マァタァスタァシィスドラゴン
総合評価ポイントが 700を超えたので 2話投稿させてもらいます 皆さん読み飛ばしなどないようにしてください それとブックマークもそろそろキリ番なので2話投稿があるかも知れません 作者はそれまでに書き溜めをしないといけませんね これからもドワーフに転生しちゃったを宜しくお願いします
結局帰ってから深夜までアリーナのお説教を聞いたリーサ 教員候補の人達が食事をとって無いのを思い出し 急いで準備する 部屋に行くと案の定スターディ様の恩恵で必死に勉強している 恩恵を一旦弱めて食事をさせると 次の部屋に行くそれの繰り返しを30人に行った それで一番最初の部屋に戻ると食事が終わったら 疲れて寝ていた どの部屋もそんな感じだった そして明日の朝になったら 恩恵を元に戻そうと思いリーサも寝るのだった 翌朝一番に起きて各部屋を回って行くともう皆勉強を始めていた 恩恵はこのままでいいかと思いそのままにしておく あまり強すぎても体に良くないからだ スターディ様の恩恵は調整が難しい 念の為みんなに神の御業をかけていく これで疲れも取れるはずだ これもベルッド様のおかげだ
朝食を各部屋に置いて食べるようにお願いすると ちゃんと食べてくれる これくらいの恩恵がちょうどいいのかもしれない リーサも食堂に行って朝食を取ると学校に行き授業をする 今Sクラスの生徒たちは特Sクラスに上がる為に必死で勉強している リーサの授業は分かりやすく 新しい考えが盛り込まれているので楽しいのもあるみたいだが 他の先生の話を聞くのがつまらなくなっているのも問題だ かといって他の先生に授業内容を変えてくれとは言えないし困ったものだ 昼になり自分の食事も忘れて教員候補の人達の食事を用意する
それを終えると少し時間ができたので 家に帰りママンに蜂蜜を渡し ジャイアントビーはママンの指導のもとリーサがお酒を造る ママンのお腹が大きくなってきていて作業がしづらいからだ お酒造りが終わると又学校に戻り 今度はお風呂に入るようにお願いして 入ってきてもらう それが終わると食事の準備だ 長い一週間だったがそれも今日で終わりだ 明日には恩恵を解いて教員の資格があるか校長先生の面接と試験がある それに合格すればと言うかここまでしたのだから 受かってもらわないとシャレにならない まぁこれで受からない人は教師になってもらっても困るのだが
そして試験と面接が始まった 気分は受験生の子供を持った親の気持ちだ 早く終わってほしいがあまり早く終わり過ぎると心配だとか 色々考えてしまう・・・ でも早く終わってほしいなぁ こんなに時間がかかるとは思っていなかった かれこれ5時間近く待っている中はどうなっているのだろう? そんな事を考えていると中からゾロゾロと人が出てきた みんな一様に顔は明るい受かっているのだろうか?
「どうだった?受かった?」
「はい!! 受かりました これもリーサ先生のおかげです」
「これで 他の恩恵も貰えるんですよね?」
「がんばれました~よかったです~」
と人それぞれだが 一応全員受かったみたいだ 校長先生も出てきてニッコリしている
「皆さん集まって下さいスターディ様の恩恵を少し下げます このままだとご飯も自分で食べなくなって死んでしまいますから 今回は私がついていたので大丈夫でしたが これから寮に入り一人になると勉強漬けになってしまいます それとこれから冒険者の神の恩恵と戦人の神の恩恵を授けます 『冒険者の神フォトン様の恩恵 戦人の神ファイタン様の恩恵 神の御業』これで皆さん色々な技が使えるようになりました 色々試しながらがんばって下さい 新しく覚えた技などもあるはずですからそれも調べて下さいね スキル検索のボードは職員室にあります 使い方は分かりますよね?一応念のために ボードの上に手を乗せて下さいそれでおしまいです そうすればボードに自分のステータスやスキルなどが出ます 新しく覚えたものなどは ドンドン使っていって完璧にして下さい」
「皆さん分かりましたね 順番に職員室に行きステータスボードで色々測定してください」
「はい 校長先生 リーサ先生 行ってきます」
「良かったですねリーサさん 全員合格ですよ」
「苦労したかいがあります」
「そうですね かなり頑張っていたみたいですね 警備の者から聞いています 夜遅くまで駆けずり回っていたと」
「ははは 見られてたんですね 恥ずかしいです」
「何を言うんですか 誇らしい事であって 恥ずかしい事じゃないですよ」
「そうですかね? 私としてはもっとスマートにやりたかったんですが 結局バタバタしてしまいました」
「それはあれだけの人数を1人で見ていたんですから バタバタもしますよ」
「でも本当によかったです 全員合格してくれて 恩恵なら無料ですからね普段なら お金を取りますが今回は特別サービスです」
「それは良かった リーサさんにはボーナスを出そうと思っていたんですが いらなさそうですね?」
「いります!! あれだけ頑張ったんだから 貰えるものは貰っておきます」
「そうですか やっぱりいりますか 仕事のできる人は違うなっと思ったのですが」
「それとこれとは別です!!」
「それにしても これでリーサさんは暫くは Sクラスの担任で大丈夫ですね」
「そうですね これで授業に専念できます リフレッド先生たちもそろそろクエストを終えて 戻ってくる頃でしょうから 来週は授業で再来週はクエストで 又忙しくなりそうです」
「楽しそうですね」
「そうですね スターディ様の記憶をコピーされて 移植されたときは死ぬかと思いましたし 授業は詰まらなくなるし 困りものでしたが 教師になって人に教えるのは楽しいですね」
「それは良かったです 一時期のリーサさんの職員室での評判は 良くなかったですから リフレッド先生が庇ってましたが・・・・」
「そうだったんですか・・・・ あの時は何でこんなつまらない授業を 聞かなくてはいけないのかと考えていましたから 今思えば失礼な生徒ですがね・・・・・」
「まぁ リーサさんにも色々あったのですから しょうがないですよ 勉強の神の記憶を 全部覚えただけでもすごい事ですから さぁ そろそろ リフレッド先生達が帰ってきますよ 迎えに行ってあげたらどうです?」
「そうですね よく頑張ったと上から目線で 出迎えてあげましょう」
「そんな事しないで 普通に出迎えてあげなさい」
「はぁい では行ってきます」
「一週間お疲れ様でした いってらっしゃい」
それにしても何で帰ってくるかな? ヘリで直接町の中には来ないだろうから 門番さんの詰め所で時間を潰しますか 『転移』
「門番さん チョット入り口で友達を待たせてね」
「あぁ 構わないよ」
「お帰り用の花火の準備していい?」
「そんなに大事な友達なのかい?」
「それはもう クラスメイトが一週間ぶりに 冒険者ギルドのクエストから帰ってくるからね」
「それは楽しみだな 良いよ準備しな」
「アリーナも手伝って これを置いていくだけだから 10個もあればいいかな?」
「リーサ サーチをかけて今どこにいるか調べたらどうだ?」
「そうだね 調べてみよう 『指向性サーチ』あれ?ヘリの後ろに何かついて来てる この大きさはドラゴンかな? アリーナ話しかけてみれる?」
「ん 今やってみる なんだか怒ってるぞ?リーサ ローナに携帯で電話して話を聞け 急いで」
「ローナ?どうなってるの?」
「空の乗り物なのに 神の巫女が乗って無いとは どういうことだって怒ってるの」
「龍聖に説明させてる?」
「今泣きながら説明してくれてる」
「なにー!? 龍聖を泣かしただと!!? ローナそいつらの翼の関節外しちゃって 今すぐに行くから そこにいて アリーナ乗って 急ぐよ!! お兄さんすぐに帰ってくるから待ってて」
ハリアーを出してすぐに飛び立つ 動力は魔力石だからエンジンを暖める必要もない 全速力で飛ぶとあっという間に着いた ハリアーを降ろしていく
「おう!私に喧嘩売ったのはどいつだ!!!? なんだぁ 返事もできないのか? 殺すぞてめーら もう一回聞くぞうちの龍聖を泣かしたのはどいつだ!!? ほぉ 神の巫女に返事もできないのかい?関節を一つずつ外していこうか?」
「まっ 待ってくれ 俺たちはそんなつもりじゃ」
「じゃぁどんなつもりなんだ?」
「神の巫女に挨拶をしようとしたら 今は乗って無いって言われて つい怒って追いかけてたんだ」
「アリーナから空を飛ぶ変な乗り物は 襲うなと言われてるだろ!? 聞いてないのかい?」
「アリーナって エンシェントドラゴンのアリーナか? 別に俺らの長じゃないから関係ないかなって」
「だってよ? アリーナ どうする?」
「私がそのアリーナだが 今の言葉を覆すなら今だけだが・・・・ どうする?」
「げっ アリーナ本人? さっきのは無し 俺らは変な事は言ってません」
「でっ!!?うちの龍聖を泣かせたのはどいつだっ!!!!!!!!」
「「「「「「「「「こいつです」」」」」」」」」
「ひどっ みんな裏切り者ぉ」
「お前らなんてドラゴンだ?」
「マァタァスタァシィスドラゴンです」
「なんだって?もう一回!!」
「マァタァスタァシィスドラゴンです」
「転移龍って事か? 恩恵は?」
「はっ!?」
「う~ろ~こ~の~恩恵は!!??」
「HPとMPの上昇強と HPとMPの回復量の増量強と 転移ができます『異世界も時間軸も可能です』」
「攻撃は!!?こ~う~げ~きは!!?」
「マァタァスタァシィスタイフーンです 敵を異世界か時間軸の違う世界に送ります 戻す事も可能です」
「よし 龍聖を泣かした奴の鱗を40枚取れ そして他の奴らも20枚取れ 大丈夫だ痛いのは最初だけだ すぐに治してやるから神の巫女に任しとけ いうこと聞かないとこっちで剥ぎ取るぞ あぁ翼の関節外したまんまだったな 直してやるから逃げるなよ逃げたら殺すからな 神の御業」
「ぎゃぁ~」
べりべりべりべり 鱗がはがされる
「何逃げようとしてんだ 逃げるなって言ったろ 戻ってこい こっちは娘を泣かされて怒ってるんだ 戻ってこないと治してやらないぞ」
「急げ神の巫女が怒ってらっしゃる 早く剥がしてくれ ウッウッ痛い」
「こっちは心が痛いわ!!龍聖もう大丈夫だからねぇ 怖いおじちゃんたちは ママがお仕置きしておくからねぇ」
「ママが怖いです」
「そりゃそうよ龍聖を泣かせた奴らだもん 容赦しないわ」
「剥がし終わりました」
「一か所にまとめろ それくらいの気も使えないのか?」
「はっ はい今すぐに おいまとめるぞ これでいいでしょうか」
「良いだろう 数えろ200枚無かったら誰から剥ぐかな?」
「1~2~・・・・200 ちゃんと200枚ありました」
「じゃぁみんなで龍聖に詫び入れろ」
「龍聖ちゃんごめんね」
「泣かしちゃってごめんね」
「もういいですから 大丈夫です って言うかおじさんたち大丈夫ですか?」
『神の御業』
「おお 体が軽い鱗も元通りだ ありがとうございます 神の巫女」
「2度と空飛ぶ乗り物に手を出すなよ 仲間にも言っとけよ」
「はい 勿論です それじゃぁ失礼しました」
「待て 私に用があったんだろ もう怒ってないから言っていけ」
「あっ あの頭に寄生する寄生虫の駆除の方法を 教えて下さってありがとうございました これで心置きなく空を飛べます」
「何だその事か 気にするな あれは神様と決めた事だ私から進言はしたが 植物をくれたのは神様だ まぁ進言が無かったら植物もないけどな まぁ悪かったこっちも娘が泣かされて怒りが頂点に達してしまった お前ら寄生虫除けの薬が切れそうだぞ 予備はどうした?持ってないのか?」
「はい そんなに時間がかかるとは思っていなかったので」
「ほらこれを持って行け 予備の薬だちゃんと火を付けろよ」
「ありがとうございます 本当にありがとうございます 流石神の巫女です」
そんな感じで丸くまとまって? マァタァスタァシィスドラゴンは・・・・・ああ長い 転移ドラゴンは帰って行った