巨人族の討伐2
皆さん おはよう こんにちは こんばんは おなかすいた・・・ぽんです今日はお知らせです 総合評価が600ptを超えたので2話投稿します 今日はこの前にも1話投稿していますのでよろしくです これからもドワーフに転生しちゃった・・・を宜しくお願いします
総合評価 601pt
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巨人族の討伐依頼を受けたリーサ達 現地の冒険者ギルドに行くと 怪我と言うには重すぎる症状の冒険者で埋まっていた それを神の御業で治し ギルドで現状の把握をしようとしたら 役に立たないギルマスが出てきて そいつを無限収納にしまい 副ギルマスのタチから現状と 巨人族が現われる場所を聞いた そこに10式戦車で防衛戦線を張りサーチをかけ 巨人族が現われるのを待つのであった
「来ないですね・・・・」
「来ないですねって まだ1時間も待ってないだろう」
「だって暇なんですもん」
「暇なんですもんってお前なぁ・・・」
「私先行してヘリで確認してきていいですか?」
「駄目に決まってるだろ リーサがいなくなったら 誰がここの指揮をとるんだい?」
「シフォンさんとかリフレッド先生とか?」
「駄目よ 私こんなの使えないからね」
「俺もだぞ」
「そんなことないはずですよ? スターディ様の恩恵でこの前見せましたよね?絶対に使えますから」
「指揮官が現場を離れるなんて あっていいわけないだろ?」
「私指揮官になんてなってないですよ」
「リーサが思ってなくても みんなが思ってるの!!」
「リーサ諦めなさい!!」
「うっ ローナまで・・・・・」
「じゃぁ サーチはかかってますから 食事にしますか?」
「それなら 賛成だ」
「俺たちもだ 腹が減っては何とやらだ」
「じゃぁ無限収納から 何か色々出しますね ちゃんと食べきって下さいね?」
みんなに食事を出し食べている隙に 神様にお願いだ
【スターディ様 この前のハインドDでチョット巣の様子を見てきてくれませんか?】
【良いよ良いよ 喜んでやるよ 試しに2~3発撃ってきて良い?】
【良いですけど右胸にしてくださいね それとできるなら そのままここまで連れてきてください】
【わかった 行ってくるよ】
【あっ そうそう ハインドD外装は装甲車並みに硬いんですけど ヘリコプターはどれもメインローター(回転翼)など羽の部分は弱いですから低空飛行で 飛んでて攻撃を受けないでくださいね】
【わかってるってば 何度分解と組み立てをしたと思ってるのさ】
【通常1人でやる作業じゃないんですけどね】
【そこは体のサイズ調整で何とかね】
【まぁいいです 深くは追及しないです】
【じゃぁ行ってくるね】
【あっ 待って 音楽とサーチライトいります?】
【なにそれ?】
【音楽はそのまま音楽なんですけど 敵陣に行くときに興奮できるというかなんというか それとサーチライトはピカピカ光って相手を威嚇します まぁ使い方は本当は違うんですけどね でも今までオークとかは確実に興奮して怒ってました】
【じゃぁつけて 試しにやってみる 他についてくる人いる?】
【俺様も行くぞ っというか戦場に俺を置いていくとは何事だ】
【ワシも行くぞここに居ても暇じゃからな】
【じゃぁファイタン様(戦神)とドルトン様(鍛冶師)だね】
【あら?じゃぁ私も行こうかしら 私のチャーム(魅了)で全員連れてくればいいんでしょ?】
【レイニー様(恋愛)そうしてくれると助かります ワクワクしてきましたね 巨人族見た事もないけど 倒しがいがありそうです】
【リーサ もう終わった?】
【あっ 終わりました やっぱりヘリコプターと言えば地獄の黙示録で流れたワーグナーのワルキューレの騎行が外せませんね サーチライトはヘリの動きに関係なくあちこちを照らすようにしときました この光が目に入った時にイライラすると思いますよ そしてくれぐれも低空飛行はしないようにお願いします それと敵が私達の照準に入るあたりで 上空の高い位置でホバリングして足止めしてください】
【わかったホバリングね? それにしても 神様なのに地獄の黙示録ってのが気になるけど リーサが言うんだから良い曲なんでしょ?】
【それはもう 前世なら検索かけて下さいって言うくらいいい曲ですよ】
【良くわからないけど 行ってきます】
【お願いしま~す】
「おい リーサ今大音量で音楽流して サーチライトピカピカさせて行ったのは何だ?」
「へっ? 見えました?」
「見えるし! 聞こえたわ!! 何をしたんだ? 良い子だからお姉さんに言ってごらん」
「うわ シフォンさんが怖い顔してます 私はただ明日の授業に間に合うように 神様達にお願いして 巨人族を全員ここまで連れてきてもらおうとしただけですよ」
「おい じゃぁ20匹じゃなくもっと来るって事か?」
「そうなりますね」
「そうなりますね っじゃねえよ巣に何匹いるかわからないのに そんなに呼び寄せてどうするんだよ」
「大丈夫ですよ 弾が足りなくなったらイメージ魔法で送りますから それじゃなくても10式戦車一台ができる弾の自動装填が14発ですから 私達が11台いて154発弾が打てます 流石に154匹はいないでしょう? この町を襲っただけじゃ食料が持ちませんよ」
「なんで そんなに冷静に計算してるんだよ・・・ 巨人族だぞ1発で仕留められるかわからないじゃないか 駄目そうだったら火薬抜きじゃなく火薬ありに変えますから でも心臓じゃなくても胸を貫かれたら死ぬと思いますよ?」
「まぁそりゃそうだけどよう」
「大丈夫ですよ 神様を信じて待ちましょう」
【ここから神様のシーン】
【おお いるいる 50~60匹はいるんじゃないか?】
【そうじゃのう それくらいいそうじゃのう】
【良いじゃないのいっぱいいた方が さぁもっとボリュームを上げて威嚇するわよ】
【俺様達に戦人の恩恵をかけて敵の目をこっちに向けさせるぞ】
【あん 私のチャームも使うから待ってよ・・・・OKこれでみんな私のとりこよ】
【俺様の戦人の恩恵のおかげだろ?】
【なによ 私のチャームの魅力よ】
【二人とももうみんながこっち見てますから大丈夫ですよ でも僕もミサイルが打ちたかったので 撃って敵をもっと引き付けます】
【おうおう 派手な花火だねぇ 良いじゃないか 派手で!! 先陣を切るにはちょうどいい花火だ!!」
【さぁ あとはリーサの所に帰るだけです】
【ここからはリーサ達のシーン】
「おっ みんな戦車に搭乗 サーチに巨人族がひっかり始めましたよ」
【ここからは無線で話会いますよ みんな聞こえてますか?】
【聞こえてるわよ】
【聞こえているぞ】
【大丈夫だ】
【リーサこっちの声も聞こえる】
【大丈夫聞こえてるよローナ】
【返事が無い人もいるけど 緊張かな? 聞こえてたら戦車を前後に動かして・・・・・OKみんな大丈夫だね】
【まだ見えないけどもういるのか?】
【もうそろそろ見えてきますよ 的がでかいから狙いやすそうだ そろそろ 神様達が上空でホバリングしてくれるはずです ヘリがホバリングを始めたからそろそろ行きますよ 皆さんの画面にも標的が移ってますよね 照準が右胸に来たらパネルをタッチしてください GO】
【当たった当たった 倒れていくぞ このまま行こう】
【落ち着いて下さい まだ初めてだから当たったんです 移動されたり体の向きを変えられる前に どんどん行きますよ】
【こんな兵器使ってて外れるなんてあるのかよ?】
【わかりませんよ 相手はモンスターですから 何か特殊な技能でもあったら狙いが外れますよ】
【でもみんな ハインドDを見つめたまんま あまり動かないぞ?】
【ですね 神様が何か特殊な技でも使ってるんでしょ 今がチャンスです】
【一か所を見つめてるから 狙いが定まりやすいな】
【次撃って下さい さらに撃って下さい あと一回でおしまいです 撃てー!! 目標沈黙 他の敵影無し サーチにも動くものがありません 我々の完全勝利です このまま敵が倒れている場所まで行きますよ】
【ヘリも降りてきたな リーサの所は分かるんだな みんな同じ色なのに やっぱり神の巫女は違うのかね?】
「神様達ありがとうございました 完璧に倒せました」
『良いよ良いよ こっちも楽しかったから でも巣で何匹か倒しちゃったから あとからそれも取りにいかないと』
「わかりました ここの巨人族を全部しまったらそのまま行きましょう あっ携帯に連絡だ ちょっと待っててくださいね (神の巫女の方で大きな音がしましたが大丈夫ですか?) 大丈夫大丈夫 今巨人族をおびき出して 巣の巨人族も全部倒したところです 今から確認に行ってきます 何かあったら又携帯を鳴らしてください それじゃまた さて無限収納にしまう前に イメージ魔法『収集』これで一か所でしまえる」
【リーサよ そのイメージ魔法は凄すぎないか? 以前のオリハルコンを集めた時もそうだったが あたり一面にいた 巨人族の10メーターを超す体を一瞬で集めるとか普通じゃないんだが・・・・】
【まぁその辺はこの魔法を下さったベルッド様に言ってください】
「さてここに居た巨人は全部で63匹でした あとは巣に何匹か倒したのがいるらしいので それを回収に行きましょう みんな10式戦車をしまわなくてもいいか? 行けるなこのまま巣に転移します中に乗って待機していてください スターディ様少し本当に少し頭に触れますね」
『なんで そんなに強調するんだい?』
「また 記憶が流れ込んでくるのが 怖いんです! 『転移』」
『ここだここだ ほらリーサ こことあそことあそことあっちとこっちとそっちにこっちとあっちに 倒れてる』
「スターディ様数匹って8匹も倒してるじゃないですか まぁ良いか ありがとうございました これも神様達が頑張ってくれたおかげです『収集』無限収納にしまっちゃいますね」
『リーサあのヘリコプター楽しかったよ 攻撃力も強いしね ただバラして組むだけじゃ あれは分からないね』
『私も楽しかったわ モンスターにも私のチャームが効いちゃうのね・・・罪な女ね』
『俺様の戦人の恩恵が効いたんだろ?お前のチャームのせいじゃないぞ』
『なによ~』
『ふん』
「まぁまぁ 何があったかわかりませんが 仲良くしましょう? さてここにあった死体は損傷が激しいから売りに出そうかな?みんなも良い?」
「いいよ~」
「もう疲れたから何でもいいよ」
「じゃぁここにある8体は ギルドか王国に売りに出すって事で決定」
『ごめんねリーサ 楽しくてミサイルいっぱい撃っちゃったから 傷がついちゃったんでしょ?』
「あぁ 気にしなくていいですよ 最初から何匹かは売りに出そうと思ってましたから 脳みそが本当に食べれるのか見てみたくて・・・そして食べたらどんな効果があるのかが知りたくて 知的好奇心がうずうずするんです」
『そう言う事か 僕の恩恵のせいだね 未知の食材に対する探究心が働いてしまったけど 自分じゃ食べたくないと』
「はい そう言う事です」
「それにしても 脳みそねぇ・・・・私には無理だ」
「シフォンさん トラの獣人だから頭からバクバクと行くかと」
「私だってモンスターは食べないよ」
「じゃぁ他の動物なら本能の赴くまま・・・・」
「だから しないってば めったに・・・・」
「たまにはするんかい!?さっきまで気持ち悪いって言ってたじゃん」
「たまにだってば 血が騒ぐ時があって そういう時は鶏とかを買ってきて パクパクと」
「擬音可愛いけどもさ 血が滴ってるんでしょ?」
「そりゃあね でもみんなも鶏くらい食べるだろ?」
「食べ方の問題です まぁ私も巨人の脳みそが気になってるんですけどね」
「まぁ良いじゃないか 私もリーサも変わってるって事で」
「まぁ良いですけどね 私が変わってるのは今に始まった事じゃないですから」
じゃぁ町に戻ろうという事で 転移で戻り冒険者ギルドに行くのでした