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ジャイアントビーの殲滅

皆さんおはよう こんにちは こんばんは 今日も楽しく小説を読んでいますか? 私は先日お話しした書き直しの作業を 40話迄変更できたので一旦休止します まぁ書き溜めが少なくなったので戻って来たのもありますが そんなわけで 又今日から書き溜めをする作業を開始します がんばって書き溜めていきますので応援してください 何とか毎日更新ができるようにします それではこれからも ドワーフに転生しちゃった・・・を宜しくお願いします

「最初の巣が大きくなりすぎていて 分蜂が始まっている 教えてもらった巣と分蜂した巣を一つは壊してきたが 被害がどこまで大きくなっているか分からない 冒険者ギルドの者を呼んでくれ」


これがリフレッド先生が町に帰って最初に放った言葉だ これが発端になって この町の冒険者ギルドマスター サムが家畜が被害にあっている現場に来た そしてSランク冒険者の一行だとは分かっているが ギルマスだけの秘匿事項なっているため あえて『リフレッド』の名前を出して確認した 


そしてリフレッド先生はこれ以上の探索は割増だがどうする?とギルドマスターのサムに突き付けた しかも指名依頼は受けていないから 別の者に任せてできなかったから 指名依頼でお願いしますってのはできないと言ったのだ 


これにはギルマスのサムも困ってしまった もう町に予算が無いのを知っているからだ これ以上頼むとなると 冒険者ギルドが町に肩代わりして依頼料を払わなくてはならない かと言ってAランクの冒険者ができないと言って依頼料とランクを上げた経緯もあるし 


仮に大本だと思っていた物より上の物が存在していた場合 もう依頼を受けてもらうには別のSランクに指名依頼を出さなければならない それを断られたら特Sしかいないが特Sがこんな依頼を受けてくれるわけがない しかも依頼料もとんでもない事になる 別のSランクでも指名依頼料は大変な事になるのだが 


「町長 もう町に財源が無いのは分かっていますが このままジャイアントビーを放置するわけにはいきません 今回は冒険者ギルドが肩代わりするので お金ができた時に返してもらうと言うのはどうでしょうか?」


「サムの考えでは まだこれ以上の恐怖が待っている可能性が 否定できないと言う事か?」


「そうです! 分蜂が始まったと言う事は一か所ではありません 数か所に巣があると考えるべきです しかも今現在も家畜が襲われているではありませんか このジャイアントビーは何処から来たと言うのですか?」


「確かに 大本と分蜂された一か所は潰されたのなら 今飛んできているジャイアントビーは何処から来たのだ・・・・」


「家畜がいなくなるのも困りますが 家畜がいなくなったあと狙われるのは我々人間ですよ?」


「分かった サムよ今回はお主の申し出を有難く受けよう Sランク冒険者のリフレッド殿と申しましたか あなた方の命を危険にさらして申し訳ありませんが このまま依頼を続行してもらえますか?」


「分かりました 依頼の続行を致しましょう 良いなみんな?」


「「「「「「「「「「はい!!」」」」」」」」」」


「それにしても その様な若い者達を連れて行って大丈夫なのですか?」


「大丈夫ですよ 冒険者育成学校でもトップの成績を誇る者達ですから ギルドでもSランクへの貢献度が低いだけで充分Sランクの技術は持っていますから」


「それならば良いのですが 私達だけ安全な場所から見ているのも悪い気がしますので」


「気にしないで下さい それが私達の仕事ですから」


「ではリフレッド様 後は宜しくお願い致します」


「はい 任せて下さい そしてこれ以上分蜂していないのを祈って下さい」


「リフレッド先生 ジャイアントビーが飛び立ちます」


「分かった 今度は最初からさっきと同じ移動方法で行くぞ 走れ!」


「「「「「「「「「「はい!!」」」」」」」」」


それからはさっきと同じで山道を登って行った やはりさっきとは違う道を通って行く 巣が違うのだ これは何回繰り返せばいいのだろう そう思いながらもジャイアントビーの巣に着いた 分蜂した時期が一緒なのか巣の大きさは 最初に見たものと変わらないそして倒し方も変わらない 煙幕材を10個巣の近くで燃やして ジャイアントビーが大人しくなったら金網袋に詰めていく 巣を壊しながらそして幼虫を始末しながらクイーンビーを金網袋に詰めたらコンテナに入れる 今度はコンテナを風下に置いておいたので中のジャイアントビーも煙で気絶している そしてコンテナを閉じてミニ収納ボックスに入れる 蜂蜜の詰まった部分は最初の物と紐で縛って 一つの荷物として認識させてしまっていく この巣での作業は全て終わった 


「さぁ さっきの場所に戻るぞ」


「「「「「「「「「「「はい!!」」」」」」」」」」


そして戻ると又ジャイアントビーが肉団子を作っていた 一回一回新しいのを倒すのではなく 死体からでも肉団子を作ってくれるのは助かる 被害が広がりにくい 私達が戻って来た時にはもう飛び立とうとしていた 私達はとんぼ返りでジャイアントビーを追っていく やはり違う道を通って違う巣に来た そして同じことを繰り返す そしてまた戻る 煙幕材を先生の言った通り多く買っておいて正解だった 


そして戻ると今度は違う場所で家畜が襲われているらしい 距離から言って違う巣なのだろう そこに向かい少し休むと また飛び立ったのを追いかける そして巣を見つけたら同じことを繰り返す そんな事を10数回やっただろうか 皆に疲労の色が濃くなった頃ジャイアントビーは現われなくなった 


夕方になったのだ 夜が近づいたから行動しなくなったのか 巣を全滅させたのか分からないので今日はこの町に泊る事になった宿は町長が自腹で町最高級の宿をとってくれた 皆疲れていたので食事と風呂が終わると 泥のように眠った 翌日リーサが念の為龍聖に持たせていた 栄養ドリンクを皆で飲んで少し復活したが 


朝の早い時間から呼び出しがかかった まだ生き残りがいたのだ 死体は片づけないように言っておいたので その死体で肉団子を作っている みんな朝が早かった為眠い目を擦りながらだが 頑張ってジャイアントビーの跡を追っていく そして昨日と同じ作業だ もうコンテナもミニ収納ボックスもいっぱいになってきた 煙幕材も少ないこれでまだ現れるようなら 一度帰らないといけない 


冒険者ギルドのギルマスであるサムにもこの話をする すると今朝の数匹以外報告が無いとの事だった 勿論数日間様子を見ないといけないが これで全部捕まえたかもしれない 


一応ちゃんと巣を潰してきたことの証拠として煙幕材を焚きコンテナを開ける そしてクイーンビーをサムと一緒に数える 煙いのをこらえながら数えると19匹のクイーンビーがいた その中の一匹はかなりの大物だった例の大本にいた奴だ 


それと大量のジャイアントビーは毒針と 強力な顎が買い取り対象だ 毒針はそのまま武器に 顎は鎧に固定して相手にタックルをかまして攻撃するんだとか リーサ用に取っておこうかと思ったが リーサならもっと強い武器を作るなと思い売りに出す事にした それと ジャイアントビーはお酒にして美容目的や 滋養強壮などで使われるのが目的だ このとき生きたまま度数の強い酒に漬け込んで毒を出させる この毒が酒と混ざる事で美容目的や滋養強壮に良いらしい 味は不味いらしいが・・・・ 


まぁ味の良いのは蜂蜜で作るミードだろう これも私は今回初めて作るので味は分からないが ビールのような風味がするそうだ 今から楽しみだ 


そんなわけで今回は19か所の巣を駆除したことになる 元々の依頼料が白金貨10枚だったので 追加の依頼料を含めて白金貨23枚もらえる事になった それと買取だが大量のまずい酒を造ってもしょうがないので 金網袋を8袋を自宅とリーサの家用に取って置き 


あとは売りに出す事にした 携帯で確認も取ったがそれで良いとの事だった クイーンビーは はく製にして貴族に売るんだそうだ そんなわけで 買取金額も凄い事になった白金貨10枚だ あの大きいクイーンビーが目玉商品だあれが白金貨5枚を付けた それと残りのジャイアントビーとクイーンビーで白金貨10になったのだ


結果白金貨33枚になった 11人で割りやすい金額になりました でも暫くは様子を見るようだから 一旦王都に帰って ミニ収納ボックスの中身を綺麗にして 装備を整えてから町に戻るようだ 今週はもうあの町の警護で終わりだ それをリーサに伝えると 龍聖ちゃんのご飯として 大量のお弁当を持たされていた 


「龍聖 ご飯が足りなくなったら携帯に電話するんだよ? すぐに持って行くから」


「大丈夫だよ ママ これだけあれば1ヵ月は大丈夫だよ」


「リーサは龍聖ちゃんが 山で遭難してもすぐに発見しそうだよね」


「ローナさん 私が山で遭難したら ドラゴンに戻って町の近くまで行きますから それは無い話ですね」


「そっか 忘れてたけど 龍聖ちゃんホーリードラゴンだもんね」


「さて 私も教師候補のもとに戻らないとだから そろそろ行くね 龍聖気を付けるんだよ」


「はぁい ママの言う事をちゃんと聞きます」


「よろしい では ローナ達も行ってらっしゃい そうだ ジャイアントビーと蜂蜜のお土産ありがとね」


「いえいえ 持って帰ってこなかったら リーサのおばさんに怒られちゃうからね」


「そうだね ママンは怒るだろうね 本気で怒りはしないだろうけど 不服そうな顔はするね」


「怖いわぁ うちのママも同じだろうから 余計に怖い」


「そうそう アリーナさんも護衛に帰ってきてくれたから また今度その話もするね」


「それも気になるけど ガヴァンライフドラゴンの赤ちゃんは げんき?」


「元気元気ベビーベッドから 脱走しようとするくらい 元気で困ってるわよ」


「それは大変だ おっと集合時間に遅れちゃう じゃぁリーサまたね」


「気を付けるんだよロ-ナ 龍聖」


そしてリーサと別れ 金網袋を買って集合場所に戻る 煙幕材はシフォンさんが買っていた 他の人達も食料を買い込んだりしていた リフレッド先生が遅れてきた どうしたのか聞くと ナックルが離してくれなくてとのろけから始まった さぁさぁリフレッド先生の話が長くなる前に行きましょう 


そして町に戻ったことを町長とギルマスのサムに伝えた 幸いあれから家畜に被害は無いそうだ このまま何もなければいいのだが みんなそう思いながら週末が来た 幸い被害は出なかった これで依頼は完了という事で依頼完了のサインをもらう そうしてやっと依頼料が入る 白金貨33枚を山分けしなくては 外は不味いだろうという事で96式装輪装甲車の中で分ける 1人白金貨11枚だ 流石に貰い過ぎですとリフレッド先生も龍聖ちゃんも言う だが 一緒に身を危険にさらしたのだ貰う権利がある と言う強引な理屈で二人にも分け前を渡した それでこの件はやっと終わった

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