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彼の示す威光


『・・・次は自由騎士VSART・・・・これ利権的に大丈夫なのか?』

 次はエドウィードたちか。にしても俺が言うのもなんだがこの世界色々と大丈夫か?

『大丈夫でしょう。それを言うのならリョーさんのあの技の数々も。』

『残念ながらそっちは既に100年は経っているんだよな。というかこれ何の略?』

『アンチ・リア充・チームですね。コレもセーフですね。』

『・・・・所で小春さんは何処でこの様な知識を?』

『・・・・。親がラノべ作家なんで。』

『同じだ。・・・・実親だけど』

 というか俺の異世界で創り上げた魔法の多くはラノべとか神話群に文庫本などが多くある。マテリアルは違うけど。アレ分解じゃないけど当時の王様が勘違いしたんだよね。それを訂正する気も無かったし。原子崩壊だったので強ち間違いでもないのでそのままにしていた。

『そろそろ両パーティーの準備が終わったようですね。』

『じゃあ始めようか』

『自由騎士VSARTの試合を始めましょう。5』

『4』

『3』

『2』

『1 バトルスタート』


「―加速 ―騎士の威光」

 二つのバフがエドウィードに掛り一気にステータスが上昇する。そして剣を抜き魔力を迸らせアーツの光りを輝かせ始める。そのまま一気に5回振る。ただその一回一回が流転が込められている。その力が盾役の人を飛ばす。飛ばす方向さへもコントロールし

「―――嵐砲」

 エドウィードが横に跳んだ瞬間リーゼが扇を翳し魔法を使う。その魔法が盾役を更に飛ばす。それにより後方に守られていた魔法使いもピンボールのように飛ぶ。そしてジャックが盾から斧を取り出し

「―――爆砕」

 斧が真紅に輝き煌めく。そして呆気に取られている止まっている両手剣使いが爆ぜる。そして十字に振る。というか斧は命中率マイナス補正があるはずなんだけど。そして斧の先端にある穂で突く。アレ、ハルバートだったのかよ。そんな俺の心境を知らずジャックはそのまま斧を4回連続で振る。早っ!!俺でもあの速度で斧を振るのは難しい。

「―――狙撃 ―――魔弓技 恒星矢」

 二重に発動させられてた弓のアーツが発動し倒れている二人の元に矢が放たれて着弾と同時にとてつもない強い光りが発せられる。にしても超長距離射撃をこなすエリカ。そして狙撃弓を長弓に持ち変えて再び矢を放つ。そしてその速射はとても正確で。それは同時に撃つ矢の本数が増えても正確だ。

「―――ヘヴィアロー」

 重い矢が盾役に刺さる。その矢には速度低下のデバフがある。それにより何処か動きがぎこちなくなる。そしてエドウィードとジャックの二人の物理攻撃による蹂躙で前衛二人が呆気なく崩れたARTはそのまま呆気なく散る。

 虚しいモノだな。


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