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教えてピンク先生3  作者: むらかみ
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本当の恋

結局この日は、晩まで奈々ちゃんと一緒にいた。奈々ちゃんはいろんな所へ連れて行ってくれる。行く場所は、食べ物屋さんばかりだけど何処も美味しい所ばかりだ。

帰り際、奈々ちゃんは真面目な顔して

奈々(約束忘れないでよ。)


と言い、真っ赤になった。


、、、約束?、、、デートプランの事か

すっかり忘れてた。


まぁ約束だし。別にいいか。


木下(忘れてないよ。楽しみにしてて!)


奈々ちゃんは、恥ずかしそうに頷いた。


奈々ちゃんが始めて見せた女の子の顔だった

僕は、近くの公園で降ろして貰った。なんとなく春の心地よい風にもう少し当たりたかったんだ。ブランコに座り星を眺めていると。


ピロピロピロ、、、ラインだ。

由美ちゃんだ。確か今度、食事に行く約束だったな。

(来週日曜日は暇っ子してます。遊んでくれませんか?)


、、、結構、積極的だな。、、、まぁ奈々ちゃんほどではないけど。


来週は奈々ちゃんと遊んばないといけないから

(ゴメン。来週は山下と約束があるんだ。

また、こちらから連絡するね。) 送信っと。


ピロピロピロ、、、


すぐに返事が来る。

由美(本当は女の子と約束があるんじゃないの?)


ドキッ。女の感とは恐ろしいものだ。

(僕は、そんなにモテマセン) 送信っと!


ピ(恋愛してる?)


声の方を見ると僕の方を指差しているピンク先生がいた。


ピ(奈々ちゃんに恋したね、、、)


何言ってるんですか?そんなわけないじゃないですか!


ピ(じゃあ何故デートする?何故由美ちゃんと遊ばないんだ?

祐一は今までに出会った事の無いタイプの奈々ちゃんに惹かれているんだ。)

知らない内に恋をしているんだ。本当の恋を

!)


(そして、それは、自分自身も気づいているんだ。認めるのが怖いんだ。)


(そして、次に会えば必ず疑問は確信となる。

自分自身それもわかっている。)


な、なんでそんな事かわわかるんですか?

僕の気持ちは僕にしかわからないですよ。)


、、、自分自身コントロールできない。

、、、それが恋だ。




そう言うとピンク先生は去って行った。

帰り際振り返り

ピ(恋愛してる?)と僕に指差しながら。



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