水の祠へ
GM: では皆さんが進むと、湧き水が出ている泉とその傍らに祠があります。
マオ: ここが噂の祠かのぉ。
GM: よく見ると祠と泉が汚れています。しかし、古くなって汚れたのではなく、ゴミが散らかっていているのが原因のようです。
イシュ: さっきのゴブゴブのせいか~。
GM: その周りには水の妖精が泣いています。この涙が魔法の力によって辺りの水という水をお酒に変えているわけです。
ユラ: 俺は見えないけどね。
フィル: あ、ルーンフォークは見えないのね。
ルーンフォークが妖精を見るためには、マジックアイテムが必要なのである。
GM: 皆、妖精語はわからないんだよね。でもまぁ文献も調べたから何故こうなっているかは分かってもらえるかな?
マオ: ワシは神だからな。「どうして泣いておるのか?」と話しかけるのじゃ。
GM: 通じませんよ(笑)。
マオ: 通じなくてもよいのじゃ、妖精を撫でて安心させる。言葉が通じなくても、心さえ通じればなんとかなるのじゃ。
ユラ: 何故、何もない所をなでているんだ?
イシュ: 私たちまだ耳栓してました。
マオ: あ~良いこと言ったのに!!(一同笑)
ユラ: 独り言を呟く老人か……ボケたか(ため息)。
フィル: 私も言っていることは聞こえてないけど、可愛い動物が可愛い妖精を撫でていて可愛いなぁ(と目がハート)。
イシュ: 三者三様のリアクション(一同笑)。
妖精たちが泣きやむのを確認し、耳栓を外した皆は周囲を調べる事に。
マオ: じゃぁ祠や泉のゴミをどかしてあげよう。
フィル: ゴミってどこから来ているの上流?
GM: いや、ここが湧き水だからこれ以上の上流はないね。誰かが捨てているのだよ。
イシュ: 周囲を探索したいです。絶対、宴会してるゴブリンが捨てているはず……(ころころ)14だ。
GM: ゴブリンの足跡が行ったり来たりして、茂みの奥に続いています。
イシュ: あー、そっちが本拠地かあ。
マオ: まずは突入してゴブリンを片付けてからじゃな。
ユラ: いや、来たら来たで、ゴブリンを一匹ずつ始末……。
イシュ: ここら辺で待ち伏せか、良いかもしれない。
フィル: じゃぁ、掃除をしてから待ち伏せ作戦にしましょうか。
ということで、掃除を始める一行。マオはコマンドドールを使って持って来ていたぬいぐるみを利用してゴミ片付けを開始。やがて日も暮れ始めた頃に、掃除は終わり、待ち伏せのため潜むのであった。