表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
124/248

クエスト受注が問題に・・・

さてワイバーンの巣を殲滅する依頼を受けた リーサ 場所は近くて ワイバーン以外のモンスターの確認もされていないという 当りくじを引いてきた みんなもホッとする内容だった そこで今後皆にもプレゼントするから王城で運転の技術を学んでくれと言い 今回はローナの96式装輪装甲車をだして現地まで向かうのだった 


本来は馬車などを借りるかパーティで自前の馬車を持ち それで目的地に向かうのだが 折角ローナが96式装輪装甲車を持っているので それで目的地まで向かう 目的地の岩場は 馬車が通れるほどの街道付近で 街道を使う商人たちの要請で商人ギルドから出された依頼だった 


目的地までの野営の準備もしていたが 流石近代的な乗り物だけあって 昼前には目的地に着いたので 遠くから様子を見る 本来なら イメージ魔法『鷹の目』をリーサが使うのだが今回は使えない  討伐依頼の手伝いになってしまうからだ まぁ手伝ったところでもうBランクの依頼を受けているから 問題は無いのだがそれでも手伝わないに越した事は無い そこでリーサの提案で ローナに光魔法で みんなの視力を上げる事は出来ないか聞いてみたら 考えた事もなかったという感じだった だが考えてみたら光魔法で目がつぶれた人の事も治しているのだから 出来ない事は無いわねと言い 皆の視力をを上げていく遠くの岩場からワイバーンの群れが見える 数にして30匹ほどだ 見えない位置にも居るだろうから40匹ほどがいるのだろうか 今回は30匹をローナが倒し 残りの怒り狂った10匹を残りのメンバーで倒す事にした


いい?みんな行くよ?とローナが言い 皆頷きながら 遠く離れた場所から近づいて行くが 視力が上がっているので周りも良く見える リーサのイメージ魔法より 光魔法で視力を上げた方が便利だった それはいつまでもその視力を維持できるからだ リーサの鷹の目は一時的に視力をとんでもなくアップさせることはできるが持続性が無い その点光魔法は上げた視力はいつまでもそのままだ 勿論目に怪我をしたら見えなくはなるがそれまでは 視力が良いのだから便利な魔法に気が付いた物だ 


ある程度近づいたら ローナが光魔法の改変で ワイバーンの首の骨を一斉に折る 蚊取りスプレーでもされたように バタバタと墜落していくワイバーン 見えない範囲にいたワイバーンが何が起こったのかと 飛びあがって確認しに来る そしてみんな上空から見つかって 襲われていく 私と龍聖とリュードとリフレッド先生はイメージ魔法 『光学迷彩』 で周りの景色に溶け込んでいてワイバーンからは見えない 


なのでSクラスの他のメンツが襲われていく 他のクラスメイトはローナを守りつつ 襲ってきたワイバーンを倒していく そして30分ほどたった時 最後のワイバーンが倒された 皆で倒せた事にホッとしつつ 倒したワイバーンを集めてミニ収納ボックスにしまっていく そして産卵の時期だったのだろう卵が100個以上あった 一つのつがいが3個ほど卵を産むのだろう 卵も大切に集めてミニ収納ボックスにしまっていく 


卵は料理して食べると滋養強壮に良いらしい そして寿命も10年程伸びるらしい さすがワイバーンと言っても龍種 寿命が延びるのは龍種の特徴なのかな? それを全部しまい 討伐依頼完了だ みんな討伐した素材は売りに出すとの事なので 依頼達成したら 皆から 今回の討伐素材を買い取ることにする その日の夜に何とか帰って来れて ギルドが閉まる前に飛び込むことができた 職員にワイバーンの卵とワイバーン自体を見せて討伐依頼完了のお金を貰う 


そして素材はどうするか聞かれ もう買い手が付いているのでとみんなが私の方を向く そうするとギルド職員も諦めたのか 私が素材を売りに出した事はファイヤードラゴンを一匹出しただけで しかもその時はギルドが買いきれないと言ったので 結局一回も売りに出した事が無いのが有名になっていたのだ 確かにそれはギルド職員も諦めるよなと思いつつ みんなから素材を買い取って無限収納にしまっていく 勿論ギルドより高く買い取った これからも素材の買い取りはさせて欲しいからだ 


そして週の始まりの1日目は終わった だが明日の依頼が決まっていない また 朝に決めても良いのだが それができない時もあるだろうという事で 今日のうちに決めることにした 今日一日貼ってあった依頼書だから かなり渋い依頼だろうとみんなで話しながら 誰が依頼を受けてくるか決める (いっせ~のっせ)で棒を引き今度はセルさんが依頼を受けてくることになった 


そしてセルさんは 1枚の依頼書を持ってきた その依頼は冒険者ギルドからの依頼でオリハルコンを一かけら 持って来ると言う物だった これは簡単だ私を口説き落とせば良いだけだ だが 通常オリハルコンは見つからないので 塩漬け依頼になっていたものだ セルさんは以前私がギルド員とした会話を聞いていたのだ 依頼料から私に代金を支払うから オリハルコンを売ってくれと言ってきた まぁこれは 協力じゃなく商売だから商人ギルドSランクの私からしてみれば 税金を支払わずに商売が出来るのでどこの都市で 物のやり取りをしても問題ない これは私がこころよく受ける事で依頼が完了する 明日の朝に依頼完了の届けを出そう 


そして明日の朝にもう一度順番決めだ 今日は家に帰ったり寮に帰ったりで 明日の朝早くギルドが開く時間にもう一度集合だ 


翌日 朝早く ギルド前にて恒例になってきた 依頼受注は誰が行く大会が開かれていた 今度のはジョンさんが赤い印の棒を引いた ジョンさんが取ってきた依頼は グリフォンの風切り羽を10枚取ってくるという物だった 


これも塩漬け依頼で 何の為に朝早く来たのかと 私は思いつつも親切にグリフォンの生息域も書いてある だが これが塩漬け依頼だった理由はBランクにとって グリフォンは狂暴すぎるのだ しかも 風切り羽を10枚とは言え綺麗に抜かないと意味が無い という事はグリフォンを捉えて もしくは羽を傷つけずに殺して その状態で風切り羽を抜くのだ 


グリフォンは上半身が鷲で下半身がライオンという 羽をもつ生物だそれを羽を傷つけずに下半身だけに攻撃をして一匹を捉えるのは無理だ もしくは生息域で落ちている羽を グリフォンに見つからずに取ってくるという事だ 親切に依頼書にも書いてある 生息域と・・・ という事は何匹もいるのだ そこで他のグリフォンに見つからずに1匹を捉えるのは無理だ そして同じ内容で羽を取ってくることも不可能だ 


まぁ100%無理だ今回はローナが全開で頑張らないと無理な依頼だ 私はジョンさんを恨みがましい目で見た ジョンさんも依頼内容の厳しさに気づいたのだろう 少ししょんぼりしている 勿論私が手伝っても良いのだが ローナの範囲攻撃の練習になるので このままでいく 打ち漏らしがあったら 私が落とす 


ジョンさんにはごめんねとちゃんと謝った あれだけ約束したのにね と謝った そうして この依頼はローナと私で何とかすると言った だから安心してくれと 


生息域は行って帰ってが何日もかかるのでハインドDで移動する事にする その点でもジョンさんはミスってしまった 次は気を付けますと言っているので きっと大丈夫だろう そしてグリフォンの生息域に来た 200匹近いグリフォンが生息している これは危険だ このままだと繁殖地を移動するグループが出てくるだろう その際に近くの村などが襲われる 


なのでローナと話全部を倒す事にした グリフォンの首を例のごとく折って行く200匹いようが関係ないあっという間に全てのグリフォンを倒した 倒した中に 金色の羽をした種類が何匹かいた 珍しいので取っておこう それでギルドに戻ると 金色の羽を1枚だけ混ぜて10枚提出する するとギルド員がこれはどうしたんですか?と騒ぎ出した 生息域の近くで拾いました と言い終わるとギルド員は慌ててギルド長を呼び 


この羽がと話をしている で買い取ってくれるのか?依頼完了になるのか?と聞くと なりますなりますと大慌てだ 因みにこれは何に使うんだい?と聞くと通常は高級な矢羽に使われるらしい その中でも金色の羽は超高級品らしい 金色のグリフォンがいるなら討伐隊を組織して 


グリフォンを討伐してでも手に入れたい高級品なのだとか? Aランクのパーティが組まれて 討伐に向かっていった もう討伐しちゃったから無駄なのに・・・ でも言えない 言ったら全部売ってくれと言われるのが目に見えているからだ でも光魔法の改変で倒したから 戦闘跡は残っていない 多分群れが移動したと思う事だろう 可哀そうに 


あと一回依頼を受けたら今週は終わりにしないと 授業に差しさわりが出る 誰が依頼書を取りに行くかのくじの登場だ そして今回は誰になるのか せーの! 今度はシフォンさんが引いてくる番だ 今のところ2回やっている人はいないが そろそろまた私が引きそうな気がする ドキドキだ 


そしてシフォンさんが何を選んでくるかもドキドキだ シフォンさんは何故かドラゴン討伐のクエストを持ってきた ドラゴンは出来るだけ倒したくないと言っているのに・・・ だが 依頼書を見て見ると村を襲い家畜や人間も食べているような悪党らしい 


これは討伐対象だ ドラゴンの種類はっとエンシェントドラゴン・・・ ふぅ アリーナに相談しなきゃ ブルワリーナさんとレサーガさんにも相談しないと駄目だな 村は以前電話型中継器を設置しに行ったので転移で行ける そこからエンシェントドラゴンの隠れ家まではヘリで移動だ とにかくアリーナに連絡だ そんなに暴れているという事は何か原因があるはずだ アリーナの家に行き 理由を説明すると家族総出ですぐに行く事になった じゃぁという事で転移で移動する 


すると丁度エンシェントドラゴンが暴れている所だった それを見たアリーナたちは愕然としていた もう手遅れだと悟ったからだ 脳に寄生虫が住み着き脳の中身を食べていくという 奇病だったからだ ドラゴンが近寄るとうつる可能性があるから ドラゴンはうかつに近寄れない取りあえず 寄生虫を殺す為に光魔法の改変でドラゴンの脳内を焼き切る 


龍聖にうつったら大変だ 勿論他の龍でも大変だが これで大丈夫かと聞いたら アリーナは大丈夫だと言った もう虫は生きていられない 勿論龍も生きていられなかったが アリーナにドラゴンは私が保存するからと言って無限収納にしまう ギルドには討伐依頼の時にしか出しませんよと言い 預かることにした アリーナたちもギルドに着いて来て 本当に討伐対象の時にしか出さないか確認している 信用ないなぁ 確かに同胞だから気になるんだろうけど 寄生虫に襲われたのだから しょうがない気がする ドラゴンの頭にだけ寄生する虫だから 人間には問題ないが アリーナたちは一応遠くで見つめている ギルド員が確認し 討伐完了の証を貰った そしてエンシェントドラゴンキラーとギルドカードには刻まれてしまった そして討伐部位を少し売ってくれないかと言われたが ドワーフなのでいつ使うか分からないから 売れないと断った そしてどうしても気になったので アリーナに鱗を飲むとどうなるのか聞いた 寿命は1000年延びるだけだが 全ての魔法攻撃に80%の耐性が付く 更に全ての魔法が強力に使える 全ての魔法と言っても各妖精魔法だから 風 水 土 火の4種類だが そしてHPとMPが半端なく上がり同じく回復量も半端なく上がる そしてエンシェントタイフーンと言う技を覚えるこれを使うと相手の生気を吸い取ることが可能になる なので力がみなぎってくるのだ 更に吸い取った生気は自分の寿命に繋がる要は寿命が延びるのだ 余り使い過ぎると 脳の血管が切れるほど生気を吸うので使い過ぎは要注意だ まぁそこまでなるにはかなりの数を倒さないといけないらしいが  


そして困った事に私はSランクに みんなはAランクに上がってしまった エンシェントドラゴンキラーとギルドカードに刻まれて・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ