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エンシェントドラゴンの鱗

皆さんおはよう こんにちは こんばんは お腹空いた・・・ぽんです 今日はチョットだけ説明を 私の小説で漢字の所とそうじゃないところがあると思うんですが 例えば 『皆』これを(みな)と読むか(みんな)と読むかでイメージが変わってくるので わざと ひらがなにしている所もあります 漢字で書いてあるときはどちらで読んでも あまりイメージが変わらない時です まぁ細かいこだわりです それとみなさんに謝らない後いけない事があります123話で漢字の間違いが1ヶ所 124話の最後の当たりで誤字があり内容が分からない部分がありました 今は直してあります 申し訳ありませんでした もし皆さんも気づいたことがあったら教えて下さい宜しくお願いします(2018/05/22/06:00) これからもドワーフに転生しちゃった・・・を愛してやってください

困った・・・・脳を寄生虫に食べられるという 奇病にかかったエンシェントドラゴンを 倒したら ギルドカードにエンシェントドラゴンキラーと刻まれ 私はSランクに みんなはAランクに上がってしまった まだBランクで鍛えていたかったのだが そうも言ってられなくなった 私が特Sランクに上がる可能性があるからだ 過去に王様からの依頼を受注したことがある これは隣の国を救いに行ったのが当たるだからローナも危険だ そして私は魔王を討伐している これはギルドの依頼ではないが文句なくランクアップの要因だ 


これからだが SクラスのみんながAランクのクエストをクリアしていき 私が一つ下の階級のAランククエストを クリアしていくしかないそれと エンシェントドラゴンの鱗だ アリーナに許可を取り鱗を飲んで良いかの確認をする 


何しろ全ての魔法攻撃に80%の耐性が付く これだけでも今の私達には嬉しい 更に全ての魔法が強力に使える 全ての魔法これは各妖精魔法だから 風 水 土 火の4種類それが強力に使えると言われているのだこれは使わない手はない そしてHPとMPが半端なく上がり同じく回復量も半端なく上がる そしてエンシェントタイフーンと言う技を覚えるこれを使うと相手の生気を吸い取ることが可能になる なので力がみなぎってくる 更に吸い取った生気は自分の寿命に繋がる要は寿命が延びるのだ 


前にアリーナがエンシェントドラゴンの鱗を飲むと 人じゃなくなるぞと言っていたのは このエンシェントタイフーンの事だったのだろう これを多用すれば確かに寿命がいくらでも伸びる 人では無い生物になるだろう だがすでにみんな3000年の寿命を得ている今更1000年増えても変わらない気がする 確かにドラゴン相手にエンシェントタイフーンなどを使えば寿命が大変な事にはなるだろうが それ以外ならば問題が無い まぁエンシェントタイフーンの強力さが分からないので それはこれからアリーナに確認しよう 


「アリーナいる~?」


「なんだい リーサ またドラゴンがらみで何かあったのかい?」


「ドラゴンがらみと言えばドラゴンがらみなんだけど・・・・」


「歯切れが悪いなどうしたんだい?」


「この前の エンシェントドラゴンの鱗を飲んじゃ駄目か聞きに来たの!!」


「あぁ その事か リーサの事だから来ると思っていたよ」


「バレていたの?ってか私そんなに顔に出やすい?」


「そうじゃないよ 強くなることに貪欲なリーサの事だから 来るだろうなって思っていたのさ」


「うん 今冒険者ギルドでSクラスのみんながAランクに上がったんだけど」


「それはおめでとう!!」


「ありがとう だけど Aランクの実力がまだないの ドラゴンを倒してたから レベルが上がり過ぎちゃって 実力が伴っていないの」


「そう言う事か それでエンシェントドラゴンの鱗に 頼ろうとしているんだね?」


「そうです ごめんなさい・・・・」


「謝る必要はないよ しょうがない事だしね でも あまりお勧めはしないな 確かに寿命は1000年しか伸びないけど エンシェントタイフーンが危険でね使うたびに寿命が延びる しかもそれだけなら良いんだけどエンシェントタイフーンは龍種最強の技なんだよ これは人間が簡単に手に入れて良い技じゃないから 飲むと普通の人間でいられなくなるよって言っていたのさ」


「わかった もし Sクラスの仲間が今後生きていくうちにエンシェントタイフーンを悪い事に使ったら 私が説き伏せます もしくは・・・・始末します!!」


「リーサにそこまでの覚悟があるのなら 飲んでも構わないよ」


「ありがとう アリーナこれでみんなの生存率が上がるよ って言うか皆にはまだエンシェントドラゴンの鱗の話はしてないんだけどね」


「そうなんだ? てっきりもう仲間に話をして 了解を得てから来たのかと思ったよ」


「それをして アリーナに駄目って言われたら みんなショックが大きいでしょ? だから内容はまだ話していなかったのよ」


「そうか それだけ慎重に行動してくれているのなら 安心できるよ」


「少し疑問があるんだけど 何で古龍って呼ばれてるエンシェントドラゴンの鱗が 飲んでも1000年しか寿命が延びないの?」


「それは 何回飲んでも効くからさ ドラゴンの中には暴風龍などは鱗を飲んでも 効くのは一回だけという物もあるのさ その点ファイヤードラゴンの鱗などは何度でも効く部類だね そしてエンシェントドラゴンはその大きさから 鱗の枚数も多いし鱗自体も大きい 飲めば何度でも効くから1000年なんだよ それと飲めば御婆さんだった人でも容姿がエルフの成人くらいまで若返るんだよ」


「それは凄いね でも何度飲んでも影響があるのは寿命だけでしょ?HPやMPには影響しないんでしょ?」


「それが効くんだな~ だから人じゃなくなるんだよ 勿論その人の特性にも左右されるけど HPやMPの上昇も回復量も増えるし 魔法耐性は160%までしか上がらないけど 残りの60%は相手の攻撃をはじき返すんだ 魔法攻撃力は高くなるし エンシェントタイフーンは攻撃の速さが上がって 更には吸収率も高くなるんだ こうなると人とは言えなくなるでしょ?」


「そうだねぇ 流石に相手の攻撃をはじき返すとは思わなかったよ」


「あぁあ 結局全部教えちゃったよ これを聞いてリーサはどうする?」


「今のSクラスの状況を考えたら みんなに飲むように勧めるかな?」


「なんで 疑問形?」


「それはさ 流石にあと2000年生きろって言うのは酷でしょ? 私みたいにぶっ壊れてるのならまだしも 普通の人間に5000年生きろってのは厳しいでしょ」


「そうだね 普通の人間ならね でも3000年を受け入れた人達は普通じゃないと思うよ? 今の状況を考えると飲むんじゃないかな?」


「どうだろうね 飲んでくれれば問題は一気に解決するんだけど」


「まぁ エンシェントドラゴンの鱗を飲めば老人のように老いていくことは無くなるよ そのかわり ある日いきなり寿命が来る感じだね」


「それは他のドラゴンの鱗を飲んでいてもそうなるの?」


「そうだね 綺麗なまま死ねるってのは 人間の夢みたいな物でしょ?」


「そうね そう言ってる人が多いね まぁ分かったわ エンシェントドラゴンの鱗を飲むと 人ではなくなるという事がね」


「まぁ分かっても飲むんだろうけどね?」


「あっはっは その通りだよアリーナ 飲まなかったら依頼が達成できないもん だから飲むのはクラスメイトに飲んで欲しいんだけどね」


「その辺はリーサに任せるよ 後から文句だけ言わないようにね」


「わかりました じゃぁ皆の所に戻って説明するね」


そうしてみんなの所に戻りエンシェントドラゴンの鱗の説明をした 物理的に倒されないかぎり ほぼ無敵だという事 など色々説明したそして老いる事無く死ぬ事などだ そして女子がそこに食いついた そこから男子への説得が始まった 女子は自分の老いた姿など見たくないから必死である 最終的には飲まないのなら貴方達だけ弱いままでいれば良いわ という説得に出た 説得というより恐喝だ同学年の女子より弱いというのはSクラスにいる男子にとって屈辱でしかない 結局全員飲む事になったが 家族への説明が必要だという事で 一旦話は終わった 


それで私の家でも ローナの家でも話し合いが始まる 私の家はママンの決定の一言で決まった ママンもやはり女だという事ですな ローナの家も同じだったらしい やはり女は皆同じ考えらしい 流石に今まで取った年が エルフの成人くらいまで若返ると聞いては 飲まない訳にはいかなかったのだろう 


翌日皆にどうだったか聞いたら 皆携帯電話で連絡を取ったらしい そうしたらお母様達が今から王都に行くから 鱗を用意して待ってなさいと言われたらしい エンシェントドラゴンの鱗は人気だ・・・ 転移でみんなの実家に迎えに行こうか? と言ったらもうすでに出発していて 今どこにいるか分からないから 放っておいてと言われた チョット恥ずかしかったらしい かと言ってここまでも遠いですから携帯で何処か近くの町にいて貰って下さい 転移で迎えに行きましょう そして教室で説明しましょう 皆さん電話してください 明日には迎えに行くと そして翌日朝早くから みんなの家族を迎えに行くツアーが始まる 


ドンドンみんなの家族が集まっていくのだが みんなのお母さんがお淑やかにしようとはしているんだけど チョット目がギラついている やはりエンシェントドラゴンの鱗は人ではなくなるのだ 飲む前からこれってどうなの? やっぱりアリーナが言っていた通り 人は若くて見た目が良くなりたいんだね これは鱗の効果が切れる前に何回か呼び出されそうな気がする 


そうして集まった家族に説明をしていく エンシェントタイフーンは使わない事と約束してもらう まぁみんな普通の家族で冒険者なわけじゃないから そんな状況に成る事も無いだろうが それでも心配だったので皆に指紋認証の判子を押してもらう これは誰がどこで技を使ったか分かるイメージ魔法で作った書類だ 

それを説明した上でやっと鱗を削ったものを渡していく 一応目の前で飲んでもらった 効果が効果だから 売りにでも出されたら大変だ みんなの家族を信用しないわけではないが 人間である どこでどう人生が転がるか分からないのが人間である それは前世で殺された私が身をもって経験している 殺そうとした彼も一時の過ちでやってしまったのかも知れない まぁ殺された私にはその後の事は分からないのだが・・・ 

さぁ皆が飲みましたスプーン2杯分 Sクラスのみんなの家族が若返っていく そして私達は年をとっていく 幸いな事に一瞬だけ年をとっただけで元に戻って行ったが 未来の自分の姿が見れた そして私とローナの胸は育たない事が判明した 前に考えた 光魔法の改変で美容外科をしましょう計画が 近づいてきた 


きっと私達の胸やお尻やウエストは今とあまり変わらないのだ さっきの姿がそうだった カナタさんやシフォンさんはボンキュッボンだったが私達は違った むしろうちのママンのように 腹筋が割れてはいたがそれは冒険者だからだろう エルフのベルウッドさんやエリーゼさんも薄かったエルフは元々薄いから良いかもしれないが 


私達は違う ボンキュッボンが良いのだ ローナと良くベッドの中で話をしていたのだ 胸とかが育つと良いねと・・・・今は良い今は・・・ だがそのうち 年齢が相応になったらローナと一緒に美容整形のお店を出すようだ 冒険者など二の次なのだ 折角今エンシェントドラゴンの鱗も飲んだが それどころではないのだ 非常事態だ このままの成長だといけないのだ まさか異世界で美容外科をする様になるとは思わなかったが 数年後にはオープン予定だ 


冒険者とは別の意味で 世の中の救われない人たちを助けるのだ!! ローナと目が合った瞬間に分かり合ったようだ 二人で抱き合って泣いていた それを見ていた周りの人達は 何が起こったか分からなかったのだろう どうしたものかと困っていた 二人でひとしきり泣いた後はガッチリ握手して頷き合っていた 二人にしかわからない時間が流れていた 


そして折角みんなの家族が集まったのだからと 親睦会をする事になった 皆5000年生きる仲間なのだ 親睦も深めようというものだ そしてその日は若返ったお母さんたちが喜びながらお酒を飲み お父さんたちは若返った自分の体を確かめながら お母さんに惚れ直すのであった  

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