ちょっとだけ<眠る蛇亭>へ
出発前に、他の情報を得られないかと思った一行は、もう一度<眠る蛇亭>に立ち寄ってみることに。
フィル: では、冒険者の店でどのルートか安全か聞いてみましょ。
GM: 皆さんが中に入るとあの”角有りの”女が酔っ払ってクダを巻いていたり、あの時のローブの男が自分の仲間の介抱をしていたりしますよ。
フィル: ……(女から目を逸らして)じゃぁ、ローブの男に聞くわね。「こんにちは」
GM(ローブの男): 「また会いましたね美しい人」と、まぁキザったらしい感じで挨拶を。
フィル: あー、こっちもなんかアレだったなぁ(笑)。でも、ここは情報を得たいから「あなたは、どのルートで行ったの?」って山に入った時の話を聞こう。
GM(ローブの男): はいはい。では、彼は快く教えてくれます。彼らは一番安全な3日掛かる道で行ったのですが、2日目の川のところで妖精の声を聞いて仲間が全員流されました。この男はソーサラーだったので、流石に1人で進むわけにも行かず仲間を助けて戻ってきました。
ユラ: ゴブリンたちとの戦闘はなかったのか。
GM: うーんと、ゴブリンらしき影は見ていたけど直接対決はしていなかったみたい。
イシュ: ふーん、あとはどうしようかと店を見回す。
GM(ナイトメアの女): 「なんだよ、あたしの酒が飲めねぇのかよ」とか他の客に絡んだりしています。
イシュ: ひ、酷いですね……(自分を棚に上げて)。
マオ(店主になって): お客さん呑みすぎですよ。
GM(ナイトメアの女): 「むっ、金ならあるっていってるだろ~。それとも何か~、あたしには酒を出せないっていうのかよ~」
マオ: キレた!?
GM: いえ、泣き出します。
フィル: ちょっ、この女の人、泣き上戸だった~!
イシュ: ダメだコイツ、早くなんとかしないと。
ユラ: ……めんどくさい(一同爆笑)。
フィル: まぁ、うちにも面倒くさいのいるけどね。
イシュ: だれの事かな(のワの)? (一同笑)
マオ: まったくじゃ、これだから若いもんは。
イシュ: これだから年よりは。
マオ: や、やっぱり、ワシに冷たいんじゃないのかの~?
フィル: (さらりと)じゃ、行こうか。
マオ: あぁぁ、流したよこの娘ぇ!(一同爆笑)
てな訳で、凸凹パーティー出発!
さて、お気づきの方も居るかと思いますが、この”ナイトメア”女。実は情報を持った重要な役割でした……嘘です。
GMの趣味で出しただけのNPCです。
まぁ、話をしたら適当に情報を出そうとは思っていましたが、この村に出たNPCは大体その場で適当に作ったので、何かに使えればいいなと言う程度でした。
しかし、ここまで酔っ払っているとPCにしては、絡み辛かったかあぁと反省。
さて、気が向いたのでここまでのNPCと舞台設定なんかを羅列。その場で適当に思いついた結果なので、整合性とか知らん。
■ ”天然水の村”クラウディア
人口: 100名弱
戸数: 30
代表: 村長
主な施設
冒険者の店<眠る蛇亭> :冒険依頼、宿泊、武器防具取り扱い(ほとんど中古)。
道具屋 :一般装備取り扱い ただし、小さな村なので粗末なものしかない。
農地、水車など
天然水の山 : 水の神を祭る祠があるらしい
■NPC
・<眠る蛇亭>の店主
冒険者の店の店主。何はともあれ、シナリオの出発点としての解説役。酒に強い(ザル)設定が生えた。
・村長
村の代表。依頼主と報酬を払ってくれる役割として登場。なんかマオと意気投合して、変な武勇伝が生まれる。
・お手伝いさん
村長のうちを手伝う娘。無愛想な感じでいいかと。あと、お茶トラップの後、ラスボス認定されましたが、別にそんな設定は無い。
・ローブの男
冒険者。依頼の情報を与えるための役割。だからどんなのでも良かった。キザ男にしたのは、やはりノリ。
・ナイトメア?の女
酔っ払い。まぁ、そのネタとしてはアレなんだ。趣味なんだ人外。