プロローグ 神災
完全初投稿です。小説を書くこと自体が経験がないので温かい目で見守っていただけると幸いです。
ひび割れ、えぐれた地面。
倒壊した商店街。
燃え上がる炎。
地獄そのものが少年の目の前にあった。
そして、地獄を背に悠然と立つ─────後にBrynhildrと呼ばれることになる金髪碧眼の少女。
どこか近代的な騎士服を着て武装している少女は真っ直ぐに少年を見つめていた。
「始めるぞ」
それだけ言うと少年は制服型の戦闘服から長剣を抜刀し、正中線に構える。
『了解したわマスター。加賀美つばさ、これより神伐のプロセスを機動。仮想宝具を展開カウント 3 2 1 展開準備完了。GOD REPULSER プログラム構築…黒龍因子オールグリーン GOD REPULSER アクセス完了、いつでも行けるわ。』
頭の中に響く少女の声。
彼女の声を聴くと不思議と心が落ち着く。そう、自分の命はもはや自分一人の物なんかではない自分が命を落とせば間違えなく少女も同じ運命をたどるだろう。
「宝具展開」
少年の声に呼応したかのように握っている長剣がほのかに青白い光を放ち、グリーブからは光の翼が生える。
「これより神狩りを開始する」
だからこそ、逃げるわけにはいかない。たとえ神話に名を刻む神が相手であっても。
少年が宝具を展開するのを待っていたのだろうか、宝具を展開するまではだた立っていた少女が地面から剣を抜き、殺気を膨れ上がらせる。
どこかで建物が崩れる音がした、それが合図だったかのように少年と少女が同時に大地を蹴った。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
神災
文字通り神が起こした災厄のことを指す。
それは古くからの雷(神鳴り) や火山の噴火(神の怒り)などの比喩表現ではなく神話に名を刻む神が自身の手によって起こす災厄だ。
そして神災が初めて起こったのは今から20年前。場所はアフリカ大陸、現れた最初の神は原始の黒龍と呼ばれる龍の形を持つ創世の神 Bahamūt
黒龍は一夜にして大陸を火の海に変え、壊滅させた。
当時の人々はまるで夢を見ているかのようだったと語っている日記などが残されてる。
そして神災は一度では終わらなかった。第二第三と地球のいたるところに神々は現れた。ギリシャ神話 北欧神話 ケルト神話 エジプト神話そして、日本神話。神話の神々は現れては消え、現れては消えを繰り返した。時には天災を引き起こし、神同士で争いを起こしたりとその被害は瞬く間に広がり人類の半数が死滅したところで鎮火した。
しかし黒龍だけはそうではなく、破壊と闘争を続けた。
そして皮肉なことにも、その黒龍が人類にとって初めて人の手で絶命させることを成功させた神でもあった。いかに原始の黒龍といえども百を超える神々と戦い続ける体には限界が来ていたのだ。そこへ本当に全世界の軍を集結させた国連軍が総攻撃をしかけた。
国連軍が総攻撃をしかけて約半年後黒龍の絶命が確認された。
その時から人類は種の生き残りをかけた叛逆を開始した。
まだまだ序盤どころか話すらまともに進んでいない…しかも本編では主人公の名前すら出てきていないというトンデモナイ始まりで本当にすみません。(−_−;)
受験が近くなって勉強から逃げる闘争路となっているので次の更新自体未定ですが、上手な作品の合間にも覗いて、楽しんでいただけた幸いです。
友人にアドバイスをいただいたので次からは文字量をもっと増やしたいと思います。
また、始まって一話目ですがこうした方がいいというアドバイスがあるとありがたいです。




