ユラとイシュ、張り込みする
ユラ: えっと、早朝に自動で起動します。
イシュ: 高性能だなルーンフォーク。
フィル: じゃぁ、ユラが起きる前に起きて皆の朝食を作っています。あら?ユラが起きたからもう三時ね(笑)。
GM(お手伝いさん): 「フィルさん、この料理美味しいですね。あとでレシピ教えてください」とか、言いながら一緒にキッチンに立っていましょうかね。
フィル: いいわね(笑)。
マオ: あれ? ワシ起こされるまで起きない方がいいのかのぉ。
ユラ: まぁ、おじいちゃんだから。
フィル: とりあえず疲れているはずだから村長と一緒に寝かせておきます(笑)。
昨晩は尾鰭のついた武勇伝合戦で飲み明かしたおじいちゃんズ。
ユラ: その食料庫の裏口とかかな。こう、マルっとお見通しな位置で張り込みします。
イシュ: あ、私、金属鎧は脱いで行きます。これだと「隠密行動判定」と「尾行判定」にペナルティ入らないから。
フィル:って、なんでスカウトが金属鎧なんですか!?
イシュ: 誰も「先制判定」で先攻を取れないからだよっ! そして前衛が俺だけだから!(一同笑)
あはは、前衛が1人って酷いチームだよな(笑)。
GM: では、張り込み中に何か気が付くかどうか判定しましょうか。
イシュ: 私、[暗視]が無いから「聞き耳判定」します。ていっ(コロコロ)、7しかない。
ユラ: [暗視]あるなぁ。とりあえず相手の「隠密判定」を見破るため「危険感知判定」で振ります。えいっ(コロコロ)、平目で9だ。
寝ているマオ: 平目で9は高いのぉ。
GM: そうすると、イシュは物音に気付かないけど、ユラは何か動く人影に気が付きます。
イシュ: くっ、スカウトの存在意義が(泣)。
GM: 人影は倉庫の穴から中に入っていっています。
寝ているマオ: 穴を空けておるのか。
GM: いや、すでに空いている穴を隠していただけ、箱をずらすと入り口みたいな感じ。
イシュ: あ~、しまった。先に倉庫の中を調べれば良かった。
ユラ: 動く速度は早い?
キッチンのフィル: あとそれは何体いるかも聞きたいわ。
ユラ: フィルからの電波を受けたので、人影の数を数えたい。
GM: 全部で6体います。動きは人間よりもちょっと遅いくらいかな。
寝ているマオ: 6体っ!! 多いなぁ。
GM: ちなみに1体がそれぞれ1袋の食料を抱えて山の方へ向って歩いていきます。
キッチンのフィル: えっと、ユラは「魔物知識判定」してみて。
ユラ: えいっ(コロコロ)、10だね。
イシュ: 平目で10か、これは成功だな。
キッチンのフィル: (急にユラになって)データ、イッチ、シマシタ。
ユラ: なんだかどんどんロボットになるなぁ(笑)。
本当にね(笑)。
GM: 成功しています。こいつらはゴブリンです。識別に成功したので、皆でルールブックを眺めましょうか。
一同: ほう~。
GM: ゴブリンたちは山の方へと去って行きます。
寝ているマオ: どうする、追いかける?
イシュ: んー、個人的には尾行したくないな。鎧が無いからバレたらボコボコにされちゃうし。とりあえず、皆と合流してからスカウトの「足跡追跡判定」で追い駆ければいいと思う。
ユラ: じゃぁ、一度報告に戻ろう。
キッチンのフィル: 朝ごはんできてるわよ~。
一同: わーい。
さてさて、ゴブリンを確認したユラとイシュは、朝ごはんの待つ皆の元へと戻るのでした。