表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三日月が僕達をミている(仮  作者: 夢見る僕
1/3

1

何となく書いてみたもの

私たちにとっていつも通りの朝


でも、あなたは違うでしょう?




…ねぇ聞こえてるのでしょう?


あなたにとって不快な音が


…ねぇ匂うでしょう?


あなたにとって不快な臭いが


…ねぇ見えてるのでしょう?


あなたにとって不快な物語(ストーリー)


…ねぇ触れられてるの、わかるでしょう?


あなたにとって不快な人に


…ねぇ?




なにを食べてるのかしら?






僕にとって不快な食べ物(不味いもの)だよ



彼女は僕の答えを聞いて

それが正しいと言わんばかりの笑顔を見せた。



あぁ、この世界はなんとも醜いことだろうか。


汚い大人たち


汚い身体たち


汚い心たち…



純粋? バカ言わないで。


正義? どこが。


真実? 嘘ばかり。


どれもこれも彼女は

気に入らないと言う。



僕と彼女は道路の真ん中で

君たちをミてた。


君たちは僕達をミもしない。


やがて車は動き出す。


やはり、僕達のことは

わからないようだ。


そのまま車がつっこんで


僕達は、





ひかれなかった。




否、




僕達をすり抜けた。





幽霊? 違う!…死んでないわ、


透明人間? …知らないわよ、


特殊な能力? …知らないわよ、




彼女は不機嫌そうに僕をおいてった。


僕はそんな彼女の背中をみて追いかけた。


僕は追いかけながら、









真っ赤な三日月をみた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ