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La Show Mong~羅生門~  作者: きょんきょん
1/1

はじまり

私の頭の中にある妄想を文字化してみました。

仕事を終えた彼(仮にA)は


 きらびやかな装飾を施した この店の前にたっていた。


 店の名前は


 ~ La Show Mong ~


 

 中から 甲高い笑い声が聞こえてくる。


 Aは 思い切って 重いドアを開ける。


 

 「 いらっしゃ~~い 」


 

 店の中は


 まだ開店前で


 薄暗く、


 10人ほどの男たちが


 化粧をしたり


 大きな声で笑いながら おしゃべりを楽しんでいた。



 Aは 一瞬ひるんだが


 「 あの・・ここのオーナーは・・? 」



 半分化粧が出来上がった男に尋ねた。




 「 ええ~ 飲みにきたんじゃないの~??? 」


 「 はい、すみません 」


 「 ママ~!!! 」


 男は大きな声をあげる。



 店の奥から、


 背が高い美人がでてきた。



 「 どなた? 」


 ママと呼ばれる その人は


 遠慮もしないで


 Aを上から下まで


 観察する。



 「 えっと・・あの・・俺・・ 」


 

 ママは 何かに気づいたようで


 「 あぁ。 まあ、ちょっと お座りなさいよ 」


 近くのソファに


 Aは座った。


 ママは 対面に 自分専用らしい椅子を


 近くにいた人に持ってこさせて、座る。



 Aは改めて


 店内を見渡す。


 「 ここって、 Yumeji って店じゃなかったですか? 」



 「 少し前までは、そうだったわよ? でも、もう辞めたの 」


 

 思い切って 話を切り出す。


 「 あの・・そのYumejiで働いていた女性を探しているんですが 」


 ママは


 表情も変えずに答えた。


 「 あなたの声で わかったわ。


   SORAちゃんの お客さんね 」


 「 はい。 何度かここに来てみたんです。


   ずっと店も閉まったままで。


   聞いていた電話番号も通じないし 」



  「 ごめんなさいね。


    いろいろあって、考えたくて


    海外に行ってたのよ 」


  

  「 で・・SORAは


    今どこに? 」



  ママは首を横に振った。


  「 アタシも全然知らないの。


    まず。。SORAがどこの誰なのかも。


    当然でしょ?


    ここは 全部が嘘の場所だったから・・。


    あ、でも


    ちょっと待ってて 」



   ママは立ち上がると


   入り口近くのスタッフルームに消えていく。


   しばらくして


   戻ってきた。





   「 これよ 」


   ママが持ってきた ボストンバッグを


   テーブルの上に置いて、


   バッグのファスナーを開く。



   「 金ですか・・? 」

 

   中には


   銀行の名前が印刷された封筒が


   たくさん入っている。


   Aには見覚えのある銀行名だった。



   「 そう、お金ね。。


     SORAに頼まれてたのよ。

 

     もし、あなたがここに来たら


     渡してくれって 」



   「 俺が SORAに 払った金・・ 」





   「 そう、あなたのお金よ。


     もちろん、


     手数料として


     20%は引いてあるけどね。


     残りは SORAが受け取ったはずの全額。


     必要だったら、


     ここに明細もあるわよ? 」





    「 どうして?


      どうして・・


      俺に返すんですか?! 」


    

    



    

    「 どうしてかしらね?


      あたしにはわからないけど・・


      あなたには


      わかるんじゃないの? 」





     店の入り口のドアが開き、


     数人の客が入ってきた。



  

    ママは ゆっくり立ち上がって


    Aを見おろした。


    「 ねえ・・ 飲んでいかないんなら


      そろそろ帰ってくれない? 」


     



    

     Aは


     ボストンバッグを受け取り、


     もう二度と来る事のない

 

     その店を出た。


     



    



      



       ・・昔のきょんきょんの頭の中には


         妄想がた~くさん詰まっていました.



これは長い長い妄想の中の一部抜粋です。


          押入れからでてきたので、


          なつかしくて おこしてみました・・




    



    


   



    

    

 

 

  



  

    



  

 


 



 


 


  



 




 



 

 


 

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