否定
おれはこれまでに
ずっと自分の
内面から
外の出来事まで
否定し続けた
それは今でも
続いているが
否定しないで
どこかで
妥協していたら
おれは頭を
おかしくしていた
短大を
卒業したてで
働いていた頃は
職場の上司や
社員の
言いなりになって
文句も言わずに
黙々と
働いていた方が
ラクなのかな
と思ったこともあった
実際同じ職場で
働いていた
社員の中には
そうして
会社に
ブラ下がって
黙々と
働いている
社員もいた
そうしていく
うちに
歳を重ねて
まるで感情を
無くした
ロボットのような
社員もいた
だけどおれは
そんな風には
なりたくなかった
おれが勤めていた
運送屋にも
威張りくさっている
バカな社員もいた
そいつはおれに
こんなことを言った
「おまえはおれの
言うことさえ
聞いていれば
それでいいんだ
おれが右を向けと言えば
右を向くんだ
左を向けと言えば
左を向くんだ」
おれはそう言われて
当然その運送屋に
嫌気が差して
その日のうちに
辞めてやった
おれは運送屋の社員の
召使いでも
無ければ
ロボットでも
無い
まったく
胸がムカツイて
ヘドが出そうだ
こんな奴を
否定するなと
言われても
それはムリだ
おれはこれからも
理不尽なモノに
対して
否定し続けてやる
おれはその為に
生まれてきたんだ