ガヴァンライフドラゴンの里
皆さんおはよう こんにちは こんばんは 今日も楽しく小説読んでいますか?今日はブックマークがキリ番になったので2話投稿させてもらいます この後も1話投稿されてますのでよろしくお願いします それと残念なお知らせです(2018/1/30~2018/7/20)まで毎日1話投稿させていただいていましたが どうにも忙しく毎日1話投稿が厳しくなりました なるべく投稿できる日や書き貯めのできる日は 投稿&書き貯めさせてもらいますが これからは2~3日に1話の投稿になりそうです 申し訳ありません これからもドワーフに転生しちゃった・・・を宜しくお願いします ちなみに後3話は書き貯めがるので何とか後4日は毎日読めると思います
ドラゴンの子供たちが成長し 成長速度が違うことも判明 龍聖はリーサとほぼ変わらない身長に 他の子達は成長前の龍聖と同じくらいの背丈に背が伸びた そしてその時に食べていたカレーライスをアリーナ達がえらく気に入って 今度みんなでカレー屋さん巡りをする事になった そしてアリーナが気に入った店があったら リーサが店と従業員ごと買い取る事にもなった リーサにしてみれば久しぶりにお金を使う機会ができた感じである それにしても驚いた ドラゴンがあんな感じで成長するとは思っても見なかった
そしてリーサはアリーナの紹介で ガヴァンライフドラゴンの里に来ている 子供達の遊び相手を作るためだ 龍聖の時もそうだったが やはり同じ種族の遊び相手は必要だ 受け入れてもらえるかはまだ分からないが 族長と話をして何とか遊びに来るくらいは許可してもらいたい
「リーサこちらが ガヴァンライフドラゴンの里を治めているチャンドラ様だ」
「チャンドラ様お初にお目にかかります リーサと申します 神の巫女をしています」
「アリーナ様から詳しく話は聞いています 同胞を助けていただいたそうで有難うございます」
「いえいえ私も あの子達を救うのがいっぱいで 他の方達は早く楽にしてあげる事しかできずに申し訳ありません」
「そんな事はありません 仲間が苦しまずに済んだのはリーサ様のおかげです しかも神様に進言して寄生虫を寄せ付けない植物まで用意して頂いて 本当に助かっております しかしガヴァンライフドラゴンは 生命を司る龍として他の生物に狙われやすく閉鎖的です リーサ様のお子様たちに 同年代の友達ができるかは保証しかねますがそれでもかまいませんか?」
「かまいません 何も試さないで諦めるのは嫌ですので ですが最初の紹介だけはして頂いても構いませんか? 知らない者が里の中を歩いていると警戒されてしまいますので ただでさえ今も視線を感じていますので」
「失礼しました ただでさえ閉鎖的なところに 神の巫女とはいえドワーフがいるとなると 流石に里の者にも不安がる者が出て来るので・・・・」
「そこで提案があるのですが 昼食会を開かせていただけませんか?」
「昼食会ですか?」
「えぇ そうです 実は用意はしてきたのですが いかがでしょう? 気になった方だけ参加してくれればかまいませんので」
「それだけで構わないのですか?」
「料理ですから 香りが出ますからね その香りに誘われたドラゴンだけ 食べに来てくれれば結構です あぁそうそう 私の七色の魔力をたっぷりと込めておきますので美味しいですよ」
「それではチャンドラ様 中央広場を借りますぞ」
「アリーナ様 それは構わないのですが 誰も来ない可能性もありますぞ それでもかまわないのですか?」
「大丈夫ですよ 我々には秘密兵器がありますから それでは失礼します」
そして中央広場を借りた そこで食堂のおばちゃんに貰ってきたカレーのスパイスを出す 大きな鍋に油を引いてスパイスを炒めていく そして良い香りがしてきたら他の材料も入れていく あたりに漂うカレーの香り すると1人2人と中央広場に集まってくる そこに族長がやってきた
「秘密兵器と言ってましたが この香りの事でしたか」
「そうです 食べた事のない人でもその気にさせるこの香りです 体にも良いんですよ そこにリーサの魔力を乗せたら それはもう最高に美味しいですよドラゴンにはたまりません」
「この料理はリーサさんが考えたのですか?」
「いえ 人間の食べ物ですがこれがまた最高に美味しいのです 私達も普段 里にいるときなどは 人間に見つからないように人型で暮らしますよね? そのせいか人が作り出す物も美味しく感じる傾向があるじゃないですか これはその最たるものですね 私が食べてきたものの中では最高に美味しいです いや最高って表現も適切ではないですね 私の表現力では表しがたいものがあります とにかく一口食べてみてください」
「アリーナ様がそこ迄仰るのなら 食べてみますかな それに 私が最初に食べなければ他の者も手を出しづらいでしょうからな ですがその前に 皆の者 此処にいらっしゃる方はドワーフの身でありながら 神様より巫女の大役を任せられたリーサ様である そのリーサ様が同胞の里の全滅を救って下さり その生き残った子供達の遊び相手を探しにおいでになった それだけではなく 我らに食事も御馳走してくださるというのだ 我こそはという者は前に出てリーサ様の食事を馳走になると良いぞ」
「チャンドラ様 ご紹介ありがとうございます それでは皆さん食べてみてください 甘いものが好きな方はこちらに並んで 辛い物が好きな方はこちらにどうぞ」
少しずつ人が増えていく そしてあちこちから悲鳴にも似た歓声が上がる
「なんだこれは こんな物食べた事が無いぞ」
「しかもなんだこの魔力?」
「そうだな これが神の巫女の魔力か!!」
「何て美味い魔力なんだ!」
「それだけじゃないぞ この食べ物もピリッと辛くてうまいぞ」
「もっと辛くしたい人はこれをかけて下さい かけるときは少しずつお願いしますね」
「おぉこれをかけると辛くなるぞ そして旨味もある 何だこの食べ物は」
「ほら子供達は甘い奴だよ どうぞ」
「ありがとう 神の巫女のお姉ちゃん」
「いえいえ どういたしまして」
「美味しいよおねえちゃん」
「ありがとう いっぱいおかわり有るからね 龍聖みんなもご飯にしましょう」
「はぁい クロウ ガデッサ アレス リデル レミーラ フィリア ロゼリア ご飯だよ~」
「「「「「「「はぁい」」」」」」」
「はい みんな他の人にも挨拶だよ」
「分かった龍聖お姉ちゃん」
「クロウです宜しくお願いします」
「ガデッサですよろしく」
「アレスです 宜しくです」
「リデルですよろしくおねがいしま~す」
「レミーラです 宜しくお願いします」
「フィリアです初めまして 宜しくお願いします」
「ロゼリアだよ 宜しく」
「姉の龍聖です ホーリードラゴンです 兄弟たち共々宜しくお願いします」
「ほら みんなも挨拶しなさい」
「「「「「「「「「「「「宜しく~」」」」」」」」」」」」」
「申し訳ありません リーサ様 しつけがなって無くて・・・ 他の種族と会う事が無い物ですから 甘えさせて育ててしまって」
「良いんですよ イジメさえなければ これでイジメるような子が出てきたら 私が直接指導しますけどね」
「ははは そうならないように気を付けて見ておきます ささ子供達も食べなさい 冷めたら美味しくなくなるぞ」
「良く分かりましたね 冷めたら美味しくなくなるって」
「あぁ 折角作りたてで持ってきてくれたって事は そうなのかなっと思いまして」
「そうなんですよ 冷めると油が固まって美味しくなくなるんですよね まぁ 油を使わない作り方もあるんですが でもせっかくですから作り立てが良いかなっと思いまして ここで作らさせてもらいました」
「良いんですよ みんなも喜んでいるようですし それにしても一瞬で 大人たちの心を掴んでしまいましたね」
「そうですね でも肝心の子供達はまだみたいですけど・・・・・ まぁしょうがないか」
「本当にすみません 甘やかして育ててしまったものですから わがままで・・・」
「大丈夫です 一緒に遊びたくさせますから そしてわがままも矯正します」
「お手柔らかにお願いします・・・」
「では始めますか 『イメージ魔法 鍛冶 錬成 移動遊園地』これで良し」
「おいでみんな うちの子達と仲良くしてく入れる子はこれに乗れるよ~ クロウ ガデッサ アレス リデル レミーラ フィリア ロゼリア先に乗りなさい」
「「「「「「「「はぁいママ」」」」」」」」
「ん? 返事が一人多い 龍聖も乗りたい?」
「うん! 勿論」
「そっかそうだよね まだ1歳にもなってないんだもんね 乗りたいよね」
「うん 乗りたい 面白そう」
「さぁ 他の子はどうする? いつまでも意地はってると始まっちゃうよ~」
「乗る 乗りたい 仲良くするから乗せて」
「僕も僕も~」
「私も仲良くするから乗せて~」
「じゃぁみんな二人席になってるから うちの子と一緒に並んで乗って頂戴ね クロウ達も良いわね~?」
「はぁい じゃぁ席移動しないとね ママ~?僕たちは一人ずつ乗ればいいんだよね?」
「そうだよ~ その隣にこの里のお友達が乗るから ちゃんと挨拶するんだよ~」
「わかった~ さぁみんな乗ったかな~?」
「僕席が無いんだけど・・・・」
「あぁそっかごめんごめん 今錬成するね 『イメージ魔法 鍛冶 錬成』これで良し隣は私で良い?」
「良いよ一人は寂しいし」
「次の乗り物は順番変えようね」
「うん!」
「じゃぁ動くよ~」
「わぁ キラキラしてる~」
「音楽もなってるよ~」
「動きも面白いね~」
「前のレバーを後ろや前にすると上や下に動くんだね~」
「さぁ次は観覧車だ チョットずつ動かすからみんな乗って行って これも小さいから二人乗りね さっきとは乗る人を変えるんだよ~! アリーナチョット来て里の子が一人余っちゃうから こっちに来て一緒に乗って 私鍵をかけたりしないといけないから」
「わ 私がこれに乗るのか?」
「意外と楽しいよ?」
「それにしてもこれは子供の乗り物だろう?」
「そんな事無いよ大人も乗るよ 特に大人は恋人と乗ります」
「そうか それなら 練習がてら乗っておくかな 宜しく頼むぞ ぼうや」
「はっはい 僕で良ければ 隣にどうぞ」
「そんなに緊張しなくても良いぞ私も初めて乗るからな」
「じゃぁ鍵をかけるね~ 楽しんできてね~」
その後メリーゴーラウンドやコーヒーカップに ボール投げや射的に輪投げと色々楽しんだ みんな仲良くなれたようだ もう放っておいても仲良く話をしている 良かった良かった
「チャンドラ様 皆仲良くなれたみたいですね」
「そうですな 良かったです 里の子達は閉鎖的な環境で育ったので 心配していたのですが杞憂でしたな」
「そうですね 子供は仲良くなるのが早いですね」
「リーサ 私も楽しかったぞ」
「アリーナも満喫してたね」
「うむ あんな物は乗ったことが無かったからな 楽しかったぞ」
「それは良かった 次も宜しくね 里の子達と うちの子達の数が合わないみたいだから」
「なに? また 私が乗るのか?」
「リーサ様 実は病気の子供達がいるには居るのですが・・・・」
「あぁ そうだったんですか 申し訳ない もっと早く気づけばよかったです 病気は子供だけですか?」
「実は看病していた大人たちも かかってしまって 今は病に伏せっています」
「あぁ それはいけない 治してしまいましょう その病人達のもとに私を連れて行ってください」
「いけません 神の巫女に病気がうつってしまいます」
「お気遣いは無用です 私は自分の病気は自分で治せますし 他の人の病気も治す事が出来ます」
「そうなんですか? それは助かります これ以上病気が広がると大変なところでした」
「それで 場所は何処ですか?」
「こちらです 宜しくお願いします」
「確かにこれは大変ですね 『イメージ魔法リフレッシュ&クリーン』 これで部屋は綺麗になりました 次は病気を治しましょう 『神の御業』 そしてもう一度『イメージ魔法リフレッシュ&クリーン』これで完璧です 他に病人はいますか?」
「いえ ここだけです ありがとうございます」
「これも神の巫女の使命ですから気にしないで下さい」
「おお 久しぶりに体が軽いぞ 治ったのか?」
「そうだな 治ったみたいだ」
「皆の病気を治したのは ここにいる神の巫女のリーサ様だ 今後も感謝の気持ちを忘れぬようにな」
「「「「「「「はい」」」」」」」
「子供達も無事か?」
「大丈夫そうです 病気が落ち着いて眠っているのでしょう 変な汗もかいていませんし 顔色も良くなっています」
「これで 大丈夫そうですね では遊園地を片付けて 私達は今日は帰ります また今度遊びに来ますのでその時はよろしくお願いします」
「はい ありがとうございました 又来てくださることをお待ちしています」
そしてガヴァンライフドラゴンの里を後にするのだった 子供達はまだ遊びたそうだったが仕方がない 明日は龍聖の番だ 久しぶりにホーリードラゴンの里にも行ってあげないといけない