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変態ボヤンク前編

王様が作成した 都市計画を元に王都を広げていく そして王都には宿屋が少し多くなった ラファージャにくる巡礼者が多くなってきているせいだ ラファージャは巡礼者が落としていく税金でかなり潤っている


そしてそしてそしてぇ うちのパパンもローナのパパも今死に物狂いで商品を作っている 作る端から売れていくのだ 商売繁盛の神様もう少し売り上げを調整してくれると良かったんだけど・・・ まぁ売れないよりはいいか このままじゃ倒れちゃうので 栄養ドリンクをプレゼントしよう しかも高濃度のやつにしようお酒もあれだけ飲めちゃうのだから きっと大丈夫だろう まずはパパンで試してみよう 


「パパン栄養のある飲み物だよ 疲れてる時に効くの 飲んで見て」


「おぉ ありがとうリーサ 何だかいきなり忙しくなってな 商品が足りんのだ 貰うぞ 何だこれは甘くて辛いぞ そしておおおお力がみなぎってくる 感謝するぞリーサまた忙しくなったら今の飲み物をくれ これは効く はははははははは はかどるはかどる これはいいぞぉ」


「邪魔しちゃ悪いからまたねパパン」


チョット効きすぎたかな? まぁあれくらいなら大丈夫だろう 元々飲んだ事の無い物だから 効き目が早かったのかもしれない でもちょっとテンションがおかしかった気もするけど まぁあれくらい許容範囲内でしょ ローナのパパにも飲ませちゃおう 


「ローナ~いる~?」


「いるわよ どうしたの? 今パパの手伝いで忙しいのよ 私も商品置かないと商品がどんどん売り切れちゃって」


「今はチョット休憩中?」


「そう 今丁度飲み物を飲みに来たところよ」


「それは丁度良かった ローナにはこれねキッズ栄養ドリンク ローナのパパにはこっちの栄養ドリンク 飲んでみて元気になるから 大丈夫 前に王様たちも飲んでるから」


「飲む前から大丈夫とか言われると凄く気になるんだけど・・・」


感がするどいわね ローナのは試したことが無いのよね


「今うちのパパンにも飲ませて来たから大丈夫だよ  ささぐぐ~っと飲んで」


「まぁ今忙しいから飲むけどね 何これ甘いわね 美味しいわ ぷは~全部飲んじゃった」


「良いんだよ一回で全部飲む飲み物なんだから 体の底から元気が湧いてこない?」


「そう言えばそうね 疲れが無くなったわ そして元気が湧いてきた わわわわわわわわわ何だこれ今なら何でも打てそうな気がする パパにもあげてくるね そして私は剣を打ってみるわ!!!」


「えっ?ローナ剣なんか打ったことあったっけ?」


「無いけど今なら打てそうな気がするわ」


「剣を打つのってそんなに簡単じゃないよ?」


「大丈夫任せて打てないような気がするだけで ホントは打てるから!!」


「どんな自信よ まぁ良いわローナのパパにも飲ませてあげて あっパパさんのは甘くて辛いから」


「分かったわ 早く剣を打つぞ~~~ 待っててパパ!!今行くわ!!」


「じゃっ じゃぁね 頑張ってね~」


ヤッパリヤバかったか 完璧に変なテンションだった


「のうリーサよ?今の飲み物は本当に安全なのか?ローナがいつもと違う雰囲気になっとたぞ」


「ママ私も今のはいけない気がするよ?」


「神様だけじゃなく龍聖までママを責めるなんて ママは良かれと思って・・・・・」


「だってローナお姉ちゃん変だったよ?」


「だって元気になって欲しかったんだもん」


「まぁ 精神に異常をきたしている訳ではなかったから 良しとしようか?」


「ありがとう 神様 今度神様にも作ってあげる」


「いらんいらんいらん ワシらはいらないからな?くれるなら魔力をくれ」


「そうだな リーサの魔力なら 貰うが あんな怪しい飲み物はいらないぞ」


「うぅ みんな酷いよう・・・・」


(うおおおおおおお 力がみなぎるぞ~~~~!!!)


「ほらぁ 隣から変な声が聞こえて来たわよ?やっぱり私達はいらないわ」


今度はもう少し薄めて作ろう・・・・







「リーサ殿!!!遅れて申し訳ない ある貴族の護衛の任に付いており リーサ殿が戻ったのはお告げで分かっていたのですが 任務を離れる事が出来ませなんだ しかしやっと任を解かれここに駆けつけることができもうした」


「そんな他の仕事があったなら 無理しなくても良いんだよ?」


「そんな 寂しい事を言わないで下され 私どもとリーサ殿の中ではござらんか?我らが忠義を果たすはリーサ殿で御座る 決してあの変態貴族が嫌になった訳じゃないで御座るよ」


「何があったのよ言ってごらんなさい」


「しかし 任務の内容は極秘ゆえ」


「姉様!!今言わねばこれからあ奴の護衛に付く者は皆同じ目に」


「姉上!!今言わねばあ奴の屋敷に勤める者共もいつまでも辛い日々を送らねばなりませぬ」


「しかし リーサ殿はまだ6歳ゆえ言うのをはばかられるのも確かで御座る」


「「姉様!!姉上!!」」


「わかった わかったでござるよ 我ら3人 周りの貴族から 変態貴族ボヤンクと言われる貴族の護衛に付いたでござるよ 変態の意味はすぐに分かったでござるが 手出しは護衛対象ゆえに出来ませぬ ボヤンクは腰にある自身の得物がでかいのを自慢するために常に下半身は裸で御座った ですが奥手ゆえに女性に手を出す事は無く 男性騎士の体を触りまくる変態で御座った それゆえ騎士達が恨みを持ちボヤンクの命を狙うという暴挙に出たのでござる 騎士は仲間ゆえ殺す訳にもいかず 殺さねばまた襲ってくるのくり返しで遂には騎士団長が護衛に付くという事で収まったでござるが いつ騎士団長に手を出すかと思っただけで震えてくるでござる」


「良いじゃないそんな変態騎士団長に成敗させれば」


「いくら騎士団長とはいえ貴族を襲ったら騎士団長の職を他の者に追われまする」


「それは困るわね じゃぁそのボヤンクとかが自慢している物を小さくしちゃうとかは?」


「そんなことできるで御座るか?」


「出来るかできないかで言ったら 出来るわね その上で貴族の称号を剥奪しましょう」


「因みに何でそんな奴が貴族やってんの?」


「それはボヤンクの父君がしっかりとした方だった為 貴族に取り上げられたとか」


「じゃぁボヤンクは何もしてないのねじゃぁ貴族の称号剥奪しちゃいましょう」


「まずは王様に携帯で連絡を入れよう (王様お早うございます 少しお聞きしたい事があるのですが 今宜しいですか?)」


「かまわんぞ 何か問題でも起きたか?」


「流石王様 察しが良いですね  王様はボヤンクと言う貴族をご存知で?」


「先代のボヤンキは良く知っておるが 息子のボヤンクは知らんな 知っておるのはボヤンキの息子っと言う程度だ」


「じゃあ 貴族の称号は剥奪しても問題ありませんね?」


「なんだ? そのボヤンクとやらが何かやらかしたのか?」


「やらかしてると言いますか? これからさらにやらかすのでは? と言いますか」


「何だその奥歯に何か詰まったような言いかたは?」


「それがですね 自身の得物を自慢するために 屋敷内を常に下半身裸で歩き 護衛に付いている騎士の体をまさぐりまくり 怒った騎士に命を狙われるのを他の騎士が止める っという負の連鎖を繰り返していまして このままではいかんと騎士団長が護衛の任に付いたのですが 騎士団長がいつ奴の餌食になるかが不安で不安で・・・・」


「そんな貴族にあるまじき行動を取る者は 貴族の称号を剥奪すればよかろう ワシが許可する」


「それでは 今からそちらに行きますので 貴族剥奪の証明書を用意して頂けますか?」


「わかった すぐに用意しよう」


「ありがとうございます それではすぐに向かいます では」


転移で城門の前に移動して騎士に挨拶し中に移動していく もう顔パスだ まぁ色々あったしね そんな感じで 城の中をずんずん進む そして王様の執務室の前に着いた ドアをノックし中に入る 


「王様 リーサです 流石に書類はまだできておらんぞ 良いんです 大人しく待ってますから」


「大人しく待ってるのではなくて 客用の茶菓子が目当てだろ?」


「ばれましたか? 流石王様です 大人しく待ってますから 早くメイドさんに指示を・・・・」


「困った奴だ 誰か客用の茶菓子を持ってまいれ これで待ってられるか?」


「はい 1時間くらい待てます」 


「そんなに茶菓子を食べたら太るぞ?」


「大丈夫ですよ動いてますから」


「普段は転移でほとんど動いておらんではないか!」


「そこは成長期でカバーします」


「ドワーフだから そんなに成長もしないだろうに」


「うっ 痛い所を突かれました でも大丈夫です 光魔法の改変で痩せてみせます」


「そんな裏技があったか・・・」


「まぁ 最終手段ですね これを使って商売も出来るんですがね~」


「どんな商売だ?」


「貴族の太った人とかを痩せてスマートにさせたり 顔が普通の人を美男美女にしたり出来ます」


「儲かりそうだな? やらないのか?」


「王様が騎士を貸してくれたら始めます 犯罪者が顔を変えに来たりしたら 私達では分かりませんから」


「そういう使い道もあるのか それでは商売を始められんな?」


「まぁ上手くすれば 犯罪者がどんどん来て 捕まえ放題に成ったりもするんですがね」


「わかった 検討しておこう それにしてもリーサよ お主仕事が多すぎはしないか?」


「多すぎますね~ でも 思いついたらやっちゃうんですよね~」


「困った性格をしているな ほら 書類が出来たぞ 騎士を何名か連れて行くと良い 財産の没収と領地の没収に屋敷の没収だ 騎士が何名か居た方が良いだろう 使用人は他の貴族に召し抱えて貰えるように手配しておく」


「流石 王様 仕事が早いですね 私お茶菓子を食べきれませんでした 持って帰っても良いですか?」


「よいよい 好きにするがよい まったくリーサの稼ぎなら 茶菓子くらいいくらでも手に入るだろうに」


「王城の料理人の腕が良すぎるんですよ ここのを食べたら他では中々食べられません」


「それは 料理人が喜ぶな伝えておこう そうだボヤンクの家にいる騎士達も使って良いからな」


「ありがとうございます 喜んで使わせてもらいます」


さぁ変態貴族狩りだ王様の許可も出たし 遠慮なくいかせてもらおう

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