暴風龍の戦い
皆さん おはよう こんにちは こんばんは 今日も楽しく小説読んでますか? チョットご報告です 誤字や漢字の間違いなどがあったので修正かけました まだまだあるとは思いますが 今気づいたのは直しました 内容に大きな変化はありませんので気にしないで下さい もし気になる方がいたら読み直してみてください 今回で170話目になるんですが 毎日更新だと直している暇がないのが現状です この前まで何とか 書き溜めを20話までしたんですが 直しを入れていたらあっという間に書き溜めが5話しかなくなってしまいました これからも毎日更新を頑張りますが 応援も宜しくお願いします これからもドワーフに転生しちゃった・・・を宜しくお願いします それと今回170話目にして総合評価700PTを超えましたので2話連続投稿させてもらいます この後にも1話あるので忘れずに読んで下さいお願いします
ローナ達がジャイアントビーと戦っている間 リーサには別の問題が上がっていた エンシェントドラゴンのアリーナが帰ってきて リュードさんの事を調べてきてくれた そしてリュードさんが領地の争いで負けて怪我を負っているというのだ このままでは命も危ないというのでアリーナの記憶を見て 転移することにする
「アリーナの見た感じでは どれくらい危ないの?」
「非常に危ない 何と言っても毎日のように 新しい長に攻撃されているんだ」
「何それ? 許せないんだけど・・・・ とにかく急ごう『転移』」
「近くに転移すると危ないから 少し離れた場所に転移させたからね」
「お気遣いありがとう でもリュードさんの所に急がないと」
「リーサ あなたのイメージ魔法で姿を隠す奴があったでしょ あれを使って行きましょう」
「分かった イメージ魔法「光学迷彩」これでいいかな? 後はこれもやって行こう『消臭」これで良し」
「おぉ 姿だけじゃなく 匂いも消せるんだね」
「でも 光学迷彩同士は姿が見えるでしょ?」
「そうだね リーサの姿とガヴァンライフドラゴンの赤ちゃん達は見えているよ そしてさっきまでは見えなかったけど リーサが持っている人形は何だい?」
「人形じゃないよ魔王を封印していた神様達だよ」
「これは失礼を神様とは知らずに人形などと・・・」
『まぁ 今の状態じゃしょうがないじゃろ 気にするな』
『それよりも リュードとやらが危ないのでしょう 急がなくていいの?』
「そうでした 急がないと あっいた あぁ傷だらけだ」
「リュードさん聞こえますか? リーサが来てくれましたよ」
「兎に角一旦『神の御業』これで怪我はなくなったどう?まだ痛い所がある?」
「大丈夫だリーサ 助かったよ あと少しで死ぬところだった」
「怖い事言わないで下さい リュードさんが死んだら私達は悲しいんですよ?」
「そうだな 今度こそ あんな若造に負けないくらいの戦いをして見せる」
「そうだ リュードさんがいなくなってからも ドラゴンの鱗が手に入ってたんですよ これを飲んでやっつけちゃいましょう」
「良いのか?」
「アリーナも良いでしょ?」
「良いんじゃない?このまま死なれたら困るし」
「それはどう困るんだ?」
「今リーサはガヴァンライフドラゴンの赤ちゃんを 7人も育ててるのよ だから手伝ってあ・げ・て!」
「そんな 男の俺にそんな事が出来る訳が無いだろう?」
「じゃぁ鱗は飲まないの?」
「鱗は飲むさ そして強くなるんだ」
「そっかぁ それを用意してくれたリーサに恩返しもしないんだぁ?」
「うぐっ わかったよ 手伝えばいいんだろ でも何をすればいいんだ?」
「簡単よ ドラゴンの遊びを教えてあげればいいだけだから」
「分かったけど 話しづらいから 姿を見せてくれ」
「はぁい 解除 これで良いですか?」
「おぉリーサ久しぶりだな その上に浮かんでいるのが赤ん坊たちか?」
「そうだよー 見る見る?」
「そうだな 見せてくれ おおかわいいなぁ それにしても人型になってるてことは ドラゴン特有の遊びは教えられないじゃないか!」
「そこを考えるのがリュードの仕事よ」
「ねぇねぇ さっきから人ごとにしてるけど アリーナは面倒見てくれないの?」
「うぐっ そっそれは・・・」
「おっ なんだぁ? 人に任せておいて自分は高みの見物かぁ?」
「そっ そんな事無いわよ チョット他のドラゴンと違った 育ち方をしたから遊びを知らないだけよ」
「あぁ それはブルワリーナさんが旅に出てしまったとか?」
「それもあるし 父がドラゴンの長だったから 過保護に育てられて 他のドラゴンとの遊びを知らないだけよ」
「ねぇそれより遠くからこっちに近づいてくる ドラゴンがいるから 今のうちに鱗を飲んで下さい」
「分かった どれからだ?」
「取りあえずこの4種類をこの量で飲んで下さい」
「凄い量だな まぁ良いか飲むぞ これでいいか? でこれは何の鱗だ?」
「エンシェントドラゴンと ポイズンドラゴンと アイアンドラゴンと ガヴァンライフドラゴンの鱗です これで最強です」
「そりゃ凄いな よくそんなに集めたもんだ」
「全部偶然ですけどね」
「いやトラブルを リーサが呼び寄せている気がするぞ」
「そんな事無いですよ 私はいたって普通の女の子ですから」
「「・・・・・・・・・・」」
「何で二人して黙るんですか!!」
「いや 普通の女の子の基準が 俺たちとは違うんだろうなぁって」
「うぅ 二人が虐める ここに龍聖がいたら慰めてくれるのに・・・」
「そういえば龍聖がいないな どうしたんだ?」
「今はチョット 修行中です」
「そうなのか? 良くわからんが 無事なんだな?」
「勿論ですよ 私が龍聖に危険な事をさせる訳が無いじゃないですか」
「そんな事よりチョット離れていてくれ お客さんだ」
「分かりました 『光学迷彩』アリーナさっきの場所に転移しますよ『転移』」
「んっ? なんで傷が治ってるんだ? まぁ良いかまた痛めつけてやるだけだ」
「そんな簡単にできるかな? 今の俺はチョット強いぞ」
「はん! 負け犬が何言ってやがる やられ過ぎて頭がおかしくなったか?」
「そっちこそ 若造のくせに生意気なんだよ!!」
「これでも食らってまた寝てなトルネード」
「はっ! 嫌だねアイアントルネード」
「はっ? 何を言ってやがるって おいおいなんでアイアンドラゴンの技が使えんだよ?」
「さぁてね 神様が味方してくれたんだろポイズントルネード」
「ぐっ ぐわーーーーー うええええええええ」
「これでお終いかな ファイヤートルネード」
「熱い熱い熱い」
「でもやっぱり最後はトルネード」
(あぁこれで決まりましたね エンシェントドラゴンの鱗を飲んだ後のトルネードは強力になっているはずです」
(そうなんだ? トルネードそんなに使わないから 分からなかったよ)
「うっ うわーーーーーーーーーーー なっなっ 何でそんなに強くなってんだよ?」
「だから言ったろ 神様が味方してくれたって さぁ手加減してやったんだ とっとと俺の領地から出ていけ」
「何言ってやがる 生きているうちは戦いは終わってねーよ」
「じゃぁしょうがねぇなエンシェントタイフーン これでじわじわお前の生気を吸っていくから 降参するなら早めに降参しな」
「誰が 降参なんか う う うわぁ・ぁ・ぁ・ぁ・ぁ・・ぁ・・・ぁ・・・ぁ・・・・・」
「最後まで 降参しなかったな その根性だけは認めてやるよ」
「何 格好つけてんですか? 私達のおかげで勝てたくせに」
「良いじゃないか 散々痛めつけられて 今日にも死ぬところだったんだから 最後位格好つけても・・・・」
「最後に エンシェントタイフーンを使ったのも いただけないな あれは龍種最強の技なんだぞ 簡単に使っていい技じゃないんだ!!」
「ごめんってば あそこまでやらないと 俺も勝てなかったんだよ」
「だからと言って 仲間を殺すのはどうかと思うな」
「エンシェントドラゴンの言い分も分かるんだが 暴風龍はそうして自分の地位を守ってきてたんだから しょうがないだろう」
「むぅ そうは言っても・・・・」
「まぁまぁ 二人とも最終的にリュードが 長のままの方が丸く収まるんだから 今回は良しとしようよ」
「リーサがそう言うなら 今回は目をつむりましょう でも今回だけですからね」
「ありがとう 二人とも今回は本当に助かったよ 来るのが明日だったら 死んでいたかもしれない」
「それは良かったです リュードさんが死んだら 悲しいですから」
「それは さっきも言われたぞ まぁ何度言われても嬉しい言葉だがな」
「じゃぁ良いじゃないですか リュードさんが死んだら 寂しくて悲しいんです 泣いちゃうかもです」
「泣いちゃうかもって そこは泣いてくれよ」
「泣いてあげません リュードさんはさっきの鱗で5000年生きる事が決定しました だからめったな事では死なないのです」
「5000年!!? そりゃいくら何でもやり過ぎだろ・・・・・」
「頑張って生き抜いて下さい」
「はぃ そうさせてもらいます 5000年かぁ長いなぁ・・・・・・」
「何ですか リュードさんは私と同じ時を生きるのが嫌だとでも?」
「いえ! そんな事はありません 今日はありがとうございました」
「分かればよろしい」
「リーサ じゃぁ戻りますか?」
「あっ 俺は後から戻るから先に戻っててくれ」
「何でですか? 私達と一緒じゃ嫌なんですか?」
「さっきの奴にされたマーキングの上塗りをしてくるんだよ 今は鱗を飲んで 色んなドラゴンの匂いがしてるから マーキングしとけば間違いなくそばには寄ってこないだろうさ」
「あぁ 縄張りの強化ですね?」
「そういうこった これだけはやっておかないとな」
「ちなみにどうやってマーキングするの?」
「女の子がそんなこと聞いちゃいけません」
「えっ? そんな恥ずかしいことするの? 余計に気になるんですけど 教えて教えて ねぇリュードさ~ん」
「しょうがないな・・・・・ 木とか岩とか辺りかまわず 背中を擦りつけるんだよ 恥ずかしいなもう」
「えっ? それだけ? 全然恥ずかしくないじゃん 私はてっきりおしっこでもするのかと思ったよ」
「そんなことしたら 縄張りが汚れるだろうが」
「そうですよ 汚いでしょ!!しませんよそんな事」
「いやだって 恥ずかしいっていうから 人に見られたくない事かと思うじゃん」
「大空の覇者のドラゴンとしては 背中を擦りつけてるような 恥ずかしい格好は見せられません」
「そういうもんなんだ? わかった待ってるから後から来てね」
「分かった 2-3日かかると思うが気にしないでくれ」
「そんなにかかるの?」
「他の生物の目を盗んでやるからな どうしても時間がかかるんだよ」
「そんなに恥ずかしいんだ・・・・」
「リーサもうやめてあげて リュードが可哀そうだわ」
「人間には分からない感覚だわ」
「とにかく時間がかかるから待っててくれ 何かあったらアリーナに通信するから」
「うん 待ってるね がんばってね」
「リーサ がんばってねも今使うとはしたないからやめてあげて」
「えー 今のもダメなの? もういいや とにかく待ってる」
「おぉ そうしてくれ」
「じゃぁね~ 『転移』」
「リーサにはもう少し ドラゴンの気持ちを分かってもらわないといけませんね」
「帰ってきていきなりお説教?」
それからアリーナのお説教は深夜まで続くのであった