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snowpiece if

最奥にはまるで眠るように目を閉じた女性。なぜか、彼女は周囲の死体とは違う別のなにかに見えた。
 床に流れる白い髪はほのかに光を発している。それはとても幻想的で、まるで触れてしまえば溶ける幻のようだ。
 彼女の纏う古びたコートすらも美しく見える。
 惹きつけられるように、そっとその存在を確かめるように。

  ――僕は彼女に手を伸ばした
  ――

滅びた地下世界を旅する青年と、なにもかもを捨てた一人の女性との儚くて短い旅路。




めちゃくちゃ未来の終末世界を舞台にした作品です。
こんなところがよかった!or悪かった...などがあればコメントで教えてくれると嬉しいです!
カクヨムでも連載予定です。
プロローグ
2025/02/28 15:30
1.身元不詳の女性
2025/05/01 20:00
3.旅する青年
2025/05/03 19:00
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