リフレッド先生の恋人
皆さん おはよう こんにちは こんばんは 今日も元気に小説読んでますか 今日は報告です総合評価が500ptになりました パチパチパチ~ (2018/05/15)というわけで 2話投稿しました 今日はこの前にも1話投稿しているので読み飛ばさないようにお願いします それではこれからもドワーフに転生しちゃった・・・を宜しくお願いします
さて1時間目が雑談で終わり 後の授業は通常通り終わったのだが まだ気に成る事がある ファイヤードラゴンの鱗が大量にあるのだ 恩恵を受けるには最高だ それにドラゴンを倒すと ランクが上がりやすいみたいだ 勿論それに見合った強さを持っているドラゴンだろうが 例えばワイバーンなどはいくら倒してもランクは上がらないからだ それと神様に貰った異世界転移の魔法 これは授業数が足りないので暫く使えない 行きたいのは山々だが 今の生活も捨てられない こればかりは私が我慢するしかない
それにリフレッド先生の恋の行方も気になる 今一番簡単に出来るのは このまま職員室に行きリフレッド先生を連れだし 恋の行方を聞く事だ これは女子を連れて皆で聞かねばなるまい Sクラスの女子全員に声を掛け 興味のある人だけ着いて来てもらおうとしたら 全員来た やはり全員気になるのだ それは女子だからだ 私達は相手の男性の素性すら知らない これはいけない リフレッド先生が不幸になるといけないので みんなで聞くのだ 恋愛の神レイニー様が太鼓判を押しているとしても 不幸になるのは見過ごせない 本音はただ単に気になるだけだが それでも良いのだ さぁ職員室にGOだ!!
「失礼しま~す リフレッド先生はいますか?」
「リフレッド先生なら今日はもう帰ったよ 何か用があったみたいだね」
「リーサ サーチで王都中からリフレッド先生を探すんだ」
「了解です シフォンの姉御」
「誰が姉御だ!」
「ごめんなさい つい調子に乗って」
「まぁ姉御でも良いけど・・・・」
「へっ?良いんですか? じゃぁサーチいきます姉御!!」
「やっちまいな!!」
「乗ってますね~ 『サーチ』・・・・発見!!王城の騎士の詰め所にいます!! これは相手の殿方は騎士団に勤める騎士だと思われます」
「わかった 行くぞ」
「ラジャー」
「のうリーサよ」
「なぁに神様」
「これはこんな話し方で進んで行くのか?」
「ん~どうだろうね~今暇だしね~続くかもね どうして?」
「ん~ ワシらには聞きづらい会話じゃからな 『らじゃー』とかは何じゃ?」
「分かりましたって感じかな?」
「最初の方の姉御って方がまだ分かり易いんだが・・・・」
「それはな~その時の気分で変わるからな~ どうなるだろう」
「そうか 諦めよう 乙女のテンションには付いて行けそうも無いからのう」
「ラジャーは分からなくてもテンションは分かるんだ?」
「この間おぬしたちが喋っておったのを聞いて覚えた」
「リーサどうしたボーっとしてないで 次の行き先を早く示せ」
「分かりました こちらです と言うか 歩いて行かないで96式装輪装甲車でいきませんか? それとも空から攻め込みますか?」
「空からだな その方が相手を抑え込みやすい」
「では ハインドDでいきます そしてスピーカーも付けましょう 今日は何をかけましょうか?」
「私はワーグナーのワルキューレの騎行が 好きだね~あの段々と 気持ちが高ぶって行くのが良いねぇ」
「じゃぁ今日はワルキューレの騎行にしましょう」
そう言うとワルキューレの騎行を流しながら王城の騎士団修練場を目指すのだった 修練場に着くとスピーカーで
「リフレッド先生出てきなさ~い 居るのは分かってるんですよ~」
とスピーカーで騒いでみた だが出てきたのは普通の騎士達ばかり つまんない
「リーサもう一度サーチをかけてみろ」
「はい 『サーチ』・・・はっここにはもういません 王都の中心街に移動してます」
「今度は見失なわないように サーチをかけながら移動するんだ」
「はい 分かりました サーチ常時発動!!」
「居たか?」
「はい 対象王都の中心街を離れ 王都の外へ向かっています このまま向かえばすぐに捉えられます」
「王都の外で対象を目視で確認 追跡し 開けたところに出たら上空から強襲をかけます」
「わかった 任せる だが対象を逃がすな!!」
「道が開けました スピーカーONワルキューレの騎行いきます 上空からホバリングで対象に接近二人で抱き合っております けしからんですな 凄く仲睦まじい感じです 我らが悪党かと?」
「なに?そうなのか?そうなれば このまま離脱だ明日の朝にするぞ このままいくと怒られる」
「姉御 遅いです 対象すでに怒っております このままスピーカーを切って素直に降りるのが最善かと」
「じゃぁそれだ 降りたらみんなで謝るぞ」
「降ります すみませんでした~ 勢いで調子に乗りました!!」
「すみませんでした リーサの口車に乗ってしまいました」
「酷い そんな私だけが悪いみたいに・・・・」
「だって言い出したのはリーサじゃん」
「仲間割れはいい みんなで何をやってるんだ」
「リフレッド先生の恋人を見て見たくて こんな事をしました」
「だからってこんな大掛かりなことしなくても 一言いえばちゃんと紹介するのに」
「そうなんですか? 常にお忍びでデートかと?」
「そんな事ないわよ 常に太陽の下で 健全にデートよ」
「あっ 私の恋人を紹介するわね 騎士団所属の騎士でナックルです」
「こんにちは リフレッドの生徒たちだね リフレッドとは清い関係を続けているから 安心してくれ」
「その辺はもう少し強引でも・・・・・」
「何ですか?リフレッド先生?」
「リーサ 今のは聞かなかったことにしなさい」
「は~い ナックルさん リフレッド先生はもう少し強引でも良いそうですよ」
「リーサ!!」
「ごめんなさい」
「謝ればいいってわけじゃないでしょ」
「そうなんですか? リフレッドさん?」
「えっ いや あの 少し強引でも良いかなぁって・・・・」
「分かりました 次からは少し強引にデートしましょう」
「「「「「おおおおおおおお」」」」」
「やるときはやる男性ですな」
「流石校内で熱烈に愛の告白をしただけの事はある」
「一目見た時からこの人は違うなって思っていましたよ」
「リーサったら 嘘をつかないの!」
「それで どうやって 告白したんですか?」
『ごん』
「いったぁ~い 先生酷い」
「もうこれ以上はダメです 恥ずかしいじゃないですか?」
「ええ 恥ずかしがる 先生を見に来たような物なのに?」
「私も恥ずかしがるリフレッドさんをチョット見て見たいですね」
「ナックル?なんてことを言うんですか?」
「駄目ですか? 駄目なら諦めますが・・・」
「うぅぅぅ 駄目じゃないです・・・・」
「でも 私の告白と言っても普通のものですよ?」
「どんなものですか?」
「真っ赤なバラの花束をリフレッドさんに渡してこれからの人生を貴女と一緒に生きていきたいですって言っただけですよ むしろ断られるんじゃないかとドキドキしながらの告白ですよ」
「でもそれがリフレッド先生には一番効果的だったわけですよね?」
「結果的にはね そうですよねりフレッドさん?」
「そっ そうです・・・」
「先生顔が真っ赤ですよ~」
「うっ うるさい しょうがないだろ 今思い出しても嬉しかったんだから」
「あっ 恥ずかしくて 顔が赤いんじゃなくて 思い出して顔が赤いんですね?」
「そっそうだよ 悪いか?」
「悪くないです むしろ私達が見たかった 反応そのものですから!!」
「勉強もしないで そんな事ばかり 詳しくなってどうするんだ!!?」
「これも大事な人生の勉強です 変な男に捕まらないために リフレッド先生の経験を聞いて今後の糧にするのです」
「うぅぅぅ ナックルゥもう許してくれないか? 別に悪い事をしたわけではないが・・・ これ以上は恥ずかしくて」
「そうだね 僕もリフレッドさんの可愛い顔がいっぱい見れて 幸せだったよ」
「ところで さっきから気になっていたんですが ナックルさんは リフレッド先生の事を さん付けで呼ぶんですね」
「うっ バレたか・・・ 実はまだちょっと恥ずかしくて・・・」
「良かったですね リフレッド先生 ナックルさんにも弱点がありましたよ」
「そうだな ナックルも私の事を さん付け無しで呼んでもらいたいな? 駄目かな?」
「この状態で駄目とは 言えないじゃないか? リフレッド・・・ これで良いかい?」
「あぁぁぁ ナックルさんも顔が真っ赤です~」
「やっぱり お似合いの2人なんですね! 流石恋愛の神レイニー様の恩恵ですね」
「リーサ!!」
「あっ 言っちゃった ごめんなさい」
「どういう事だい?」
「ナックル 実は私は最高の出会いを求めて 恋愛の神レイニー様にお願いをしたんだよ そうしたらナックル あなたが現われてくれたんだよ・・・」
「そう言う事か 良かったよ リフレッドを他の男に取られる前に僕にとって 最高の出会いが出来て じゃぁ僕も恋愛の神レイニー様にお礼を言わないとね!」
「ナックル 許してくれるの?」
「許すも何も 最高の女性を僕の前にあらわしてくれたんだから むしろお礼を言わなきゃだね」
「今度一緒に恋愛の神様にお礼に行こうね!」
「ええ ナックル一緒に行きましょう そして お祈りしましょう」
「そうだね 二人でお祈りしよう」
【良かったですねレイニー様信者二人ゲットですよ】
【まだまだ先は長そうだけどね】
【そんな事ないですよこの調子で増やしていきましょう】
【そうね 何事も少しずつよね!】
【頑張りましょう】
「ところでお二人は パワーアップと長生きに興味はありますか?」
「それはどういう意味だい?」
「実はこの前 ファイヤードラゴンを倒しまして その鱗を削って飲むと HPとMPがかなり上がり 回復量もかなりアップします それと ファイヤートルネードと言うかなり強い魔法が使えるようになります 更に炎耐性が付き 炎攻撃の50%を軽減してくれます あとおまけで2000年ながいきします」
「騎士としては 嬉しい 効果何だけど 最後のオマケが気になるね・・・2000年かぁ どうするリフレッド?」
「私はナックルに任せるわ ナックルが騎士として強くなってくれれば 私も安心できるし でも2000年生きるのは家族の事も考えると・・・」
「あっ その辺は大丈夫ですよ 鱗一枚で50人以上に効果があります 何しろ鱗を削って飲むのはスプーン一杯です ドラゴンの鱗の大きさを考えると それくらいは飲めますよ 家族でも長生きを望まない者もいるでしょうから それを考えると暫くは使えますね まぁ売れば一財産ですがね売るよりは家族の為に使った方が良いでしょうね どうします? ちなみに私はこれを王様にも勧めるつもりですが 王様の騎士がいつまでも王を守れるのわ誉だとは思いますが」
「それは 王様が飲めばという事だろ?」
「王様はこの前暴風龍の鱗を飲んでいますから 1000年長生きします エルフが更に1000年の長生きです まぁそれだけこの王都を守ろうという気持ちが 強いからだとは思いますが」
「王はすでに1000年は長生きされるわけか・・・ リフレッド 君の教え子は難しい問題をぶつけてくるね」
「ごめんね ナックル でも私も そのファイヤードラゴンを倒すところを 見ているから言えるけどかなりの数のドラゴンを倒しているから お願いすればもう少しもらう事も可能よ そうすれば家族が皆長生きする事も出来るわ」
「流石はリフレッド先生その通りです まぁその間にかなりの子供を 産めば話は変わってきますが」
「まぁ子供の話はいつでも私に行ってくれれば 恩恵を授けますが」
「んっ?どういうことだい?」
「私神の巫女ですから子宝と安産と 怪我や病気はお任せください」
「って言う事は 君は大公閣下?」
「そうですね」
「失礼しました 今までの無礼をご容赦下さい」
「気にしないで下さい 私が欲しくて得た称号じゃありませんから チョット必要があったから 手に入れたまでです それにしても珍しいですね 王城に勤めてて 私の事知らない人は少ないですよ?」
「僕は 特殊な仕事を任される事が多いから どうしても世情に疎くなってしまうんだよ」
「特殊な仕事というくらいですから 聞かない方が良いんでしょうね?」
「出来ればそうしてください」
「でもそうなれば 余計に ドラゴンの恩恵はあった方が良いのでは? いざという時にファイヤートルネードなどは 派手ですが逃げるのにはうってつけですよ」
「そうですね 大公閣下がそこまで仰るのなら 鱗を1枚頂けますか? リフレッドも良いかい?」
「私はナックルが無事なら それが一番いいわ」
「じゃぁ鱗を1枚渡して 飲むタイミングは任せます 飲むのはスプーン一杯ですからね もし王様と同じ時を生きる覚悟があるならば 暴風龍の鱗も1枚差し上げましょう合わせて3000年覚悟してから私に声を掛けて下さい」
「分かりました 王様の騎士として 正しい答えが出せた時に お願いします」
そしてナックルにファイヤードラゴンの鱗を1枚渡した そしてリフレッド先生と手を握り合っていた