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商人ギルドのギルマスとの会話

転移ドラゴンの鱗を飲んで 魔力によって転移で運べる範囲が決まることが分かった 距離はこの大陸の中なら問題なさそうだ そしてクエストを受けに冒険者ギルドに行った そしてカナタが引いてきたのはマンティコアの巣の殲滅作戦だった マンティコアの巣を殲滅したと思ったら 狩りに行っていた別動隊が帰ってきて囲まれてしまったが リーサとローナの機転で難を乗り切った そして依頼料と素材買取と1匹当たりの討伐料で白金貨231枚になった 今後の事もあるし 私も教師と生徒の間の状態なので クエストの依頼料を分けるのをリフレッド先生にも持ち掛ける 先生には私がいないときにクラスメイトを見てもらわないといけない なので白金貨231枚を11人で分けて 1人頭 白金貨21枚になったみんなもそれで納得している 前回余程助けてもらったのだろう 


依頼料を分けている時に商人ギルドから連絡があった すぐに来てほしいとの事だった みんなと別れ商人ギルドに転移する そしてギルドマスターのジョルジュから物質転送装置を5台に増やし 納品を10倍にしてくれとの依頼だ 1ヵ月の納品を10倍にすると白金貨1200万枚だジョルジュに何度か確認したのだが 払えるとの事だったので受ける事にした そして納品場所は裏の土地を買い占めて頑丈な建物を建てたからそこに置いてくれとの事だった さらにギルドランクを特Sランクにしてくれるという まだまだこれから凄い開発品があるというと リーサさんは商人ギルドにとって神様のような存在だから 特SSだろうが特SSSだろうが作ってしまうという リーサも日本円にして1ヵ月12兆円だ それだけ大きな取引なのだから 多少のサービスをしてあげようと思っていた 


「これだけ大きな取引ですから 多少サービスさせてもらいましょう)


「おお 本当ですか?」


「まず 物質転送装置ですが無料で設置しましょう」


「ありがたいです」


「それと裏の倉庫ですが明り取り用のガラスを『絶対防御』という魔法で割れ無くしましょう」


「ありがとうございます」


「そして窓のカギですがこれは固定して開かないようにしましょう じゃないと商品が盗まれますから」


「確かにそうですな」


「あと最後に出入り口にゲートの人認証システムを付けましょう これは職員以外がゲートを通ると警報と身動きが取れなくなる仕組みです 解除はギルマスの部屋に解除ボタンを設置しましょう 後壁と床は私に強化させてください 壁を壊されたり 穴を掘って床の下から窃盗に来る奴らもいるはずです これだけやれば普通の人たちには窃盗には入れません」


「ありがとうございます これだけしてもらえば泥棒も入れないでしょう」


「では 職員を一人ずつ連れて来て下さい ゲートの人認証システムに登録します それまでにガラスや壁や床を強化しています」


「分かりました では 手の空いている者から連れてきます」


「ではギルドカードも渡しておきますので 更新もお願いします」


総物質転送装置の性能が良いからギルドランクも上げてくれるというのだ


「はい そちらの方もしっかりとお預かりさせていただきます それでは失礼します」


その間に壁の間には 厚さ2メートルの鉄板を仕込んで『絶対防御』をかけておく 更に床にも同じように鉄板を仕込み『絶対防御』をかけておく これで入れるとしたら転移魔法の使える者だけだ 前に王城の魔法使いが考えたものを そのまま市民に売りつけた事があった その市民が魔王の手先だったのならもうこの世に転移が使えるのはいないはずだ だからここは王城の宝物庫より安全になった そしてゲートも作った 後はこの体育館並みの倉庫に商品を錬成するだけだ すると外で呼ぶ声がする 1人目が来たのだろう


「こんにちは 早速登録しちゃいましょう この扉の前を行ったり来たりしてください」


「はい 分かりました ・・・・・ これで良いですか?」


「はい 大丈夫です 試しにゲートを通って下さい ・・・・・・ 問題ありませんね では次の人をお願いします」


そうしてギルド全員勿論ギルドマスターも登録して 私も登録しておく じゃないと商品が持ってこれないからね 商品は棚を作って種類ごとに分けられるようにした 車輪の着いた移動式のはしごも作った 今日は面倒なのでここで錬成してしまおう 今は誰もいないし丁度いい


イメージ魔法 『錬成・錬成・錬成・錬・・・・・・・・・・・・』 これで良し種類ごとに大量に錬成したので時間は少しだが量は凄い事になっている さてギルマスに確認してもらうために受付に向かう


「すいません ジョルジュさんはギルマスの部屋ですか?」


「はい リーサ様ギルドマスターは部屋におられます 今は来客もありませんし直接行っても大丈夫ですよ」


「すいませーん リーサです入っても良いですか?」


「勿論ですどうぞ 鍵も開いてますので」


「失礼します ゲートの解除ボタン設置と 倉庫に商品を置いてきたので確認をお願いします」


「分かりました 倉庫はギルドの者に行かせます 少しお待ちを」


「では 私は解除ボタンを設置しておきます何処が良いですか? 隠しますか?」


「そうですね ではこの机の中に設置してください 一応この部屋はお客さんとして人が来ることも多いので 見えない所の方が良いですからね」


「そうですか 分かりました ではここに設置しておきます 倉庫の方に人をお願いします 今までの10倍ですから 検品も大変ですよ」


「あぁ 大丈夫ですよ 検品はそんなに大変ではないです 特Sランクの人は無条件で信用されますので ある程度ここにあるってのが分かれば問題ないです それに 特Sランクになるにはそれだけの信用があったからです それを無駄にしてまで 信用を失うような行為をする商人はいませんから 商人にとって信用はお金で買えない唯一の物ですから」


「愛や恋はお金で買えると?」


「それは違いますな 愛や恋も信用が必要なんですよ 私は貴女を裏切りませんという 信用を得たら初めてお金を使うのです 最初からをお金を使うのは遊びの時だけです おっとリーサさんにはまだ早いですね」


「そうですね ですがいい勉強になりました 変な男には気を付けます まぁ私よりお金を持っている男の人もそうそう居そうにありませんけどね」


「そうですね まずいないでしょうね」


「はははは ではまず私が信用を得る努力をしないといけませんね」


「いえいえ これだけ商人で成功されているんですから 相手がリーサさんの信用を得るのが大変ですよ」


「そうですか それはそれで大変そうですね 有象無象が寄ってきても相手にできませんからね」


「まぁ 大丈夫ですよ まだまだ先の話ですから」


「そうでした まだまだ先でしたね 最近年上の方と話す機会が多い物ですから 勘違いしてました」


前世の記憶と混濁した~ それにしても前も凄かったけど月々12兆って何処の石油王? ってか石油王ってどれくらい稼ぐか知らないけど 話し方まで変になってきたやっぱり緊張してるのかな? 流石に稼ぎすぎでしょ これでミニ収納ボックスを売りに出したらどうなるんだろう? 本当に特SSとかになるのかな?


「リーサさんどうしました? ボーっとしてましたが」


「いや 流石に稼ぎ過ぎかなと 今更ながらに思いまして しかもこれからまだ作る物がありますので まぁそれが売れるかどうかと言ったら 売れるんでしょうが一つが高すぎるんですよね」


「ちなみに どんな物をお考えですか?」 


「ポケットに入るサイズで馬車10台分の荷物が入る収納ボックスです」


「それはまた 凄い物を・・・・・ 今すぐに売り出さないのですか?」


「まだ 開発途中ですので それと難点が 小さなものが一つでも入っていたら一個としてカウントするので 一回一回大きな馬車サイズの物を出して 中の物を整理しないといけないんですよね」 


「いやいや それくらいの手間は無いにひとしいじゃないですか」


「そうですか~? できれば馬車サイズの物を入れておいて その中身を取り出せるくらいにしたいんですけどね」


「逆にそこまで便利だと こちらでも値段がつけられませんよ それとリーサさんの事だから 試作品はできているんですよね 見せていただけませんか?」


「持ってますが まだ売りには出しませんよ?」


「それはそうです まだ 収納ボックスがこれだけ売れてますからね 今売りに出すのはもったいないです」


「では 裏の倉庫の中で出しましょう 誰かに見られても困りますので」


「そうですね 人に見られて噂が広がるとまずいですね」


「まぁ 試験的に私のクラスメイトには使ってもらっているんですがね」


「羨ましい話ですね そんな発明品を一番にしかも無料で使えるなんて でも大丈夫ですか? 襲われたりしませんか?」


「あぁ その辺は大丈夫ですよ 強さだけはそこらの冒険者が束になっても勝てませんから」


「そうなんですか? 流石ですねリーサさんはお友達も強いのですね」


「そうですねぇ 皆強いから試作品を渡せるってのもありますね」


「さて 倉庫に着きました 見せていただけますか?」


「良いですよ これです」


ポケットから小さな箱を出す


「凄い小さいですね! これの中に馬車10台が入るのですか?」


「まぁまぁ そんなに慌てないで下さい 今出しますから」


馬車やらコンテナやらをを出していく


「何ですかこの大きな箱は こんなものも入るのですか?」


「そうですね この箱も私が作った物ですが これより少し大きなものまで入ります ですがこの箱を作る技術が 他の人にはないので馬車が10台って表現しただけですね 大きさにして馬車3台分ぐらいが一か所に入ります まぁそれだけの物になると軽く家一軒分ですかね?」


「これは凄い これが実用化されるのはいつ頃になりそうですか」


「そうですねぇ 値崩れの事もあるし 今の収納ボックスが落ち着いた頃ですかね~」


「残念です こんなものがあるのなら 早く売り出したい気持ちでいっぱいです」


「ですけど まだ試作品ですからね どんな問題が出て来るかわかりませんから それにまだ 売りに出すのはもったいないと言ったのはギルマスですよ」


「そうでした つい興奮してしまって 申し訳ない ですがこれでは本当に特SSでも用意しないといけませんね」


「この他にも生物転送装置なんてのもあるんですがね」


「それは純粋に人を移動させるのですか?」


「人だけでは無いですよ 悪用されないように何か所かのギルドを経由はしますが 希少動物や 生きたまま運ばないといけないモンスターなど そんな生き物を運ぶことも可能です」


「それは 便利ですね どうしても陸路ですと動物が弱ってしまいますが これはそれが無いという事ですよね?」


「そうですね 少しの時間で移動が可能です」


「分かりました これからもリーサさんが商人ギルドにとって 大切な方であることが これからも宜しくお願いします」


そしてギルマスに強く握手をされて もう一度これからも本当に宜しくお願いしますと言われた

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