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教えてピンク先生3  作者: むらかみ
4/9

普通の出会い

今日は、山下と飲み会に来ている。明日は土曜日なので遅くなっても大丈夫だ。僕はOLの松下由美ちゃんの横で飲んでいる。3、3の飲み会でみんな、なんとなくいい雰囲気になっている。


由美(木下君は彼女いないの?)


うん。いないよ。僕はもてないからね。


由美(そうなの?全然もてそうだよ。話してると楽しいし!)


そー言う由美ちゃんは彼氏いるでしょ!可愛いもんね。


由美(私なんか全然駄目だよ。可愛いくないもん。)


なら今度ご飯いこうよ。パスタの美味しいお店知ってるんだ。今度、連絡していい?


由美(やったー。うれしい!絶対連絡してね!)




よくあるパターンだ。由美ちゃんはブスじゃない。かと言って理想のタイプではないし、

ドキドキしない。これでなんとなく付き合いなんとなく別れるんだ。いつもこんな感じ。





かなり盛り上がり楽しい飲み会になった。


今日は山下が乗せて来てくれたので帰りの車中で反省会をした。


山下(どうだった?お前、由美ちゃんといい感じだったじゃん)


あ、あ。お前の飲み会はいつもハマりだけど

今度、由美ちゃんと食事に行くよ。


山下(やるなぁー。よかったじゃないかー)



僕自身どちらでも良かった。逆に電話をしなければいけないと言う面倒くささの方が大きい。



女(好きでも無いのに好きなフリするな!)


昔、言われた言葉を思い出す。




ピロリン、、、ラインだ。


奈々(明日、休みでしょ!美味しいお店見つけたから、8時に迎えにいきます!)


はぁー何言ってんの?冗談じゃない!


(明日は用事があるから駄目です。) 送信っと



なんとなく見ていた山下が笑いを堪える。


誰のせいでこんな事になったと思ってんだ。

勝ってに番号教えんなよ!


山下(わりぃ。わりぃ。奈々ちゃんの押しに負けちまって教えちまったんだよ)



まぁ、ラインを聞いておいて正解だった。

明日は昼まで寝ていよう。

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