元に戻った もうそれだけでもリーサは合格な気もするが まだまだ見せていないものがある やはりリーサも攻撃が見せたいのだ 破壊衝動ではないが みんながこれだけ派手にやったのに 自分ができる技を見せないのはもったいない気がしてしょうがない


次はローナだ 巨大な医務室に行き 恐慌状態になっている生徒達に光魔法を使って鎮静化させた そして精神を正常化させる 因みに医務室の先生では手の出しようがなかった事の説明もされた それでローナがやったことがどれだけ凄い事かが分かってもらえた やっとリーサの番だリーサは修練場に行き 観客は観覧席の後ろの方に陣取ってもらった そしてリーサは特別濃い魔力をこめて修練場全体に『爆炎』を放った それこそ修練場にミサイルが落ちたような穴が開いた 『これでSクラスの実演は終わりです 皆さんとの実力の差が分かってもらえましたか?』 と少し煽るような話し方をしたが誰も反論できなかった そして例のごとくリーサが『パチン』と指を鳴らすと修練場が元に戻る それを見たら自分達との差が違い過ぎて唖然とするしかなかった  


結果Sクラスの全員は特Sクラスに進級し ナムサンとカナタ達と戦った生徒は不公平だという事で いちから試験の受け直しになった そしてSクラスが5クラス Aクラスが10クラス Bクラスが2クラスとなった なぜBクラスが増えたかというとナムサンとカナタの戦いを見てステージに上がれないものが出てしまったからだ 直接戦った者達はローナに光魔法をかけてもらって精神の正常化をかけてもらっていたので良かったが 観客として見ていた者の中に 恐怖を刻み込んでしまった者達がいたのだ 試験が終わった後にローナに光魔法をかけてもらうのだが それまでは恐慌状態が続いたままだった それも含めて冒険者として精神が弱いので卒業は出来ないかもしれない 例えばクエストの途中で 恐慌状態になるような生徒は卒業させられないし 冒険者にはなれない そんなふうにしてSクラスのメンバーは特Sクラスに進級したのだった

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