111/302
おれは勝ちたい
おれは勝ちたい
何としても勝ちたい
負け犬になるのは
もうイヤだ
今までさんざん
負けてばっかりで
悔し涙を
女のように
ポロポロ流して
きたけれど
もう負けたくない
信頼していた
友人からは
裏切られるし
学校に行けば
学校の教師から
イジメられるし
おれは若い時は
すっかり
頭にきていた
学校というところは
おれを負け犬にした
おれはもう
悔しい思いを
するのは
たくさんだ
おれはデカい声を
張り上げて
思いっきり
笑いたい
おれみたいな
負け犬は
社会に出ても
誰も相手には
してくれない
だからおれは
詩を書くことで
憂さばらしを
していた
でも女たちは
いつでもおれを
特別扱い
してくれた
おれのどこが
女たちを
惹きつけるのか
分からないが
大抵の女は
おれを味方に
してくれた
もう負けてばかりも
いられない
仲間もたくさん
出来たことだし
一刻も早く
成功したい




