フィル、道具屋さんへ行く
小さな村ですし、道具屋は一軒だけ。まぁ、冒険者の店が武器防具屋も兼任している(ことにする)ので、こちらは薬品やら生活雑貨な感じです。
さてさて、フィルとお手伝いさんは二人連れでお店の扉をくぐります。
GM: ではでは、フィルとお手伝いさんが店の中に入りますと、子供たちが店番をしています。店主らしき男は顔を真っ赤にしています。
フィル: 探せばちゃんと起きて入る人もいるものね。
ここには居ないイシュ: あれ、子供たちは酔ってないの?
ここには居ないマオ: ザルな子供(笑)
ここには居ないイシュ: (めちゃくちゃ素に戻って)いやいや、何かあるんだろ。あーすげえ、引っかかるなぁ。一緒に行けばよかった。
ここには居ないマオ(急に子供になって): お父さんはお酒に弱いけど、お母さんは強いんだ。僕はお母さんの遺伝が強いんだ。
フィル: お母さんはどうしたの?
ここには居ないマオ(再び子供になって): お母さんはそこで……。
ここには居ないイシュ: 裸になって寝ているんだよ。
GM: いや、普通に寝ているだけですよ(一同笑)。てか、君ら流れるようなNPC乗っ取りだな!
ここには居ないマオ&イシュ: ふはは。
フィル: じゃぁ、子供たちに言います。こんな夜遅くまでお店のお手伝いなんて偉いわね。早く寝るのよ~。
ここには居ないマオ&イシュ: おぉ~優しいお姉さんっぽい。
イシュ: あら? ぽい、じゃなくて優しいんですけど?
ここには居ないのに怯えるマオ&イシュ: サーセン。
ここで、いくつかアイテムの購入をして、店を後にするフィルとお手伝いさん。
ちなみに、子供達が酔っていないのは、単純に煮沸して直ぐの水というかお湯を飲んでいるからである。
GM: えーと、フィルとお手伝いさんが外に出ると、ローブを着た男が酔いつぶれています。
フィル: あらまぁ。
ここには居ないユラ: そう言えば、他の村人たちは寝ていないのか?
GM: 酔いつぶれていない村人が家に引きずり込んでいますよ(笑)。
フィル: じゃぁ、引きずり込むのを手伝うか……あ、起こすのもありね。【アウェイクン】とかかければいいのかしら?
ここには居ないマオ&イシュ: うおっ、魔法で叩き起こすのかっ!?
フィル: 叩き起こすなんて心外ねぇ。
GM: まぁ、SWと違って2.0だとMPの心配も少ないから有りなのかなぁ……。
フィル: いいや、かけちゃえ(笑)、【アウェイクン】!!
GM: あはは、じゃぁ起きます。
フィル: こんなところで寝たら風邪をひきますよ。
GM(ローブの男): 「あぁ、美しいお嬢さん今晩は」とキザったらしく言います。
ここには居ないマオ: 怪しい奴(笑)。
ちょっとだけヤキモチなのかな? おじいちゃんは(笑)。
フィル: えっと、GM。何かこの人に違和感とかないわよね?
ここには居ないイシュ: 急に不安になってきたらしい(笑)。
GM: うん、大丈夫だよ。でも村人というよりは冒険者っぽい風貌ですね。
ここには居ないマオ: お、丁度いい感じじゃな? 情報収集とか出来そうじゃ。
フィル: もしかしてあなたも冒険者なのかしら?
GM(ローブの男): 「そうさぁ~」と両手を広げて、仰々しく言いますが、お手伝いさんが、「この男も同じ依頼を受けて山を登ったけれど、失敗して帰ってきました」と真顔で言います。
フィル: ちょっ、お手伝いさん(笑)。
GM: この男はザルでしたが、仲間が皆酔っ払って、川に落ちて流されて戻ってしまったので(笑)。
フィル: ザルでもだめだったの?
GM: いや、この男は帰ってきてから自棄酒して酔っていました。
一同: もっとダメじゃん(笑)
さて、この男から途中の川で、妖精? の声を聞くと川に落ちてしまうなどの情報を得た一行。村長の話などと会わせると、やはり湧き水の祠まで行く山道でなにかあるようだと分かりました。
●富士見公式TRPGONLINE日記にて
リプレイの書きかたとか、ちと書いてみました。