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リーサのいないクエスト

みなさんおはよう こんにちは こんばんは 今日も楽しく小説読んでいますか? おなかすいた・・・ぽんです ここ何日か 最初の頃に書いた部分に 手を加える作業をしています 今は書きためた作品でしのいでいますが あと何日かはこのまま作品の手直しをして行きます 書き溜めた作品が残り5話くらいになったら また書き溜めを頑張ろうと思いますが その為に更新が2日に一回とかになる可能性も出てきました もし毎日更新ができなくなったら ごめんなさい これからもドワーフに転生しちゃった・・・を宜しくお願いします

商売繁盛の神レモット様の恩恵で 途中入学希望者1000名近くの中から 残った150名強の合格者 実力はAクラスの折り紙付きだ その中でもさらに強いスキルを持った生徒がいた その生徒達をSクラスにする為 リーサは校長に話をする だが校長はSクラスの担任不足という事でAクラスのままだ このままではいけないと思いスターディ様の恩恵を使い 試験に落ちた教師の中でも性格に問題の無い人だけを集め 寮に缶詰めにして勉強をさせていく そしてリーサが教師候補の面倒を見ている間 クエストに参加することになったSクラスの面々 リーサが参加しないクエストに行くとは 知らないまま冒険者ギルドに集まるのだった 


「今日もリーサは遅刻かぁ? ローナ何か聞いてるかい?」


「リーサは今週のクエストは参加しないそうです 何でもSクラスの担任候補を育てるとか言って 今週は参加できないから宜しくって言ってました」


「何だい じゃぁ私らだけでクエストに行けってのかい?」


「そういう事に成りますね でもみんなSランクですし 最悪Aランクのクエストをこなせばいいだけですから」


「そういう問題じゃない 今まで私らを引っ張ってきたのはリーサなんだから 今更いないって言われても困るだろ」


「それを困らなくする為に 今回は私達だけでクエストに行くみたいですよ」


「シフォンさん 今更言ってもしょうがないよ リーサさんも教師になって忙しいんだから」


「セルはそう言うけど わたしらだけでクエストをこなせると思うかい?」


「大丈夫でしょう もうSランクですし 何よりドラゴンの鱗や 冒険者の神や 戦神の神の恩恵を受けているのです 大抵の事ではビクともしない筈ですよ 皆さんもそう思いますよね」


「そうだな 自分の力を過信するのは良くないと思うが でもそれだけの実力はあると思うぞ」


「そうですよねジョンさん」


「みんなお待たせ~」


「あれ? リーサ来れないんじゃなかったの?」


「うん 今回のクエストに私は参加しないけど チヌークとハインドDを渡しておこうと思って これがあれば遠くのクエストも受けられるでしょ? それに龍聖も参加してくれるって言うし連れてきた」


「皆さん 宜しくお願いします」


「龍聖ちゃんが参加してくれるなら ドラゴン種と遭遇しても会話は成り立つわね」


「そうだね カナタさん それに龍聖ちゃんが参加すれば最悪食料が無くなっても ホーリートルネードでモンスターの肉を浄化して 食べる事も可能ですよ」


「セル 私はモンスターの肉を食べるのは遠慮したいわね」

「そうね 私も姉さんと同意見だわ」


「ベルウッドさんにエリーゼさん 仮にの話ですから それにミニ収納ボックスに食料を入れていけば問題もないですし」


「そうね 食料を買い出しに行きましょう」

「そうね姉さん行きましょう」


「チョット待って チヌークとハインドDを4台ずつ渡しておくから みんなで行かないで リフレッド先生とローナとシフォンさんとセルさんはここにいて 買い出しは後でも出来るから 最初はチヌークだけを渡そうとったんだけど 攻撃力のあるハインドDも持っておいた方が良いかなっと思って 昨日のうちに準備しておいた チヌークもハインドDも魔力石で動くから魔力石だけは切らさないでね それとハインドDは攻撃系も魔力石で自動装填されるようになってるから しつこいようだけど魔力石は切らさないようにね あと龍聖を宜しくお願いします 食事はいっぱい持たせてあるので大丈夫だとは思いますが まぁ最悪 モンスターの肉も食べますのでそれで代用してください」


「分かったわリーサさん 龍聖ちゃんは任せてね」


「リフレッド先生 顔がにやけてますよ チヌークとハインドDが手にはいるのが嬉しいんですね?」


「うん!! 嬉しいです 顔に出てます?」


「はい はっきりと出てます 本当に龍聖をお願いしますね」


「大丈夫よ それとヘリとは別だから 護衛対象ばりに頑張って守っちゃうわよ」


「それならいいんですが では私は教師候補の方達のもとに向かいますので 後は宜しくお願いします ヘリはここに出しておきますのでしまって下さい」


「わかったわ 頑張ってねリーサ」


「ローナも気を付けてね」


そしてローナ達はチヌークとハインドDをしまっていく


「さぁ買い出し組も帰ってきましたし くじ引きをしますか」


「今日は誰だぁ?」


「あら私だわ」

「今日は姉さんね 頑張って良いのを引いて来てね」


「わかったわ 良いのを引いてくるわ」


そして10分ぐらい待ってから帰ってきた 持ってきたクエストを見ると キラーアントとクイーンアントの討伐と書いてあった Sランク冒険者用で要注意と書いてある 大型犬サイズのアリで強力な顎で敵をかみ殺すと書いてある だが水に弱く巣の中に大量の水を巣に入れると 溺れて出て来る そこを倒すと楽とも書いてある 


「それでは 馬車で二日の距離という事と 大型犬サイズのアリという事で付近の住民も困っているようですし すぐに対処しに行きましょう」


「はい リフレッド先生 恐らくいるであろう巣の周りのアリはどうしますか?」


「それはローナさんにお願いしましょう お願いできますか?ローナさん」


「首をねじ切れば良いですか?」


「そうですね そうしてもらえるとみんな安心して 戦えます」


「わかりました 任せて下さい」


「後ですね キラーアントは数が多いですから 最後まで気を抜かないで下さいね」


「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」


「じゃぁ行きますよ ハインドDに乗って下さい 私が操縦します」


「リフレッド先生ですか? 出来れば他の人が・・・・」


「なんで 私じゃ駄目なんですか?」


「リフレッド先生操縦桿握ると 性格が変わるんですもん」


「良いから行きますよ」


「えぇぇ・・・・」


「早く乗りなさい!!」


「はぁい・・・・」


「皆乗りましたね 行きますよ うほっほほほほっほほほ最高!!!」


「あぁ 先生が壊れた」 


「ローナさん 私怖いです いつもママの操縦だったから怖くなかったけど 今日は怖いです・・・・」


「龍聖ちゃん チョットの我慢よすぐに着くから もう少しだけ我慢して」


「ローナさん シクシク」


「リフレッド先生 もう少し安全運転でお願いします 龍聖ちゃん泣いてます」


「おっと それはいけない わかった 安全運転安全運転」


「できるんだったら 普段からやって下さいよ 練習の時も安全運転しなかったし 龍聖ちゃんが乗ってる時は絶対に安全運転ですよ」


「分かってるって ほら もう少しで着くから 大人しくしてなさい」


「あ 見えてきた でか! 大型犬くらいとは聞いていたけど あれは怖いな」


「シフォンの言う通りだな 確かに あんなのに集団で襲われたらひとたまりもないな」


「取りあえずローナ巣の付近のキラーアントを殲滅してくれ」


「はいは~い 先生任せて下さい 光魔法の改変」


キラーアントの形が変わっていく 最後には箱のように折りたたまれたまま死んでしまった


「首をねじ切るんじゃなかったっけ?」


「こっちの方が簡単だったのでつい」


「まぁ良いわ ヘリを降ろすと中から ゾロゾロとキラーアントが出て来るから ここから殲滅するわよ キラーアントは皮膚呼吸だから 巣の中に大量の水を入れて頂戴 エンシェントドラゴンの恩恵で水魔法を使ってね 場所は巣穴の入り口だからね間違えないでね そして勢いよく入れると巣が壊れちゃうからゆっくりだけど大量に入れてね では開始」


そして水が大量に入り始めてフラフラとした キラーアントが出てきた それをローナが始末して行く


「そろそろ ヘリを降ろすわよ みんな戦闘準備 アイアンドラゴンの恩恵があるから大丈夫だろうけど 気を付けてね 龍聖ちゃんは私の後ろね」


「はい リフレッド先生」


「よし じゃぁ降ろすよ 降ろしたらみんな一気に攻撃を仕掛けてね」


そしてキラーアントを始末していく みんなキラーアントの首を切り落として一撃で倒している そこにはキラーアントの死体で黒い山が出来上がっていく 暫くしてキラーアントが出なくなってきた 結果としてリフレッド先生の所にはキラーアントは来なかった みんなが上達している証拠だ 


「さぁここからが大変だよ 巣を乱暴に壊すと崩れちゃうから 少しずつ巣を掘って行くよ クイーンアントと卵も全部取っていかないと さっき水魔法を使ったから精霊に水の魔力石をあげるのを忘れないでね そして今度は土魔法で少しずつ周りの砂を取り除いていってね 何人かコンテナを出してキラーアントをしまっていって頂戴 中で死んでるキラーアントも念の為 首を落としておいてね」


「リフレッド先生 卵がある場所に出ました これはどうします」


「ローナさん 討伐証明の為に持ち帰りましょう 全部コンテナに入れて下さい 卵が出てきたってことはそろそろクイーンアントが出てきますよ 死んでるとは思いますが気を付けて下さい」


「先生もキラーアントを倒したことがあるんですか?」


「ありますよ Aランク冒険者とパーティを組んで討伐しました あの頃はこんなに簡単には倒せませんでしたが 何人かはキラーアントにやられてしまいましたしね」


「そうだったんですか でも詳しいのはその経験のおかげなんですね」


「そうですねぇ 今思えば苦い思い出です もう少し属性魔法に強いメンバーを募集しておけば良かったと・・・ まぁ今更ですがね」


「難しいですね」


「そうなんですよ 初めて戦う敵とは対処の方法が分からなくて 苦労します みんなは恵まれてますよ」


「そうですね ありがとうございます」


「先生今までのとは違うのが出てきたよ まだ生きてそうだ」


「ローナさん 急いで首をねじ切って下さい」


「はい!! これで良いですか?」 


「良かったです まさか生きているとは思いませんでした クイーンアントは酸を飛ばして攻撃してきます この酸にやられると皮膚がただれてきます アイアンドラゴンの恩恵で硬質化していても分からない攻撃でしたから 早めに倒せてよかったです」


「酸が出るって事は首はねじ切ったけど 気を付けて運んだ方が良いって事ですか?」


「そうですね そうしてください なるべくお腹を押さないように 手足をもって引きずって行って下さい」


「先生巣はここで終わりみたいです」


「そうですか じゃぁまずは土魔法の精霊に魔力石をあげて コンテナにキラーアントを全部積み込んだら 帰りますか」


「もう準備OKですよ コンテナもしまいました」


「じゃぁ戻りますか みんなヘリに乗って下さい」


「帰りも先生が操縦するんですか?」


「勿論です こんな楽しい事他の人に譲れません」


「龍聖ちゃんがいるから安全運転ですからね」


「分かってますってば」


そう言ってリフレッド先生は 帰りも龍聖ちゃんを泣かせるのでした

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