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奇妙な共同生活

さて復活した神々に付きまとわれる事に成った リーサ 困った事にパワーアップできるようになるまで そばから離れてくれないらしい 新たな神は7人 鍛冶師と商売の神【ドルトン】男 商人と旅の神【シンラ】女 冒険者と全ての技の神【フォトン】女 戦人とは全ての戦う者の神【ファイタン】男 豊作と天候の神【ベルモット】女 商売繁盛と害虫駆除の神【レモット】女 恋愛(真の恋愛)の神【レイニー】女細かい説明は今は省くがこの人達が離れてくれない ベルッド様に頼んでお告げをしてもらうようだ 神の巫女が魔王を倒し魔王を封印していた7人の神を復活させたと まず王様に電話して神殿の周りの土地を買い占めて貰わないと


「王様大変です!!」


「どうしたリーサ魔王はやはり強かったか!!?」


「いえ 魔王は簡単に倒したのですが 魔王を封印していた神々が我がままです!!」


「ん!? どういう事だ?」


「それが 我らもベルッド様と同じ扱いをしろと うるさいのです・・・」


「神々を崇め敬うのは当然の事ではないのか?」


「それが7人もいるんですよ?神殿の周りの土地を買い占めて下さい 神殿を大きくしないと あと7人も入りません!!」


「そう言う事か!!?それだけか?」


「今のところは復活したばかりで周りが見えていない状況です 今はこれ以上の要求はしてこないでしょう ですがいつこれ以上の要求を言われるか分かりません 神の巫女も僧侶も増やさないといけません 寮のおばちゃんも増やさないと対応できません 何なら寮自体も大きくしないといけないかも知れません」


「具体的に神様はどんな方たちなのだ?」


「私もまだ詳しくは聞いていませんが 鍛冶師と商売の神【ドルトン様】 商人と旅の神【シンラ様】 冒険者と全ての技の神【フォトン様】 戦人とは全ての戦う者の神【ファイタン様】 豊穣と天候の神【ベルモット様】 商売繁盛と害虫駆除の神【レモット様】 恋愛(真の恋愛)の神【レイニー様】と多岐にわたりますこの神々の信者が現われたら 今の神殿では対処できません 神像の販売 おみくじも各神様に合わせた者に変更 お守りなどの販売も始めないといけません 神像は家に置いておくものですが お守りは肌身離さず持ち歩くための物です もう忙しすぎてどうしましょう?」


「落ち着けリーサまだ 要求を出されたわけではないのだろう?」


「ですが今後 確実に出される要求です 私にはわかるのです 未来が予見できるのです」


「とにかく神殿の周りの土地は買い占めておこう 今までの3倍もあればいいか?」


「そうですね それ位あれば対処できるはずです 費用は神殿から出します もうそれくらいの貯えはありますから」


「いや 神殿の今後 王都にくる信者の税金を考えると 王都で出しても構わんぞ」


「それは王様に任せます どちらからお金が出たとしても確実に回収できますから」


「わかった 王都で出そう その代わり立派な神殿と大きな神像を頼むぞ」


「分かりました 神々からも同じ要求が来るでしょうから そうしておきます ではまた」


そうして今度はベルッド様に連絡だ いつもの場所でいつもの様に神様を呼ぶ


「神様~ か~み~さ~ま~」


『ハイハイチョット待っててね 今おむつ変えてたのよ 日本の紙おむつは凄いわね 漏れないし朝まで熟睡だわ』


「まだ一晩もたってないのに そこまで買ったんですか?」


『だって必要じゃない?おむつだけじゃなくて お尻ふきとか肌着とか洋服とかいろいろ揃えたわよ」


「今度は人妻路線で行くつもりですか? まぁ良いですが 確かに必要ですね」


『それでどうしたの?今結構子育てに忙しいのよ』


「神々がベルッド様と同じ待遇にしろとうるさくてですね 神殿と神像を大きく創り直す事にしました それに伴い王都が狭くなるので王都を広げて下さい もう貴族の領地の手前まで目いっぱいに そのうえで今までの機能を持たせてください それと神々をそちらで引き取ってもらえませんか? こちらに居ても邪魔なので・・・・・」


『王都を広げるのは分かったわやりましょう でも赤ちゃんがいるから神々は引き取れません だってうるさいもん 赤ちゃん起きちゃうよ』


「だめですか~ 何処かに封印しちゃおうかな?」


『駄目ですよ そんなことしたら』


「冗談ですよ冗談 半分本気でしたけど・・・・」


『あとは何かありますか?』


「そうだ お告げで神の巫女が魔王を倒して 魔王を封印していた神々を助け出したと伝えて下さい その際に神々の名前と職業を入れるのを忘れずにお願いします それと巫女と僧侶をあと100名ずつ 今までの要領でお告げを出して仕事内容を教えて 胸に痣もお願いします あとそうだ仕事内容ですが おみくじが神様の職業ごとに変えますので 量が増えるのだけお告げで伝えておいて下さい 神様達の職業は覚えてます?」


『大丈夫 その辺はしっかり覚えてるわ 巫女と僧侶が大変そうね サイフォンにも手伝ってもらおう』


「お告げの日と王都を広げる日は一緒にして下さい いきなり神殿が大きくなって神像が増えてても 信者がびっくりするだけですから ですからお告げの日は通信で少しでも構いませんから教えて下さいね あと広げた王都は勝手に使わない事って言う いつものお告げもお願いします勿論神罰の件も 最後に赤ちゃんに宜しくです 名前決まったら教えて下さいね」


『分かったわリーサも忙しそうだけど 頑張ってね』


「うぅ 頑張りますぅ 神々引き取ってぇ」


『それはダメ』


「分かりました 家に連れて帰ります」


『それもどうかと思うけど・・・・でもこっちは暫く駄目だから そっちで対処お願い』


「はぃ 分かりました・・・・王都の件と巫女と僧侶の件お願いします ではまた」


今日はサイフォン様いなかったな また異世界でお買い物かな? 赤ちゃん居ると色々必要になるもんね はぁ神様達うちで引き取るのか~ 何処かに家を建てても勝手に移動されると困るしなぁ いっその事無限収納にしまっちゃうか? 全力で逃げるだろうなぁ はぁ~・・・ ついでだから家も建て替えるか!!土地は広げられないから3階建てくらいにしよう 今までは平屋だったからスペースは十分だろう


「神々の皆さまこちらの準備は終わりましたよ~ 私にくれる見返りは決まりましたか?」


「まだだ だがなるべく早く決めるから待ってくれ」


「分かりました こんな遺跡に居てもしょうがないので うちに行きましょう 家を改装工事して皆さんが住めるようにしますから」


「こんな遺跡とか言うな この光輝く壁は全てオリハルコンだぞ 我らが居たからただの遺跡の壁が オリハルコンに変わったのだ 人間はオリハルコンが重要なのだろう?」


「重要ですね チョット待って下さいね ただの遺跡だと思って金目の物は無いと思ってましたよ イメージ魔法『砕波』これで遺跡中の壁が壊れました 今度はイメージ魔法『収集』これで一か所に集まったので無限収納にしまいますね ちょっと遺跡が真っ暗になりましたけど大丈夫ですよね?」


「おぬしやはり人間ではないであろう?何じゃ今の魔法は?」


「イメージ魔法ですね 何でもイメージできれば そのまま現実になる魔法です これもベルッド様から頂いたんですよ?」


「ベルッドめ何て想像力の持ち主に こんな魔法を授けているのじゃ これじゃワシらが授ける魔法が無いではないか・・・」


「まぁその辺はおいおい考えましょう 今はうちに帰って家の改装工事をしなくては」


「その件なんだが サイフォンが先ほど玩具のお家デラックス版 と言うのを送ってきてな 我らが小さくなれば家の改装工事もいらぬであろう? しかも持ち運び用フィギュアケースと言うのも送ってきてな 我らがこれの中に入れば 移動も簡単であろう? 我らも魔力の消費を抑えられるし一石二鳥じゃ」


ありがとうございます サイフォン様これでかなり助かります 食費も抑えられるし ご飯に魔力を大量に入れて食べて貰って 魔力も復活してもらおう じゃないと信者が増やせない 信者が増えないと私への見返りもいつに成るか分からない・・・・ まぁあれだけのオリハルコンでかなり潤ったが これでパパンのようにSランク用の武器や装備が作れる パパンにも少しあげて作り方をみせて貰おう やっとまともな鍛冶師の仕事が出来るようになりそうだ 


「おもちゃのお家じゃお風呂やトイレが困りますので私のイメージ魔法でチョット改造しますね室内も外から見えないように個室にしますね ベッドも改造してフカフカにフィギュアケースも空気穴を開けないと窒息しちゃいますね こんなものかな?」


「おぉ 先ほどまでとは見違えるようじゃな ぬしはセンスがあるのぅ」


「お褒めに預かり光栄です それでは玩具のお家とフィギュアケースを一旦しまって 私の家に行って家族を紹介します」


「そうか 家族に紹介してくれるか 中々信じないとは思うが大丈夫か?」


「大丈夫です 私が神の巫女なのは家族も知ってますから」


「そうか ではゆこうか」


「はい 『転移』 ここが私の家です ママンお客様が来たから紹介したいんだけど」


「なぁにこんな遅い時間にお客様?パパンもきて」


「何じゃこんな時間に?」


「お客様と言うより 神様がきてるの! 2人とも早く目覚めて 私さっきまで魔王を倒してたんだけど 魔王を封印していた神様が 今チョット行く場所が無いのよ 魔力も少なくなってるし それで暫くうちで暮らしてもらうから挨拶だけでもって事で紹介しますね うちの父ヘンデルと母マリアです」


「リーサあなた何言ってるの?魔王がどうとかって何? 倒しちゃったの?」


「うん 倒しちゃったの 太ったただのおじさんだったよ パパンそれで遺跡の中の壁が全部オリハルコンだったから 壁を全部壊して持ってきた」


「でかしたリーサ 今度Sランク装備の作り方を教えてやる」


「それで 皆さんの紹介するね」


「一応皆さんを紹介するね 鍛冶師の神【ドルトン様】 商人の神【シンラ様】 冒険者の神【フォトン様】戦人の神【ファイタン様】 豊穣の神【ベルモット様】 商売繁盛の神【レモット様】 恋愛の神【レイニー様】達です」


「多少家のスペースを借りて住むが なるべく迷惑は掛けんようにするから 宜しく頼むぞ」



「「「「「「「「暫くの間宜しく頼む」」」」」」」


「はっ はい ドルトン様私も鍛冶師をやっております 狭い家ですがゆっくりしていってください」


そうして 神様達との奇妙な共同生活が始まるのだった

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