イースト・ヤードの魔法使い

フィヨルドに囲まれた山々の、切り立った崖の奥の奥。
最果ての地ウェストフィールド。
その大地の東部、イーストヤードは魔法使いの谷と呼ばれている。
イーストヤードでは、人ではない色々な者たちが『視え』て『聴け』て『語り』合うことができる感応力を持つ人々が、今日も愉快な日常を送っている。

ヨリは谷(イースト・ヤード)１番の感応力の持主。
王宮勤めの大叔母のスカウトで、「人ではないものたち」が起こす諸問題を解決するための準軍事職員(ロッタスヴァルト)(非常勤)となってしまった。

同郷出身の訳あり美少年オリヴィエルと共に、北欧各地で人以外が起こした諸問題を調査していく話。