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海原紅葉の怪談物語  作者: 昼夜
1/1

第一怪 噂

続きが気になってくれる方がいたら続きを書いていこうと思います。

これから話す物語は私、海原紅葉が高校生の間に体験した物語である。


これは、わたしがまだ高校生になったばかりの頃…

「紅葉〜今流行ってる噂しってる?」

昼食を済ませて教室の自分の席で本を読みながら残りの昼休憩を潰していると後ろから声をかけられた

「噂?」と問いながら振り返ると隣のクラスの中学の時からの付き合いの朝倉弥生が笑みを浮かべながら話しかけてきた


弥生「学校のメリーさん!!だよ。」


紅葉「メリーさん?メリーさんって学校関係なく無い?確かメリーさんって夜に突然電話がかかってきて(私メリー今○○駅の前に居るの)って一言場所を言うと電話が切れてそれから数分おきに電話がかかって来てそのたびに自分のいる場所に近づいてきて最終的に(私メリー今貴方の後ろにいるの)って言うオチで終わる怪談でしょ?」


弥生「確かに普通のメリーさんはそんな感じ。でも今出回ってる噂は学校のメリーさん、この学校で実際に起きた怪談なんだよ。」


紅葉「で?どんな噂なの?」


弥生「も〜知りたがりやさん。( ^ω^ )」


紅葉「じゃあ話さなくていいよ」


弥生「冗談です〜泣 話させてー」


紅葉「めんどくさっ」


弥生「でねでね、噂ってのが、夜突然電話がかかってくるまでは同じなんだけど、電話に出た瞬間学校の廊下に居るんだって。今まで家に居たはずなのにって当然驚いていると電話の向こうから(確認した)って機械音みたいな声で一言言うと電話は切れてしまう。当然当人は怖くて家に帰ろうとするんだけど、学校の玄関が開かないの。それだけじゃなくて窓も開かないし、壊そうとしてもびくともしないらしいよ。そうこうしてると学校の上の階の方から(今行くよ〜もう着くからね〜)ってさっきの機械音が聞こえてきてだんだん近づいてくるんだって。それで怖くて見つかるまいと必死に逃げたんだけどドアも窓も開かないしでどうしようもなくなったその子はロッカーの中に隠れたんだよ。それでね、ロッカーの隙間から追いかけてきてるやつを見ちゃったんだって。


紅葉「何で見ちゃうかな。」


弥生「でね、追いかけてきてた正体がね、「授業始めるぞー」もう!!いいところなのにー、紅葉、この続きはまた後でね。」

私は話を聞くのに夢中になっていたらしい。とっくに昼休憩は終わっていた。

あの話の続きが気になりながら午後の事業を受けた私は全く頭に授業の内容が入ってこなかった。

午後の授業が終わり、帰る支度を済ませ隣のクラスに向かうと弥生はもう帰っていた。

話の続きが気になる私は弥生に電話をかけたが繋がらなかった。(話は明日にお預けかー)と悶々とする気持ちを抑えながら帰路についた。


次の日弥生は学校に来なかった

あれから何度か電話もしているのだが、電話に出ない。先生からも何も説明ないし、家にも行ってみたが親御さんが言うには昨日帰ってきて部屋に入ったっきり晩御飯になっても出てこない、気になった親御さんが弥生の部屋に入るとそこには誰もいなかったらしい。警察にも連絡したがまだ見つかっていないらしい。との事だった。

私は昨日弥生に聞いた話が引っかかっていた。

学校のメリーさん。あの話を私にした日の夜、弥生はいなくなった。

もしかしたら噂は本当で弥生は昨日電話に出てしまい夜の学校に閉じ込められているのではないか?と思ってしまう。でもこんな話誰も信じるわけない。そこで私はとりあえずこの噂を調べることにした。



結果

この学校でこんな噂、流行っていなかった、それどころか誰も学校のメリーさんなんて聞いたことすらないようだった。


おかしい、おかしいおかしい。

だったら弥生は自分で考えてそれを噂だと言って話したのか?おかしい。

だったらなぜ弥生は話をした夜、突然姿を消したのか。

意味がわからない、


あれから数週間経つが未だに弥生は帰ってこない。警察も捜索しているらしいがダメらしい。



この事件を、きっかけに私、海原紅葉は怪異について頭を突っ込んでいく。


このお話は私が弥生を見つけ出す為に色々な怪異、怪談を調査しそして体験した長い、長い高校生活のお話。


           第一怪  噂






初心者が頑張って書きました。貴重なお時間ありがとうございました、

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