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ストーカージョルジュの最後

授業も終わり 無事に成績は中の上くらいで何とかなってるから良いだろう Sクラスの中で中の上だ十分だ そして放課後・・・


「何か久しぶりの学校の気がした」


「リーサそれは気がするんじゃなくて 本当に久しぶりなんだよ」


「そんな事言わないで下さいよシフォンさん 私も忙しかったんですから」


「まぁ はためから見ても忙しそうだったな お前が音の出る箱を取り付けてるのとか見たぞ」


「あぁ見たんですね あれは大変でした 王都全体だったから・・・・」


「その他にもお告げとかもやってたわよね」


「そうねやってたわ 姉さん」


「うぅみんな私の働きを見ていてくれたんですね?」


「見ていたと言うか あれだけ派手にやっていたら いやでも目に付くわよリーサ」


「ローナまでそんな言いかたして 閉じ込めたのは悪かったって」


「もう そんな事は怒ってません 体に気を付けなさいって思ってるだけです」


「大丈夫 体力も魔力も人一倍あるから ローナも知ってるでしょ」


「それは 知ってるけど 病気にはかかるんだからね!!」


「そうだね~ 病気にかかったら 自分で自分に神の御業とか使えるのかな?」


「まぁ 大丈夫だよ あれだけ元気に動いていたら 病気に何かかからないさ」


「って言うか 病気にかかってる暇が無いって感じですか?」


「ところでシフォンさん バスボムとかシャンプーとかはまだ大丈夫ですか?」


「大丈夫だよ まだもらってそんなに立ってないぞ?」


「そうでしたっけ 忙しすぎて色々忘れている気がして ギルドの納品はまだだし あっゲートだ ゲートの設置を忘れてた」


「あぁ あの収納ボックスを感知するって噂の?」


「もう噂になってるんですか?」


「あぁ王都に居る人間ならみんな知ってるんじゃないかな?移民は別として」


「まぁ移民は来たばかりですもんね でも王都中で知ってるって凄いですね 何ででしょう?嫌な予感がします」


「あぁ 私も嫌な予感がしてきた 前に来たやつだろ?」


「そうです ストーカージョルジュです あいつが噂を広めている気がします いっそのこと殺してしまいますか?」


「かと言って見つけるのも簡単じゃないしな 殺すのもやり過ぎだし せめて喉を潰すくらいか?」


「シフォンさんも十分怖いですよ でもあいつだと 喉を潰しても おみくじ引きまくって治しそうな気がするんですよね」


「それも ありそうだね 変なのに目を付けられたね」


「あぁ考えれば考えるほどジョルジュな気がする」


「あぁ でもほっとくしかないか ゲートのことが噂になれば悪い事する人間も減るだろうし」


「そうですねぇほっとくのが一番何でしょうね」


でも一応人相書きを作って リュードさんに渡す 


「リュードさんこの顔の奴が近づいたら問答無用で捕まえて下さい」


「こいつなら 何度も近づいてるぞ」


「こわ!!マジですか?いつですか?」


「結構頻繁にだ殺気が無いから放置していたが 危険人物か?」


「超危険人物です 私のことを探りまくって 歌にして 広めてるんです」


「そうか 別に歌ぐらいどうって事は無いと思うが リーサがそう言うなら捕まえよう」


「お願いします 捕まえたら騎士団に突き出しますので 逃がさないで下さい」


「ワシが一回捕まえた獲物を逃がすわけが無かろう」


「本当にお願いします ゲートの怖さを歌っているうちは良いですが ゲートの脱出法とかを知りだすと殺すしかありませんから」


「じゃぁ殺してしまえばいいだろう バレる前に殺ってしまおうではないか」


「そうか そうですね 記憶の改ざんをしちゃいましょう 殺すのは犯罪なので 出来ませんが記憶の改ざんは法律がありません そっちの方面で始末しましょう」


「リーサが怖いわ」


「そうねリーサが悪い顔しているわね」


「ベルウッドさんもエリーゼさんも そんな事言わないで下さい こっちは必死なんですから」


そしていきなりリュードさんが消えた と 思ったらジョルジュを捕まえていた


「おう リーサさんお久し振りで~す」


「お久し振りじゃない あなた学校に入って来ちゃいけないって言われてるでしょ?」


「おうそんなことは 愛の前では無力で~す」


「リュードさんしっかり押さえてて こいつには何を言っても無駄だわ」


そしてジョルジュの記憶を覗く私の着替えまで覗いてやがる 記憶全消去だ 廃人にしてやる


「こいつ私の着替えまで覗いてる もう許さない」


「おう不幸な事故で~す覗くつもりはありませんでした」


「かぶりつきでしっかり見てるじゃねーか こっちは人の記憶が覗けるんだ 下手な言い訳は無駄だからな」


「おう 絶体絶命で~す」


記憶全消去 もう一回記憶を覗いてみるうっすら記憶が残ってる こいつは・・・・記憶全消去 もう一度確認してみよう もう記憶は無い 


「よし!! これで大丈夫だ 騎士団長の元に連れて行きましょう」


「リュードさんこいつ記憶は無いけど 危険人物には違いないからしっかり押さえててね」


そして 大型輸送ヘリに乗せて王城に向かう そして 騎士団長に面会を求める 幸いな事に騎士団長は居てくれた 


「騎士団長 お願いがあります こいつを牢獄につないで置いて下さい 処刑でも構いません」


「いきなりどうしたんだい リーサ殿何かあったのかい?」


「今王都でゲートのことが噂になってるのは知ってますよね?」


「ああ 知っているよ あれは便利な発明だね 作ったのはリーサ殿なんだろ?」


「それが問題なんです ゲートの開発者が誰か分かったら悪い奴らに 命を狙われるじゃないですか? そのせいでこの間も小国を何か所か潰してきたんですから こいつがやってるのはそう言う事なんです 歌にしてゲートの情報を世間に漏らしているんです しかも私の着替えを覗く変態だし とにかくゲートの情報は神様経由で王都全体の記憶を操作します 今後もこいつを放置していたら ゲートの秘密も明かされて 悪い奴らに悪用されてしまいます だから 一生牢獄か 処刑してください もう国を破壊しに行くのは嫌です 移民も増えるし こいつ1人のせいで国が無くなり 移民が増えるんですよ?」


「わかった 処刑しよう これ以上移民が増えるのは得策ではないからな」


「ありがとうございます これで枕を高くして眠れます」


「で 処刑はいつ?」


「早くても5日後かな?」


「駄目です 今すぐにお願いします 怖いんです毎日暗殺者が来るんですよ?護衛の方たちのお陰で 何とか生きてますが 自分の家族が狙われたらと思うと怖くてしょうがないんです」


「わかった騎士団長権限で今すぐに処刑にしよう これで安心かい?」


「少しは でももう流れてしまった噂は消せませんから 消せるのは王都の中だけです 旅の商人とかはもう消息がつかめませんから・・・・」


「そうか そこから情報が洩れたら また小国のような暗殺者が 現われる可能性があるのか?」


「そうなんです そうすると また国ごと潰す事に・・・・」


「すると移民が出る訳か・・・」


「これが大国であった場合大変な事になります 私は大国を潰す事も出来ます それだけの兵器を作る事も可能ですが そうすると国民も巻き込まれる事に成ります それだけの兵器なのです そうすると私は他国から危険視されます そして私を神の巫女と崇めるラファージャも他国から危険視されます 危険な状況ですそれだけのことをこいつはしたのです しかも自分の愉悦の為だけに 念の為に記憶を覗いてゲートの情報をもらしていないかの確認はしました ですが ゲートの一部の人間しか知りえない情報をこいつは知っていました しかも歌にしてこれは忌々(ゆゆ)しき問題です 私は一刻も早くこいつの処刑を確認して 王都に流れる情報を操作する必要があります しかも移民にまで噂が流れる前にです」


「状況は分かった今すぐにでも処刑しよう ついてきなさい 処刑場に行きます」


ジョルジュは記憶を消されているので 自分が何をされているのか分からない だが怯えている事だけは分かる大きな人間に取り押さえられて 器具に拘束されていく そしてジョルジュの死刑は執行された 最後はあっけなかった だがこれでひとまずは安心だ 後は王都の記憶操作だ 急いで記憶の改ざんをしなければいけない 


ヘリで上空に上がる 王都の上空から広範囲にわたって 光魔法の改変で記憶操作をおこなう 広くなった王都全体にだ 何があるか分からないので 移民が住む場所まで記憶の改ざんをした ジョルジュの記憶とジョルジュが今までに歌ってきた記憶も全部だ これで ジョルジュの存在はこの世から無くなった 存在そのものが無かった事に成ったのだ 可哀そうな気もするがゲートの情報は守らなければいけない それでなければ何の為に私がゲートを作ったのか ゲートを作った為に命を狙われ その為に小国は潰され 移民が出てまで 守ったものが全て無駄になるのだ 中には死ななくて良かった者もいたかもしれないのに・・・・ もちろん神様にお願いをして悪事に加担していなかった人達は 転移で逃がしてもらった だが本当にあの場に居た悪事に加担した人全てが 死ななくてはいけなかったのだろうか? もうそれは分からない 一つだけ分かる事がある ジョルジュは根っからの悪人ではなかったという事だ 知ってはいけない事を知ってしまった もしくは知ろうとしてしまった事が彼の不運だったのだろう 彼の処刑を望んだ私に言えた事では無いが・・・・

個人的にストーカージョルジュは好きなキャラクター だったんですけど 今回で消えて貰いました ゲートの秘密を一番知っている民間人だったからです リーサの護衛やギルドの人間なんかは 勿論ゲートの秘密を知っていて 悪人に捕まればバラス可能性もあるのですが そこまでは秘密を保持できないので もし悪人に捕まって ゲートの情報が漏れた何て展開がもし出てきたらその時考えます 基本その日の気分で書いてるので 今回の話を明日書いていたら ストーカージョルジュは死ななかったかもしれません もし仮に私以外にも ストーカージョルジュが好きな人が居たらごめんなさい ちなみに今回が初投稿から100話目です ストーカージョルジュには華々しく散って貰いましょう それでは皆さんこれからも ドワーフに転生しちゃったを宜しくお願いします

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