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ガヴァンライフドラゴンの赤ちゃんの名前

ガヴァンライフドラゴンのヒナが人間の赤ちゃんに変身して Sクラスのみんなが ギルマスだけが情報を知る特定秘密事項に設定されてSランクに上がって これからはSランクの依頼も受けて行こうという事に成った


そしてみんなと解散した後 アリーナの屋敷に行く事にした 妊娠3か月になっていたら レサーガさんにちゃんと説明しないといけないからだ 


「アリーナ アリーナ いる~?って言うか屋敷どっち~?」


例の植物の生育が早すぎてもう屋敷は全然見えない しょうがないからサーチをかけて 屋敷に向かう


「こんにちは~ アリーナいますか?」


「やぁリーサさん とんでもない事をしてくれましたね?」


「レサーガさん あれは良かれと思って 赤ちゃん可愛いですよ ほらガヴァンライフドラゴンの赤ちゃんです 可愛いでしょう?」


「確かに可愛いですが 新しく子供が出来たら跡目争いが 起きるかもしれないじゃないですか」


「それは大丈夫ですよ そうならないように育てればいいんです そして最終手段は神様のお告げでアリーナが長だと伝えてもらえばいいのですから」


「その手がありましたか 流石は神の巫女だ」 


「私も今のところ5000年生きますから アリーナの手助けはできますよ」


「それは 私からも宜しくお願いします それとありがとうございます そう言う事なら子供を素直に受け入れられます」


「じゃぁ 見事3ヵ月のおめでたですか?」


「はいそうです 最初は何のことかわかりませんでしたが アリーナの説明を聞いて納得しました」


「良かったです アリーナの説明で分からなかったら 私が説明しようと思っていたので ブルワリーナさんは何処ですか?」


「今は大人しく休んでいます 寝てはいませんが年も年なので 子供を産むのは不安なのでしょう」


「その辺も大丈夫です 私安産の神様からも恩恵を受けていますから 安産祈願してきますよ」


「それは助かります では 寝室に案内しますね」


「宜しくお願いします」


それから しばらく歩いて寝室の前に着いた コンコン


「ブルワリーナ 起きているかい? リーサさんが安産の神様の恩恵を授けてくれるそうだよ? 開けていいかい?」


「良いわよ」


「ブルワリーナさん ごめんなさい いきなりでびっくりしましたよね?」


「そうですね 流石に3ヵ月と聞いた時には めまいがしました」


「恩恵でもっと早く産むこともできますがどうします?」


「お腹の中で大事に育てます」


「そうですか お母さん達は皆さんそう答えますね」


「そうですね やはり自分のお腹の中で 愛情をこめて育てた子供は格別に可愛いですから」


「そういうもの何ですね」


「ところでさっきから後ろで浮いているのは何ですか?」


「あぁ これはベビーベッドです」


「赤ちゃんが入っているのですか?」


「いますよ ガヴァンライフドラゴンの赤ちゃんが7人」


「7人?もう人型になれたのですか?」


「そうなんです 生まれたのは昨日の夜なんですが 昨日のうちに人型に変身しました やはり私のイメージ魔法は他とちょっと違うみたいですね 赤ちゃん見ますか?」


「見ます見ます あらあら 可愛い赤ちゃん達ですね しかも大きい 生まれたの昨日の夜ですよね?」


「そうなんですよ 私が魔力を上げる度に大きくなるんです」


「それは余程美味しい魔力なのですね 一回魔力をあげるのを見せてもらえますか?」


「良いですよ みんな~ご飯ですよ~」


イメージ魔法全開でご飯をあげていく だんだんと大きくなるガヴァンライフドラゴンの赤ちゃん魔力を全部食べているようだ


「こんな感じですね」


「これは びっくりしました 赤ちゃんがイメージ魔法を吸うたびに大きくなっていくんですね」


「イメージ魔法ってのはかなり特別な魔法なんですか?」


「そうですね 神様から直接貰った魔法ですから」


「それは貴重な魔法ですね」


「だから大きくなるのも早いんですね 龍聖の時はまだこんなにMPが無かったから 大変でしたけど今は問題なくあげれます」


「それも凄いですな 底なしの魔力ですね」


「まぁそれより安産の恩恵を授けましょう『神の御業』これで大丈夫です 元気な赤ちゃんが生まれてきますよ」


「ありがとうございます 私もいい年ですからチョット心配だったんです」


「ブルワリーナさんの昨日の言葉を信じた 私がいけないんですから気にしないで下さい」


「私何か言いましたっけ?」


「私とアリーナが姉妹の話をしてたら 聞いたぞ~って今日の夜頑張っちゃおうって言ってたから 子供が欲しいのかなって恩恵を授けてしまったんです」


「そうだったんですね うかつでした でも今は幸せな気持ちに包まれていますから 良いんですけどね」


「ところで アリーナは何処に行ってるんですか?」


「アリーナは今親戚に赤ちゃんが出来ましたって 紹介するための商品を選びに行ってます」


「へぇ ドラゴンはそんな事をするんですね 親戚の皆さんに送るんですよね?」


「そうなんです まぁこの年でそれも恥ずかしいのですが 久しぶりにアリーナが出来た時の事を思い出しています」


「いい思い出ですか?」


「えぇ いい思い出ですけど初めてで右も左も分からなかったから 大変でもありましたけどね 今はアリーナがやってくれているので楽をさせてもらってます」


「さて 私はそろそろおいとまします アリーナさんにもよろしくお伝えください」


「分かりました 伝えておきます それと安産の恩恵ありがとうございました」


「いえ こちらこそ失礼しました それではまた」


そうして アリーナの家を後にした それからは商人ギルドや鍛冶師ギルドに納品に行って 一日が終わった 


さぁ子供達に名前を付けないといけない ってか理解できるかな?


「龍聖? この子達に名前を付けようと思うんだけど 言葉を理解している?やっぱりまだかな?」


「うまくは喋れないけど 理解はしているみたいだよ」 


「早いね~もう理解しているんだ?」


「私も理解していたもん だから龍聖って名前に反応したんだもん」


「そっかぁ 龍聖もあの時理解してたんだね~ 良かった」


「何が良かったの?」


「龍聖って名前が気に入ってなかったら どうしようって思ってたの」


「そんな事気にする必要ないのに」


「そう? それならいいけど」


「いいのいいの 私が気に入ってるんだから」


「さて龍聖の時と違って 7人だから 前と同じ名前の付け方はできないね まずは女の子たちから決めて行こう 何か特徴はっとこの子は目元にほくろがあるね 一応考えてた名前から順番に言っていくから気にいったら反応してね アイリス レリアン エリー フィリア レミーラ アリエッタ リリエス ロゼリア リデル エスカイア ミクス ラウア べルーシュ ルカ チノ ミーア この中から決めてねもう一度行くよ」


そしてレミーラで反応したので赤髪で目元にほくろのある子はレミーラになった 次の子は 金髪の子はフィリア 黒髪の子はリデル 赤髪の子はロゼリアに反応した これで女の子は名前が決まった次は男の子だ


「次は男の子たちだね 名前を言っていくから気にいったのがあれば反応してね マイエス アレス ムジカ ガデッサ ダナディ ヨハン クロウこれの中から選んでねもう一度行くよ」


反応した名前は金髪の子はアレス 赤髪の子がガデッサ 黒髪の子がクロウこれでみんなの名前が決まった


「龍聖? みんな名前気にいってるかな?」


「大丈夫 気にいってるみたいだよ」


「良かったぁ もうあれ以上名前が思いつかなかった あの中で決まって本当に良かった みんないい子だね」


「そうだねママ でも私もママと考えたのに 私の名前は気に入ってもらえなかった・・・・」


「龍聖 たまたまだよ たまたま だって誰が考えた名前かなんてわからないんだから」


「そうだけどさぁ なんか悔しい」


「のうリーサよ 忙しそうだから黙っておったが ワシら今日のご飯を貰ってないんじゃがの」


「あああああああああ ごめんなさい すっかり忘れてた 今すぐに魔力あげるから」


「いや ワシらは普通のご飯が良いんじゃが」 


「あっ そっか 赤ちゃん達とごっちゃになった」


「食事と水は頂戴ね 私達がフィギュアケース中で 干からびてたら嫌でしょ?」


「想像したけどかなり嫌だね 今出すから待っててね」


「リーサ何バタバタやってるの!!?!!」


「あっ ママンも手伝って 神様達にご飯あげるの忘れてたの」


「何やってるのよ貴女は 急ぐわよ」


「はぁい 出来た~魔力注入」


「おぉやっと飯か?待っていたぞ」


「やっとご飯なのね うっうっ」


「ごめんなさい 泣かないでよ~」


「だって 私達の存在が忘れられてるのかと思って」


「確かに忘れていたけども わざとじゃないし許してよ~ ほらご飯もいっぱい用意したし 魔力もいっぱい入れておいたから」


「んっ そんなことでムグ 許さないパク んだからなモグモグ」


「それだけ お腹空いたのは分かったから 食べながら喋らないの」


「今度忘れたら恩恵あげないんだから」


「だから ごめんてば 私と神様達の仲じゃない許してよ~」


「いーやーじゃーぁ」


「あっ そこまで言うなら神殿の神像壊しちゃうんだから もうおみくじも何もかも やってあげないんだからぁ!!」


「そこまでにせんか!! まったく1日リーサの食事が食べれなかったからといって そこまで拗ねるな 我らは元々食べなくても生きていけるではないか」


「えっ? そうなの?」


「あっ言っちゃだめだよ」


「もう遅い 聞いちゃったもんね でもちゃんとご飯はあげるから 仲直りしよう」


「分かったわよ 私達も悪かったわ 仲直りするから これからもご飯頂戴ね」


「うん ちゃんと準備します」


「じゃぁ仲直りのあいさつで 私の指にギューッて抱きついて」


「良いわよ ギューこれでいい?」


「うん 良い 気持ちよかった」


「えっ? 変態?」


「変態じゃないわよ ただ神様のぬくもりが気持ちよかったの」


「と言う訳で 他の神様も宜しくお願いします ささ ギューっと」


「ワシは元々喧嘩してないんだがのう ギューっとこれでよいか?」


そしてみんなのギューを満喫して リーサはニタニタしていた 


「リーサ顔が怖い・・・・ やっぱり変態?」


「神様のギューは気持ちいいね やめられない また今度やってね」


「リーサの顔が怖いから嫌じゃ」


「えーいいじゃん してよ~」


そんな事をしていて リーサは布団に入ってから 自分がご飯を食べていないのに気付くのであった・・・

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