表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
120/248

レッドドラゴンの悩み

皆さんおはよう こんにちは こんばんは 今日も元気に小説読んでますか? 一昨日に続き今回はブックマークが200件になりました ぱちぱちぱち~ と言うわけで今日も2話投稿です(2018/05/17)この前にも1話投稿してますので読み忘れの無いようにお願いします これからもドワーフに転生しちゃった・・・を宜しくお願いします

元魔王の赤ちゃんの名前が ホクロンから回避されて クラリスに決定し ギルドの指名依頼もこちらから 声を掛けないかぎり 向こうから指名依頼が来る事は無い だが緊急依頼は別だ それをみんなに説明しながら 嫌だな~失敗したな~と 思っていた まるでフリのようだったからである そんな嫌な予感は当たるもので ギルドからうちのSクラスを名指しで緊急依頼が来た もう指名依頼と変わらないじゃん と思いつつ Sクラス全員でギルドに向かう事に成った 緊急依頼はその名の通り 緊急に対処しなくてはいけないので 指名されたパーティはすぐに対処に向かわなければならず 断る事は出来ない 断ればそれなりの対価を払わなければならない その代わり緊急依頼の報酬は高く ギルドからも依頼達成の報酬と それなりの評価がされる その評価はそのままランク付けに関わってくるので 皆緊急依頼が来たら断る事をしない 余程危険な依頼でないかぎり・・・・ 


「この間の今日でこれですか?」


「この前の話を聞く限り これの討伐が出来るパーティがいないのです」


「まったく モルドギルド長 今回は高くつきますよ そして素材は売りませんからね」


「何とか少し融通を利かせて貰えませんか?」


「そんな悠長な事を言っている場合ですか 早く説明してください」


「今回の緊急依頼は レッドドラゴン真っ赤な鱗で覆われていて 灼熱の炎を吐き 火山近くに生息します ファイヤードラゴンより狂暴で 溶岩の中に潜って逃げる事も可能 ナザフ地方のナザリ火山を生息域にしていました それが火山から出て来て町や村の近くまで来ているのです!!」


「それで町や村に被害は?」


「ありません」


「はっ?モンスターが近くに来ただけで 緊急依頼で呼ばれたらたまらないのですが? 今回の緊急依頼は誰が出したのですか?」


「私です」


「モルドギルド長 この前の意趣返しですか? これじゃ指名依頼と変わらないじゃないですか?」


「いえいえこのままだと 町や村に被害が・・・」


「その根拠は?そしてなぜAランクを呼ばずに私達に? おかしくないですか?」


「この前の技は人にのみ使えるのですよ? まぁ確かに神罰は使えますが 何もしていない生き物に神罰は使えません 例えば農作物に多大な被害が出たとか 家畜が襲われているとかならまだしも まだ何もしていないんですよね?」


「あなたは何もしていないけどしそうだからと 言って子供を叱りつけるのですか? 確かに街や村に被害が出てからでは遅いです ですが呼ぶパーティがおかしいと言っているのです!!」


「全て断られました!! 全て断られてしまったんです!!」


「それはなぜですか? 理由があるんじゃないですか? 言わないならうちも断りますよ?」


「攻撃しようとすると 火山に戻り溶岩の中に隠れてしまうんです!」


「じゃぁ実害は一切出ていないじゃないですか? 何の為に私達を呼んだんですか? 遊びですか?本当にこのギルドを滅ぼしますよ!!? ドラゴンは頭の良い種族です龍神がいるのも知っていますよね? しかも人間より早くから神を信仰していました まぁ中には馬鹿なドラゴンもいますが それは人間も一緒ですからね 幸い 私は神様からドラゴンの言語も学んでおります 一度話をしてきましょう その段階で言う事を聞かないようなら 滅ぼしてきます それでいいですね?」


「勿論です!! 被害が出なくなりさえすればいいのですから」


「では一度 神と今後について話をしてきます」


そういってギルドを出た そして転移でアリーナの元へ向かう


「あり~な~ ごめんよ~ またドラゴンがらみで用が出来ちゃったよ~」


「ああ わかった 今度こそ言う事を聞かせて見せる 今日は今すぐに出れるぞ」


「ありがとう~助かる~ もう最近ギルドがしつこいから ハッタリばっかりかましてるの 助けてってか早く戻ってきて・・・」


「刺客を倒すのはリュードさん優秀なんだけど 他の龍種の長だから喧嘩になるのが怖くて お願いできないの・・・」


「リーサよそんな風に思っていたのか?」


「リュードさん喧嘩しない自信ある? 私が出会ったとき 縄張り争いで仲間を殺したところだったから 第一印象は最悪なんですけど・・・・」


「確かに 出会いは悪かったが 他の龍種と喧嘩なぞしないぞ?」 


「相手から喧嘩売られたら?」


「買うな!!」


「ヤッパリ買うんじゃん!!」


「まぁまて 売られた喧嘩を買わなければ 種族全体が馬鹿にされる だから買わないわけにはいかないのだ」


「だからアリーナにお願いに来たんじゃん? アリーナの言う事を聞かないのなら 問答無用でぶっ殺せるけど リュードさんだと同じ土俵だと思う種族もいるんでしょ?」


「それはいるだろうな むしろ自分の方が上だと思う者も多数いる」 


「それじゃ話し合いにならないじゃん?」


「そっ そうか・・・じゃぁしかたないな」


「ごめんねリュードさん」


「リーサいつでもいいぞ」


「わかった 転移 」


「モルドギルド長今レッドドラゴンが 何処にいるか分かりますか?」


「おそらく 火山の中ださっき失敗したパーティが 追い払った形になっている」


「私達の他に何パーティに依頼を出したんですか?」


「15だ 皆失敗して帰ってきている」


「成功したら 依頼料期待しますからね」


「成功したらな!!」


「約束ですよ」


「あぁわかった」


「じゃぁみんな大型ヘリに乗り込んで!!火山迄一気に行くよ っとその前に結界 みんなの周りに結界をかけたから 暑さも寒さも毒も効かないから」


そして火口付近にヘリを止めて中の様子を見る そしてアリーナに話しかけて貰う すると助かったやっと話の通じる相手が来たと言っていた どういう事かというと この火山があと数日で爆発するんだそうだ それで 町や村に行き逃がそうとしていたんだが 逆に攻撃されてしまって 困っていたところらしい 話に嘘はないとの事だから 急いで転移する 


「モルドギルド長 ナリザ火山が噴火します 今すぐに逃げる準備をして下さい 他のギルドにも電話で連絡し 町の人や村の人に早く逃げてくれと伝えて下さい」


「何をそんな事を 火山が噴火などここ数百年起きていないぞ」


「それが起きるから ワザワザ町や村の付近で 暴れるだけ暴れて 何もしないで帰って行ったんですよ 言ったじゃないですか 龍種は頭が良い生き物だと ただ住民に危険を知らせていただけなんですよ」


「それは本当の事か?」


「神の巫女である私が このタイミングで冗談を言うとでもお思いですか?あと数日で爆発するそうです ですが避難には子供や年寄りもいます 今このタイミングで 逃げなければ逃げ遅れます」


「しょうがない わかった 私の権限で全ての住民の避難命令を出す 今すぐにだギルド職員は残って他のギルドに携帯で連絡だ 私と神の巫女の話は聞いていたな そのまま他のギルドに伝えろ 信じなければ神の神罰が下るだろうとな!!」


そして 避難が終わり 皆が遠くから火山を見ていると噴火口が崩れてそのまま噴火した 噴火の前に数十匹のレッドドラゴンも確認したので みんな逃げたのだろう モルドギルド長が近寄ってきた 


「ありがとう 君らが居なければ この付近の町や村の住民は皆死んでいた 町や村は壊滅状態だが 近くの王国に避難民として受け入れてもらうつもりだ」


「それは可能なんですか? 難しいようでしたら 神国ラファージャに行く事をお勧めしますが ラファージャは避難民の受け入れ態勢も万全ですよ?」


「そうなのか? ラファージャならここからそう離れてもいないし 受け入れてくれるのなら助かる」


「チョット待って下さいね? 王様に連絡しときます」


携帯で王様に連絡を取る 


「王様リーサです ナザフ地方のナザリ火山が噴火して 避難民が出ました 受け入れ態勢を整えて置いて下さい」


「わかった 大体の人数は分かるか?」


「ちょっと待って下さい モルドギルド長避難民の数はだいたいどれくらいか分かりますか?」


「大体500名くらいだ 今ここに居るのが全てだ 皆着の身着のまま逃げているので財産は持ってないぞ」


「それは借りて下さい 低金利でお金を貸し出すシステムが神殿の管理下にあります まぁ神殿にお祈りくらいはしてもらいますが それと仕事の斡旋所もあります 着いたらすぐに仕事が出来ますよ 王様聞こえましたか? 500名くらいだそうです」


「そうか 意外と少ないな それならすぐに対応させよう!!」


「そんな事言ってると私の転移ですぐに運んじゃいますよ?」


「それでも構わんぞどうせ 年寄りや子供もいるのだろう? 可哀そうだから転移で運んでやれ」


「了解です 流石王様心が広い では王都の門の前に運びます 今から始めますので大急ぎで準備をお願いします」


「わかった 今すぐに用意させよう」


「皆さん 今回神国ラファージャの王様のご厚意により すぐさま避難民の受け入れをして下さるそうです 金品の持ち出しが出来なかった人達は神殿の管理下に低金利でお金を貸し出すシステムがあります そこで何かを担保に入れるか仕事先の紹介状を持って来て下さい 仕事先の紹介状の方が信用は高いです そのまま仕事先から毎月少しづつ返済する形になりますので 仕事は斡旋所がありますので 明日からでも働けます 取りあえず家や家財道具なども全て貸し出しに成りますので 安心して下さい勿論宿に泊まるより安いです広さもあります 税金も安いです 皆さんは安心してラファージャに来てください そして私は神の巫女なんですけども 知ってる方もいらっしゃいますよね? これから神の力で少しづつ 5回ほどに分けて 皆さんをラファージャに運びます ですので家族が離れないように 大体100人くらいになるように 固まって下さい ギルドの職員さん仕切って貰って良いですか? では一回目行きますよ 何処に固まってますか? 皆さん揃ってますか隣を確認してください 良いですか行きますよ 『転移』 着きましたここがラファージャの入り口です 後の方たちもすぐに来ますので ご近所の方を待ちたい方はそのままお待ちください それ以外の方は受付に行きどこの避難民かをしっかりと話してください あっここにもゲートはありますので 皆さんお持ちではないでしょうが違法に荷物を持ち込むと牢屋行きに成ります 荷物の申請はしっかりとお願いします ではまた 『転移』 戻りました 次の方たちは何処ですか~?」


そんな事を繰り返し避難民は全てラファージャの中に入って行った 最後に各ギルドの職員たちを集めて避難民がいないかを確認して ギルドの職員たちもラファージャに避難するのだった


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ