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電話型中継器の設置成功

最東端の町グリズールに着いて 色々説明したのは良いが 時間が掛かり過ぎる 神様のお告げで神の巫女一行が全大陸を回っていると説明してもらいたいので みんなが宿でゆっくりしている時間に1人転移で門の外に出て 96式装輪装甲車に乗り人の来なさそうな海辺に来た サーチを掛け辺りに人がいない事を確かめたら 無限収納から対のオーブを出す そしてお待ちかねの神様を呼び出す 


『ひゃあ』 『ひゃい』


いつもの返事を聞くと落ち着く この前までの病んでた自分が嘘のようだ そして2人は今日はメイド服を着ようとしていた だが まだ着れていないほぼ裸の状態だ 下着と言う概念は無いのだろうか まだ下着姿の二人を見た事が無いような気がする? まぁ良いか神様にも事情があるのだろう そして待っていると いそいそと着替え始める ウエストは引き締まっているのに出る所は出ているから かなりボリュームがある 胸などはメイド服からこぼれそうだ 流石大人のお店で買ったメイド服肌の露出部分が大きい 結局私とローナの胸は大きくなるのでしょうか? いっそのこと光魔法の改変で美容整形でもするか 帰ったらローナと相談しようそれで商売も出来そうだ 光魔法の改変万歳


『おまたせ やっと着替えが終わったわ』


『なれない服は着るのが大変ね』


「お二人ともよくお似合いですよ」


『それで今日はどうしたの』


「実はですね 今大陸全土に 電話と言うものを普及させようとしているのです それでですねこの世界のギルドマスターにお告げで 大陸全土に繋がる電話と言うものと ゲートと言う物を持った者達が現われるから 現れたら言う事を聞くように 聞かないと災いが降り注ぎますと告げて欲しいのです それと折角大陸全土を回るのですから 信者獲得の為に9人の大人と2人の娘が現われたら 神の巫女だから 神の奇跡を受けなさいと 伝えて欲しいのです その上で異世界転移はもう少し諦めますので広範囲に神の御業と子宝と安産の奇跡を起こせるようにして欲しいのです そうしたら 私がお二人の神像を売って歩きますので 更にお二人がパワーアップするかと思われます それと敬虔な信者は大陸中央付近にある神国ラファージャにお祈りに来なさいとお告げをして下さい それだけ強い意志を持った者の祈りはきっと凄いものでしょう そしてもし偽物が現われたらその場で神罰が下るでしょうとも言っておいてください ちゃんと神罰も与えて下さいね これが今回の神様へのお願いです」


『凄い長かったわね だけど言いたい事は分かったわ 今日あなた達がやってたことは見てたから それをそのまま伝えれば良いのね それと神の力を広範囲にね?それは今やったわ これで魔力切れにならないようにステータスで確認してね』


「ありがとうございます それと見てたんですか?」


『たまに見てるわよ だからこの前の病んでるのも気づいてあげたんじゃない』


「あれはもう少し早く教えて欲しかったです」


『ごめんね 側近たちの動きも見張ってたから 連絡できなかったのよ』


「まぁしょうがないですけど・・・・側近たちの動きが分かるなら こっちからやっつけに行きますよ」


『側近も転移が使えたりするから 一か所に居ないのよ 前に殺した奴は殺される事で呪いをかけようとしていたから 特別ね 奴も転移が使えたわ 前にリュードって暴風龍が何度も近くにやってきていたぞって言ってたでしょ あれも転移でやってきていたのよ』


「そうだったんだ?」


『余程うまい転移だったんでしょうね 普通転移で龍種のそばに転移で現れたら警戒されるのに 一般人のように思われていたんだから・・・・』


「あんな変態の癖に そんなに凄かったなんて」


『そういう風に振舞ってただけかもね』


「怖いですね」


『まぁ変に自分に近づいてくる奴は要注意よ 奴らは呪いが得意だけど近付かないと 懸けられないからね』


「一回一回死んでる訳じゃないですよね?」


『リーサの時は特別よ 呪いを深く懸けたかったんでしょ』


「わかりました 周りには注意しておきます さっきのお告げの件宜しくお願いします」


『分かったわ 任せておいてね』


そうして 神様との会話は終わった 側近たちの死んでも呪いをかけるという執念を感じた 




翌日世界中にお告げがあったのだろう 宿の前には長蛇の列ができていた 狭い町だ情報が伝わるのも早かったのだろう そして朝食も豪華だった まずはみんなで朝食だ折角豪華にしてくれたんだ ちゃんと食べないと そして食べ終わったら 大変美味しかったですと伝え宿代を払って 外に出る 外は町中の人が押し寄せていた 町全体にかけるのでここに集まる必要は無いのだが 一応見ておきたかったのだろう そして皆さんにチョット待っててくださいねと言って 神殿に戻る古株の10人ほどを連れてくる 神像を売って貰うためだ 簡易セットの机を用意する そして後ろには神像を山盛り用意する これで売り上げは神殿と折半になってしまうがしょうがない 私1人じゃ対応できないんだから 


「この者達はラファージャの神殿から 今連れてきました この者達から神様の神像を買って下さい そして今から神の奇跡をおこないますまずは病気やけがの治療です『神の御業』 次は妊娠したい人祈って下さい『神の御業』 今日の夜は励んでくださいそうすれば明日の朝には3か月の赤ちゃんがいると言われます 今度は安産を望む方 『神の御業』これで無事に赤ちゃんが生まれてきます 今病気の人や怪我の人はが無くなってた人でも生えてきてるはずです もし心配なら知人の足や腕が無くなった人達に確認してみて下さい それでは私達は用があるので お祈り用の神像はこの方たちからお買い求めください 後から迎えに来ます 頑張って販売してください」 


売り場には人が殺到した でも古株を連れて来たので対応できる


「さて昨日の続きですギルマス3人さん集まって下さい こちらの機械の説明を・・・どうしました?」


「平然としてるけど凄いことした後だからな? 普通はあんな事出来ないからな?」


「そんな事を平然と行う 私がおススメしてる物です買って損はしないですよ説明書と 電話帳ですこの町がこの町が最初なので王都にある センターの電話番号しか乗ってませんが この後大陸の反対側に行って電話機型中継器を設置して通信が可能かどうかの実験をします 電話型中継器を設置すれば勝手に電話帳に電話番号が追加されますから あっ因みに国の介入があっても大丈夫なように 完璧に固定されてます それでどんなことをされても壊れません そして そんな事をする国があったら 私に連絡ください王都のセンターに連絡をくれれば 私に連絡が来ますので 国のトップに居る人間たちの記憶の改ざんを行なって平和な世の中にします」


「ヘンデルお前の娘結構怖い事言ってるぞ?」


「言うな 俺も分かってる」


「さて 大陸の反対側に移動しますよギルマス3人は一緒について来て下さい そしてここの職員はこの機会が鳴ったら 受話器と言うこの部分をこう取って こうやって耳に当てて下さい それで喋ってみて下さい 通信が成功すれば耳の部分から声が聞こえてきます」 


「ブルワリーナさん今度は反対側の最西端に連れて行ってください」


「OK任せといて」


「これで実験が成功すれば この機械で行けますが駄目なら1から作り直しです」


「じゃぁ行こうか ってか連れて行って」


「はい 皆さん私に近寄って下さい 良いですか?転移」


「ここが最西端の町名前は何だっけな?」


「入り口に行けば分かりますよ 最西端の町サイドンって書いてありますね」


「おい 本当に来たぞどうする?入れるか?」


「馬鹿入れないと災いが起こるって言われただろ」


「あの 面倒事は起こしませんので入れて下さい 冒険者Sランクと鍛冶師と商人のSランク持ちですから 変な事はしませんよ 取りあえずギルドに案内してください」


「わかった 変な事はするなよ? それと集会場に怪我人や病人 妊娠したい人安産に成りたい人を集めて置いて下さい 後から神の奇跡をおこないます 取りあえず急ぎギルドへ」


そしてギルドに着きギルマスの頭の中を読み転移して三人のギルマスを商人ギルドに集めた 


「今ここには最東端と最西端のギルマスが集まっています 昨日のお告げを見ているはずですから 内容は分かってますね では実験を始めます 投入口に魔力石を入れて 魔力石はセンターに届きます そして最東端のギルドに電話します ぷるるるるるるぷるるるるるるるガチャ(がちゃ はい誰でしょう)(そちら最東端のギルドで間違いないですか)(はい間違いないです)実験は成功です あとは何かわからない事があったらセンターに電話してくださいね 取りあえず最東端のギルドに人に電話変わります声を聴いて確認してください」


実験は成功した後はゲートの設置と各ギルドへの電話型中継器の設置だ商人ギルドのギルマスは携帯も売ってくれと騒いでいる 売るからちょっと待ってくれ まず各種説明書を置いていく そして各ギルドに電話を設置国の介入があるようなら センターに連絡を 私が安全に説得してきましょう 更にゲートを設置して 最東端の人たちも満足したようなので 送っていくそしてさっきの神殿の巫女たちを連れて戻ってくる そして最西端のギルドの人たちから代金を回収して 集会場に向かう そこには目を失った者や手足を片側そっくり無くした者など色々いた 神の奇跡の見せ所だ 中に入り神に祈って下さいと伝え神の御業を行使する すると目が無くなった者の目が復活し手足を無くした者の手足が生えてきて 場内は凄い騒ぎだ  

「これは全て神の奇跡です神に祈りを捧げて下さい さぁ次は子供が欲しい人です『神の御業』子供が欲しい人は今晩励んでください 明日の朝病院に行けば3ヵ月ですおめでとうございますと 言われるはずです 次は安産です 『神の御業』 これで無事に子供が生まれてきますよ その神様の神像も販売しています 毎日祈りを欠かさなければ 困った時に助けて下さることでしょうこの世界の主神ベルッド様と安産と子宝の神サイフォン様です 2人が一緒に成った物もあります これに毎日祈りを捧げて下さい 私達は次の町に行かなければならないので これで失礼します あとは神殿の巫女たちから神像を買って下さい」


そうして又次の町へ向かうのだった

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