勉強の神様の恩恵が強すぎた
今日はまずお詫びからです 昨夜は夜遅くにもかかわらず 多くの方が閲覧してくださったのですが 誤字がありました
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3時 106件 こんなに多くの方に 読んでいただいたのに申し訳ありません
勉強しているときは 頭もボサボサで来ている物も無頓着で→頭もボサボサで着ている物も
そこの一室をスターディ様使用にする→スターディ様仕様にする
どちらも右側が正しいです申し訳ありませんでした これからも気づいたら直していきますので もし気づいた方がいましたら 感想の所にお書き下さい すぐに直します 本当に申し訳ありませんでした
これからもドワーフに転生しちゃった・・・を宜しくお願い致します
ローナに進級試験やばいよと言われ 急いで手を打ち スターディと言う勉強の神様から恩恵を授かり スターディ様が仲間になり 今までの問題集をやってみたら 満点の成績を取り先生たちを驚かせ これで進級試験は実技 筆記共に問題なくなり 今受けている授業も内容が全て頭に入ってくる これも記憶力が良くなる恩恵のおかげだろう 実に便利な恩恵をいただいたものだ 何なら頭に入ってくるだけではなく 新しいアプローチの仕方での解釈もありますよと 口をはさみたくなる程頭の中に知識が溜まっている あの死にそうな思いをしてまで手に入れた記憶は凄いものだった・・・・ のだが授業がつまらなくなった
これはつらい 一日中つまらない授業を聞いていなくてはならなくなったのだ 別の意味で辛くなった 学校の図書館でもっと難しい本を借りてきて勉強するしかない ヤバい勉強が好きになっている これは恩恵の影響だ 良い事なんだがこのキャラは私じゃ無いような・・・・ まぁしょうがないか 図書館で全教科の難しい本を借りてくるか 先生のあら探しをするかくらいしかない なら勉強だ
今日の午後ローナに学校の図書館に寄りたいんだと言うと 私もついていくと言ってくれた 良い友達だ そして学校の図書館ではどうにもならないことを知る・・・ まぁ数百年勉強していたんだ 学校の図書館でどうにか成る訳がない その辺がドジなのも恩恵の一部なのか? スターディ様にどうやって勉強していたか聞いてみよう まだ図書館だから静かにしないと
【スターディ様スターディ様忙しいところすみません 勉強の仕方について教えてほしくて】
【何だいリーサ勉強が楽しくなってきたのかい? それは嬉しいねぇ】
【えぇ 楽しいというか 学校で習っていることは既に スターディ様に教えていただいた知識ばかりなのです 図書館に来たけども新しい知識がないのです このままでは私は詰まらない人生を歩んでいかなくてはいけません 新しい勉強の方法をスターディ様が 今までやっていた勉強方法を教えてください】
【私がやっていた勉強方法は簡単なものさ 周りの物全てに興味を持つことさ 落ちている石ころはなぜここに落ちているのだろうって事から なぜ世界はこんなに大きいのかと思うことも大事だ それを調べていけば 全ての疑問を解いていく事になるんだよ 丁度昨日の夜 僕がマシンガンを組んでばらしてを10回やった時に これは武器なんだと分かった しかも今まで見た事もない程強力な 武器なんだということが分かった 武器〈これ〉を作った人はどんな思いで武器〈これ〉を作ったのか?家族を守るためだろうか はたまた 富や名声の為だろうか それとも誰かに指示されて作ったのか等考えていくのだよ 本当の答えなどその人の心の中にしかないから どれが正解かは分からない だけど 組んでバラしてを繰り返すうちにその人の心にたどり着くのさ それが勉強方法さ 兎に角何にでも興味を持つこと 学校なんて知らない所に行ったら 興味を引くものがたくさんあるはずだよ? あの先生は何で今日あの色の服を選んできているのだろうなんてね もしかしたら 好きな人がいてその人の好きな色なのかもしれないとか 想像は膨らむばかりだよ おっと夢中になって話過ぎたね だけど勉強の始め方はそんな感じさ 兎に角自分が興味を持てることを見つけるんだ 丁度昨日の僕のようにね リーサが納品した物はどれも僕の興味を引いたよ だから見つけるんだ 自分が知りたいもの知らなかった物を】
【少しわかりました 今いる図書館にも 何でこの本がここに 置いてあるんだろうとか これはこっちの方が良いのではなど 思うところはありました でも ここを管理する人には管理する人の考えがあって そこにおいてあるという事ですね それを想像しその答えを導き出すのが勉強になるのですね? 逆に言うとそこ迄しないと勉強方法がない程スターディ様は勉強してしまったという事ですね そして その知識が私の中に入っているという事なのですね?】
【そう言う事だね 僕はそれだけ勉強してしまったんだよ だから今リーサといるのは新鮮だよ 昨日も言っただろ(他の神様に会う機会はあったんですか?の質問に「私は1日23時間勉強してましたので あまり会いに行く機会は・・・・ でもたまに会いに来てくださる方たちは嬉しかったのですよ やはりめったに合わない方との会話は刺激がありますからな 勉強の為になるのです」と答えたはずだ?) 刺激だ兎に角自分の興味を持てる刺激を見つけるんだ 刺激は何処にでも転がっているからね】
【わかりました これからはそれを参考に勉強していきます そして 恩恵の力をもう少しセーブできるように研究してみます じゃないと私が私ではなくなってしまうので このままだと私はスターディ様の複製になってしまいます そうなる前に恩恵の力をセーブできる勉強をしてみます】
【そうだね 僕が恩恵の力を調整するのも簡単だけど 自分で調整できるように勉強するのも良い事だね】
【はい 頑張ります 神の巫女として支障をきたすほど勉強に没頭し始めたら 恩恵を弱めて下さい その時は 自分ではどうにもならない程 勉強が好きになってしまっているでしょうから】
【わかった それは注意して見ておこう】
そうして 図書館の成り立ちから 本の配置 本の収集スピード 本の趣味の偏りなどを見て回った 意外に楽しかった ローナには何も借りないの?と言われたが 借りなくても勉強になったよと言っておいた ローナは不思議そうな顔をしていた 因みにローナは恋愛小説を借りていた 異性に興味を持ち始めたのだろうか? いかんいかんこれはプライバシーの問題だ でも気になる 近くに異性のドワーフはいないし いかんいかんぞこれは早めに恩恵の調整をできるようにしなければ 知識欲に溺れてしまう それから一晩恩恵の調整の事ばかり考えていた そして 他の恩恵は調整できるのに 何でこの恩恵は調整できないんだろうとか 色々考えた結果スターディ様の性格の問題だ! と答えが出た スターディ様の知識欲が強すぎるのだ という事で最終手段だ
「スターディ様お願いがあります もう少しだけ知識欲に対する恩恵を下げてもらえませんか?」
『いいのかい? 授業がつまらなくなるかもしれないよ?』
「6歳の子供が 一晩中恩恵を下げる勉強をしている時点で異常です 子供は夜は寝ないといけません」
『まぁ それもそうだね よし! 少し恩恵を下げよう『神の御業』これで大分ましになったはずだけど』
「うぅぅぅぅぅ 勉強~勉強~」
『あれ? リーサ? 大丈夫? おかしいな恩恵は下げたはずだけど・・・?』
「なぁんちゃって 冗談ですよもう大丈夫そうです」
『こら 神様をからかうものじゃないよ』
「は~い昨日寝てないので変なテンションなんです」
『まぁ それもしょうがないか 普通の少女は夜はちゃんと寝るものだものね ごめんね』
「謝らないで下さい 恩恵を全部下さいと言ったのは私なんですから」
『だけど 僕の恩恵と言うか 僕の知識欲は強すぎるのだろう 普通の人には耐えられないのだよ』
「まだ 他の人に恩恵を授ける前に 調整具合が分かって丁度良かったです これが数百人に恩恵を授けてしまった後だと大変でしたから」
『それなんだがね リーサ 数百人ではないんだが 数十人には恩恵を授けてしまったんだよ・・・・』
「顔は全員覚えていますよね? 記憶力には自信を持ってましたし!!?」
『あぁ 覚えているとも それでどうやって恩恵を下げに行く?』
「神様はフィギュアケースの中から恩恵を下げて下さい 私はその人の家庭に行く前に神様の記憶を少し覗きます その時に恩恵を授けた人一人ずつ顔を思い出してください 何とかそれで転移してみます」
そしてそれから 怒涛の時間が過ぎた 学校に行く前の時間だというのにあちこちに転移した 途中ママンに電話して朝ご飯は食べるから待っててと言い 一気に回っていくそして光魔法の改変で私達が現われた記憶を消すを繰り返す スターディ様は記憶を操作までしなくてもと言うが それをしないと神殿の信用にかかわってくる 神殿はお布施を出したのに恩恵を取り上げに来たと そんな噂が流れたら今までの事が一気にお終いだ 急げ急げ~ これでラストだ 何とか家に帰ってこれた
「スターディ様お疲れ様です」
『なに 僕よりリーサの方が大変だったろう 汗をかいているよ』
「徹夜明けであれは少し効きました さてみんなでご飯を食べて学校に行きましょう」
『そうだね 僕もお腹が空いたよ』
『何か朝早くからバタバタしてたけど何かあったの?』
「いえ 少し用があっただけです うるさくしてしまって申し訳ありません」
『別にいいけどね 私達は巻き込まれなかったし』
「それでは時間もありませんし 皆さんでご飯にしましょう」
「リーサ遅いわよ 早く食べなさい 神様達の分もちゃんとこちらにありますからね こらリーネ神様をしゃぶらないの!!ごめんなさい神様今拭きますので」
「ごめんなさいドルトン様「鍛冶師の神」リーネやっと離乳食が終わりかけてきて なんでも口に入れちゃうから気を付けて下さい また狙われますよ」
『赤ん坊が小さいものに 興味を惹かれるのは自然なことだ しょうがないが 少し勘弁してほしいな 毎回しゃぶられるとふやけてしまうぞ』
「すみません 蒸しタオル 熱くないですか」
『大丈夫じゃ 気持ちいいぞ』
「それは良かった」
「それはそうとリーサ朝からどこに行ってたの?」
「勉強の神様とチョットお出かけ」
「なにママにも話せないの?」
「神殿の信用問題だったので企業秘密です」
「さて 皆さんご飯も食べ終わったみたいなので学校に行きますか」
「リーサ!ちゃんと食べたもの片付けていきなさい」
「はぁい 神様達のも下げちゃうねぇ」
「えぇ お願いするわ」
「さて今度こそ行ってきます 皆さん中に入って下さ~い みんな入りましたか?入りましたね 行ってきま~す」
「はぃ 行ってらっしゃい」
「ローナ~おはよう!学校に行こう」
「うぅ リーサおはよう」
「どうしたの なんか調子悪そうだよ?」
「昨日図書館で借りた本を夜遅くまで読んじゃって 眠くて仕方ないのよ」
「そっかぁ 今日は私も眠いや 授業中お互い寝ないように気をつけようね」
そんな会話をしつつ 今日も一日が始まろうとしていた