女子全員で王都へ
翌朝も皆で食堂に集まって食事です。昨日、カナタさんに武器を作った話をしたら私達も作って欲しいと言われました。ベルウッドさんとエリーゼさんは弓で、ローナが光属性で常時回復50%を付与付き。シフォンさんには、消費MPが半分になるペンダントをプレゼントしました。勿論イメージ魔法で作成。それを聞いたカナタさんもMPが少ないのでペンダントが欲しいとのことで、プレゼントしました。朝からプレゼントを沢山したので、今日は多少わがままを言っちゃおうかな?
朝食を食べて、一度部屋に戻って、部屋着からお出かけ着に着替えて出発です。
王都は普通の店舗もいっぱいありますが、屋台もいっぱい出ています。あっちの方から甘い香りが・・・香りに誘われ行ってみると、クレープ屋さんでした。朝食を食べたばかりですが、皆でクレープを買いました。やはり甘いものは正義です!!正しいのです!!美味しかったのです!!でもクレープ屋さんでお腹をいっぱいにするわけにもいきません。屋台は他にも出ているのです。鼻息が荒くなります。
食べ物だけでなく可愛い雑貨屋さんも出ていましたが、一回見ればイメージ魔法で作れるので買いません。見て、覚えて、寮で作成です。皆さんのリクエストもお店の人にバレないように聞きいておきました。やっぱりお友達と一緒のお買い物は楽しいです。見るものすべてがバラ色です。武器や防具も見ましたが、私とローナが作った方が出来が良いです。お店の中では言えませんが・・・。
帰りに鍛冶師ギルドにも寄りました。受付でウオーターソード15本を納品します。それと、新たに作ったシルフソードも試してもらいました。見事一発合格です。ギルドの人も「これは売れるぞ」と興奮していました、シルフソードも今後の納品リストに仲間入りしました。帰りに、納品したウォーターソードとシルフソードのお金をもらって寮に帰ります。帰り道で見るからに悪そうな人たちに囲まれました。先ほど鍛冶師ギルドで受け取ったお金を出せとの事です。先手必勝です。速攻、風魔法で彼らを10メートル上空に巻きあげて叩き落します。そして無限収納にしまって王城の入り口の警備兵に突き出しました。う~ん、やっぱりお金のやり取りがある際は、フラウ先生と一緒にギルドに行く方が良いみたいですね。騎士の詰め所に居た人も、前回の事を覚えてる人が居て問題ありませんでした。「このお嬢ちゃんは、前回も盗賊を同じやり方で捕まえてきているから、事情聴取はやらなくていいよ」との事です。やっぱり信用は大事ですね。
寮に戻り、食堂で皆にほしいものリサーチした雑貨を作りました。皆喜んでくれました。特にシフォンさんが可愛い雑貨で喜んでいるのが印象的でした。シフォンさんは可愛いものが好きなんですね。それとシフォンさんが「最近毛並みの調子が悪い」との事なのでシャンプーとコンディショナーをプレゼントしました。因みに私とローナはずっと使ってます。
その日の夜、お風呂をあがってゆっくりしていたら戸が叩かれ何かなと思ったらシフォンさんでした。シャンプーとコンディショナーを使用した様で、毛並みがサラサラになったと大興奮で教えてくれました。他の皆さんにもプレゼントしようかな?今日も警備兵のところまで付いてきてくれたしね。いつもお世話になっているので、そうしましょう。どうせイメージ魔法で一発です。あと、フラウ先生にもあげましょう。どうせ先生にあげるなら良いものにしましょう。翌日、先生にシャンプーとコンディショナーと化粧水、乳液、美容液をあげる事にしました。
翌朝、教室に入ると既にフラウ先生がいたので、話かけました。
「フラウ先生~、いつもお世話になっているのでプレゼントです。」
「まぁ、ありがとう。なにかしら?」
「これはシャンプーと言って髪の汚れを落とすものです。髪につけて良く泡立てた後ながしてください。そしてこっちはコンディショナーと言って髪の毛をサラサラにしてくれるものです。こっちは泡立ちませんので髪の毛につけてしばらくおき、髪に浸透させてから流してください。使用順は、シャンプーの後にコンディショナーをご使用ください。あと、これは化粧水と乳液と美容液です。朝の洗顔後やお風呂上りに化粧水、乳液、美容液の順に顔全体に塗って下さい。お肌が元気になります。」
「ありがとう。早速今日の夜から使ってみるわ。」
「カナタさん、ベルウッドさん、エリーゼさん、シフォンさんも使いますか?」
「「「「うん」」」」
「ではどうぞ。使い方は今先生に伝えた通りです。感想は明日聞きますねぇ。」
「あと、先生に謝らないといけないことがあります。昨日皆で王都に遊びに行ってきました。帰りに鍛冶師ギルドによってウオーターソードと新しく作ったシルフソードを納品しまして、それを悪い人たちに見られていたみたいで、帰りに襲われてしまいました。悪い人は簡単にやっつけたのですが、先生と一緒に行くという約束を破り、皆を危険な目に合わせてしまいました。ごめんなさい。」
「そうでしたか。リーサさんは確かに強いです。が、まだ子供です。大人と一緒に行動するのを心がけてください。良いですね。」
「はい、わかりました。ごめんなさい。」
「それと、シルフソードは聞いたことがありませんが新しい剣ですか?」
「はい。昨日初めて作った風属性の剣です。斬撃を遠くに飛ばせます。」
「それは凄いですね。ギルドでの評価はどうでした?」
「1発合格で今後の納品も依頼されました。」
「そうですか。では納品の際は私に声を掛ける事、良いですね?それと学校の売店にも卸してくださいね」
「はい」
「それでもう一つ先生にお願いしたい事があるのですが・・・。」
「何でしょう?」
「さっき渡したシャンプーや化粧水などの使い心地が良かったら、商人ギルドに交渉に行きたいのですが一緒に行ってもらえますか?」
「売れるだけの自信があるのですね?」
「シャンプーなどはシフォンさんが昨日使っているので、シフォンさんの毛並みを見てもらえれば分かると思います。」
「そうですか。シフォンさん少し髪をさわっても宜しいですか?」
「はい!さわってみてください。」
「おぉ、これは・・・凄いですね。わかりました、商人ギルドに行く際も声を掛けてください。」
本当は魔力も余ってるし機械いじりたいからエアコンとか冷蔵庫とか作りたいんだけど、5歳のお子様がそこまでやっていいのか悩むところなんだよねぇ。最初は馬車のサスペンションとかかなぁ。本当はトラックも作れるんだけどなぁ。でも、トラックは商人が使うのもそうなんだけど、国同士の貿易で使った方が儲かりそうなんだよなぁ。そうすると私の身柄が国に確保されそうだし、もっと実力を付けてからの方が良いよなぁ。やっぱりSランク冒険者になってからかなぁ?それだと時間かかり過ぎるなぁ。何かいい方法がないかなぁ。おっと先生に返事してないや。
「はい、お願いします。」
「何か悩み事がありそうですね?授業が終わったら相談に乗りますよ。」
「はい、よろしくお願いします。」
「では、今日の授業の後に生活指導室にいらしてください。」
「はい。」
「それでは、少し遅れましたが授業を始めます。今日はこの前の続きで、精霊の使役方法の方法をやります。まずは精霊の呼び方です。火属性なら火を燃やしてるイメージを強く持ってサラマンダーを呼びましょう。他の属性だと、例えば水属性なら水をなみなみ入れたコップを想像しながらウンディーネを呼んでください。風なら暴風をイメージし、土なら大量の土砂を想像してください。そして風ならシルフィード、土ならノームを呼んでください。それが出来たら、属性に合わせた魔力を流した魔力石をあげましょう。気に入られれば、そばに寄ってきますし、上げた魔力石が気に入らなければ、帰ってしまいます。帰ってしまった場合は、属性スキルの練習をしてください。魔力が無くなる限界まで練習し、寝て回復してのくり返しです。これには魔力の総量も増えるという副産物もあります。毎日やりましょう。どうしても呼び出すことが出来ない人は、先生が呼び出しますので、言ってください。」
一応皆呼び出す事は出来たみたい。でも、その後がうまくいかない人が何人かいて、魔力石をあげても帰られてしまいました。又、呼びだして魔力石をあげるでも帰ってしまう。ってことを繰り返してました。私はサラマンダーとは仲良くなれたので、他の属性を呼び出してみました。比較的使う事の多い風属性のシルフィードを呼び出してみました。風の魔力石を恐る恐るあげてみると、そばに寄ってきて風を吹いてくれました。どうやら仲良くなれたみたいです。良かった。
そして授業が終わり、先生に相談の時間です。どんなふうに話が進むか不安でいっぱいです。




