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ファン

 おまけのことを

 おれに忘れて

 欲しくなかったら

 おれのファンに

 なってもらいたい

 ぜひとも

 おれが書いたモノを

 読んでくれ

 それから

 おれのことも

 忘れないでくれ


 おれが世間に

 広く知られるように

 なったら

 おれと一緒になって

 喜んでくれ


 そうしたら

 おまえのことを

 思い出しながら

 祝杯を

 あげるつもりだ


 おれがもしも

 世間の人たちに

 評価されて

 名声を

 手に入れる

 ことが 

 出来たなら

 おまえも

 おれと一緒になって

 喜んでくれ


 そうしたら

 おれは絶対に

 おまえのことを

 忘れたりは

 しないから


 おまえも

 おれのことを

 忘れないでくれ

 

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