表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
156/248

内緒でSランク

ブルワリーナさんに子宝の恩恵を授けたのと ガヴァンライフドラゴンの卵が孵化して 魔力をあげてたら赤ちゃんに変身しちゃって 魔力をあげ過ぎたかと思ったがお腹空いたと騒ぐのでまたあげる でもまだ赤ちゃんだ 良かった これで龍聖より成長しちゃったら気まずい所だった これからは龍聖にも直接イメージ魔法を頻繁にあげよう じゃないと育ちに差が出そうだ 後忘れちゃいけないのがブルワリーナさんに子宝の恩恵を授けた事だ これは一歩間違えると家庭内不和を招くのでちゃんと説明しにいかないと まぁアリーナが説明してくれているはずなんだが・・・・ 今日のクエストが終わったら ちゃんと説明しにいかないとだな ところでリュードさんはどうなっているのだろう? ファイヤードラゴンの鱗も飲んでるから 強いはずなんだけどな? それも後だな 取りあえず今日は遅刻できないから早く行こう


「ローナ おはよう 一緒に冒険者ギルドに一緒に行かない?」


「リーサおはよう って 何その浮かんでるの?」


「私の赤ちゃん達 まだ名前は決まっていません 結界が張ってあるので冒険者行動も大丈夫」


「赤ちゃん達って またドラゴン?」


「うん 内緒ね?」


「それは良いけど 気を付けなさいよ ドラゴン風邪とかあったでしょ?」 


「うん 気を付ける でも前の風邪の時に余計にドラゴン風邪に効く雪月花の花を摘んであるから 大丈夫だと思う」


「そっか それならいいんだけど リーサも大変ね 次から次へと色々な揉め事に巻き込まれに行って」


「いやいやいや 別に巻き込まれに行ってるわけじゃないよ?」


「そう? 好きで巻き込まれに行ってる気がするけど」


「酷いローナ そんな風に見ていたの? シクシク」


「はいそこでウソ泣きをしない そこで後ろ見ても誰もいませんよ~ リーサさんあなたの事ですよ~」


「だって~好きで巻き込まれる訳ないじゃん めんどくさいもん」


「まぁねぇ でも揉め事が多いのは否定できないですよね?」


「ねぇ 何でだろうねぇ?ってかさぁ そろそろみんなもSランクになりそうじゃない? ドラゴン倒してる数が多いし そうしたら好きな時に好きな依頼が受けられるんだよねぇ」


「そうなんだ? ランクも関係なし?」


「そそそ ランクも休職期間も関係なし そうしたら一気に9人のSランクの出来上がり 何なら100匹以上のアイアンドラゴンを一気にみんなで倒したことにしてSランクに上がる事も可能だと思うんだけど どうだろう?」


「Sランクはどうだろうね? 緊急依頼が来たら対応できないんじゃない?」


「でもそこらへんはトルネード系で何とかならない?」


「どうだろうね~それはみんなと会ってから話したら? 今日はもう行かないと遅刻するよ」


「おぉ それはいけない 二日連続で遅刻したら流石に怒られる 急ごう転移するよそばによって『転移』お待たせ」


「そんなに待ってないよ」


「そう? 昨日の事があったから 今日は遅刻しない様にって思ったんだけど時間ギリギリだったよ」


「っで 朝ローナと話してたんだけど みんなそろそろSランクにならない?ポイズントルネードも覚えたし そこそこ戦えると思うんだ?討伐料だけでも生きていけるでしょ?トルネード系で倒して 討伐証明はミニ収納ボックスにしまえば 素材の買取が無くても何とか生きていけるでしょ?」


「それは もうチョットクエストこなしてからじゃダメかな?」


「そうだね~まだまだ心配だよ~」


「でも今回のアイアンドラゴンの恩恵でもトルネードがあるし寿命は延びないし 何ならガヴァンライフドラゴンの鱗で寿命を短くすることもできるし どうだろう?」


「それでもまだまだ無理だよ~ オークとか退治しても持ち上げられないし 解体とかもできないし」


「やっぱり Sランクはとてもじゃないけどできないかな?」


「無理無理無理無理 ぜーったい無理まだAランクも一人でこなせる自信が無いんだよ?Sランクなんてとてもとても」


「そっかぁ 皆の意見がそうなら 今はまだ諦めようか・・・・」


「そうだね~今度クエストでも外じゃなくて ダンジョンクエストに行ってみる?」


「それもやらないとか~ 罠とか危ないもんね~」


「ほら やっぱり無理だったでしょ~」


「自慢することじゃないですけどね・・・・ みんな攻撃力はSランク以上あるんですからね」


「Sランクのリフレッド先生からどうぞ」


「そうだぞみんな 皆の攻撃力はすでにAランク以上だ 1対1で戦うとしても自分を戦士じゃなくて魔法使いだと思って戦えばAランク以上の戦いができるはずだ Sランク同士で戦う事でもあれば別だが そんなことは無いから大丈夫だ 実際Sランクで活動しているのは 今はリーサを入れて4人だけだ リーサは仲間だから3人だ その3人から敵視される事なんて まず無い 相手にされないからな それにリーサの発明品が欲しかったら買うくらいのお金は持っているからな わざわざ犯罪を犯してまで奪う必要もない とにかく自信を持て そしてスターディ様の恩恵を無駄にするな 経験を積んだら使っていけ いいな!!」


「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」


「そんなわけで アイアンドラゴンの恩恵とガヴァンライフドラゴンの恩恵を聞いてきました まずアイアンドラゴンは体を硬質化させるために MP上限が上がりますそして回復量も上がります そして殺気を感じると体が硬質化します 殺気が感じられない人でも最初から硬質化しておくことが可能です MPは少しずつ減りますが 私達のMPなら微々たるものです そして硬質化していても自由に動くことが可能です 最後ですが アイアンタイフーンと言う技が使えます アイアンドラゴンは体のあちこちに鱗と太いトゲがあるんですが そのトゲをアイアンタイフーンの中に入れて攻撃します 恩恵では空気中の水分を凍らせて太いトゲを作り それをアイアンタイフーンの中に入れて攻撃します これがアイアンドラゴンの恩恵です」


「今回は寿命が延びないんだな」


「そうですね ガヴァンライフドラゴンの恩恵は寿命を延ばしたり 減らしたりできます スプーン一杯で500年です どちらを飲んでも恩恵を受けられます 両方飲んでトントンって事でもOKです それと生命力(HP)を上げる事も下げる事もできる これは自分にも他人にも効きます そして レッドシルフィードで生命力の回復 この中に包まれると癒しの効果がある ブラックシルフィードで生命力の減退 この中に包まれると鬱になっていくこんなところです」


「こっちは寿命が伸びたり減ったりするのか スプーン一杯ずつでトントンなら飲んだ方が得だな!!」


「両方とも攻撃力だけ上げる事が出来るからいいわね」


「外での攻撃力は上がったけど ダンジョンの中の罠とかは見破れないもんな?」


「さて 会話はこの位にしておかないと またクエストが無くなるぞ」


「おぉ そうだくじ引きくじ引き 早く引いて下さい」


みんな引いていくと最後の一本まで当たりが出なかった 今日はカナタさんが行ってくる番に決まった カナタさんはどんなクエストを持ってくるかな カナタさんは中々出てこない 皆で心配になって 中に行くすると他の冒険者に絡まれていた イライラしてきた 隠れた場所で ガヴァンライフドラゴンの鱗を飲んできた赤黒両方だこれで寿命は問題なし ついでだからアイアンドラゴンも飲んじゃえ そしてカナタさんに絡んでる冒険者にブラックシルフィードをかける そうすると ドンドン性格が暗くなっていく そして最後にはカナタさんから離れて行った 


「大丈夫ですか?カナタさん」


「今のはリーサが?」


「そうですガヴァンライフドラゴンの恩恵を受けました それでブラックシルフィードをかけました」


「以外に便利な技ね モンスターにも効くのかしら」


「効くでしょう 効かなかったら困ります そしてアイアンドラゴンの鱗も飲みました もうこれで大抵の攻撃は効きません」


「皆さんはどうしますか?」


「飲む飲む 体の硬質化でモンスターの攻撃も防げるし さっきのブラックシルフィードも効果あったし 飲まなきゃ損だ」


そういってみんなで外の目立たない所で鱗を飲んだ リフレッド先生には鱗を1枚ずつあげた ナックルさんと飲んで下さいと言って渡した 


そして又絡まれると面倒なので 皆でクエストボードの前を占拠して見ていた そして今日は良いクエストが無いから 新しい恩恵の力を試しに行こうという事に成った そして 色々試した結果Sランクは要検討と言う事に成った 


毒も効かない刃物も打撃も効かない魔法もはじき返す 炎耐性も50%あるなど通常ではありえない事に成っているのだ これはAランクの器ではないと本人達もやっと自覚したらしい そして散々試した結果 罠の見分け方を勉強しようという事に成った 


そうしたら冒険者の神フォトン様が直々に 冒険者全ての技の恩恵を授けてくれると言ってきた これは渡りに船だこれさえ覚えてしまえば 罠なんか簡単に見分けられる最強戦士たちの出来上がりだ そうすると戦神の神ファイタン様も恩恵を授けてくれるという これで完璧だ いつでもSランクになれる 皆もそう思っている そうしたら一発派手なクエストをクリアしたいところだ 何か派手なクエストと言っても 何が良いのだろう? これはギルドに戻ってモルドギルド長に相談しよう 


「モルドギルド長に相談があるのですが良いですか?」


と受付嬢に伝えると私の顔は憶えられているのだろう 急いでモルドギルド長の部屋に入って行く そして急いで出て来るモルドギルド長


「今日はどうされたんですか?」


「ソロソロSランクになろうと思いまして 何か派手なクエストでもないかと探しているんですが 何かないですか?」


「そうですね~そうは言ってもまだ皆さんAランクですよね とつぜんSランクを目指すと言ってもそんなに簡単な事じゃないですよ?」


「じゃぁ裏に行きましょう そこで証明します」


そして裏の敷地に出るとアイアンドラゴン ファイヤードラゴン ポイズンドラゴンの全てを出す 


「討伐料はいりませんがこれだけ倒しました Sランクになる素質はありませんか?」


「ありますあります 十二分にあります 何故今まで隠していたのですか?」


「隠していないと 即座にSランクにしていましたよね?」


「そうですね Sランクは人手不足ですから」


「私達まだ子供ですよ それがSランクになったら 妬まれるじゃないですか?」


「喧嘩売られて 全部殺してたらキリが無いですからね 基本手加減できないので相手が死にますから その度に嫌な思いをしないといけないじゃないですか? 死なないまでも 冒険者に復帰することはできなくなりますから それでも良ければ喧嘩を売ってきても構わないのですが ギルドが困りますよね?」


「そうですね 非常に困ります なのでSランク冒険者だけど 内緒にしていて欲しいのです Aランクのままにしていて欲しいんです クエストは定期的に受けるので 私達の存在を明かさないでほしいのですよ」


「ギルド間の共有はしていいのですか?」 


「ギルマスのみにだけ伝えるという事でOKにしましょう 他の職員が知っていたら今までに配ったり これから配る予定の便利魔道具は全て渡しません」 


「以前言っていた物質転送装置や生物転送装置と言う事ですよね?」


「それだけじゃありませんよ ゲートも電話型中継器も取り除きます 電話が繋がらないという事は商人も来ないという事ですからね 勿論同じ町の商人ギルドも鍛冶師ギルドの分の電話型中継器も取り払います 不便なだけじゃなく周りからも恨まれる事に成って下さい ゲートも取り払ったら領主からなんて言われますかね?」


「そうですね ギルマスだけの特定秘密事項に設定します」


「それで 漏れていたらそのギルマスと聞いた職員を処罰しますからね 他国で大公権限は効かないので 神の巫女権限で処罰します まぁ神の巫女を信じていない国もありますが 信じていないものに処罰されても信用が無いのだから 私はやっていませんよって 白を切りますけどね」


「大丈夫ですギルマスの特定秘密事項は 喋ったら職を失うどころか命も失いますので」


「それなら 良いんですけどね もしばれたら 全世界の人の記憶を消すように神様にお願いしないといけませんから・・・・ そこまではしたくないので本当にお願いします ところでAランク最後にやる派手なクエストはありますかね?」


「そうですね 目立たなくて派手なクエストとなりますと 無いですな・・・・ そして今さっき見せてもらったドラゴンだけでSランクにできますから このままSランクになって下さい そして周りにはAランクと言う事で通しますので そして指名依頼はいまだにされないんですよね?」


「はい 指名依頼は断ります 指名依頼をしてきて私達が持っている 車などを狙う貴族も居そうですから」


「あぁ それはいますな 今までにも それで取り潰しになった貴族が何件もあります」


「それとやっぱりひっそりと Sランクになった方が良いって事ですよね?」


「そうですね どこで情報が洩れるかわかりませんので 特定秘密事項に設定するならそうしてください」


「分かりました では皆のギルドカードはどうしましょう?」


「大丈夫です 特殊加工をして 見た目はAランク 実際はSランクにできますから でも基本ここのギルドで活躍してください ここのギルドの者達には皆さんがSランクなのは伝えます ですが特定秘密事項に設定されていることも伝達するので情報が洩れる事はありません 皆命が惜しいですからね」


「そうですか では その様に対処をお願いします」


「了解しました それではギルドカードをお預かりします 特殊加工をしてきますので少しお時間を下さい」


そういってモルドギルド長は奥の部屋に入って行った そして出てきたときにはAランクと書かれたギルドカードを持っていた そして反対の手に持っていた魔道具にかざすとSランクと浮かび上がった 


これでみんなSランクだ 元々Aランクでも上下一つのランクのクエストが受けられるので Sランクの依頼も受けられたのだが 今まではAランクのクエストのみをやってきていたがこれからはSランクのクエストも積極的に受けて行こうとみんなで話すのだった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ