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高速リザルト?

『さて二回戦ですね。これに勝てば準々決勝。解説のお二人は如何見られますか?』

『う~ん。ここからが本番と思うな。私は。』

『俺も同意だ。そもそも今回はバトルロイヤルの結果が異常だったからな。銃士と魔導士とリョー。この3人は準決勝までは確実だろう。』

 それは全員と一戦交えた事があるエドウィードだから言える事。そしてその3人からは手加減されていると直に感じた。そもそもリョーには攻撃予想によりフリオ同様に何もできずにやられたという苦い経験もある。その後2人に対しての対処法も授かっているが。

『でしょうね。兄さん曰くあの戦術はチェルン・クロノ両名には通じない。多分一回戦がフリオだからこそ効いた戦術と。それに弓闘士は見慣れたスタイルだと』

『見慣れた?』

『はい見慣れた』

 まさか二人の珍しい弓闘士が見慣れたの、一言で片づけられるとは思わなかっただろう。しかし彼の弓の師匠が異世界の弓兵トップであり弓闘士だとは思わないだろう。それを知っているのは10人だけだが。そしてその師匠もってしても彼の視力には敵わなかった。つまり劣化版のフリオのスタイルは彼にとっては作業だ。神殺しの際にも自身が使ったスタイルの弱点を突いて全てを蹂躙するのは魔王として基本だ。当然そんなことを知るのは居ないのであんな事に成ったが。


『えっ・・・・・。』

『もうか?』

『嘘だろ。』



 二回戦。リョーは開始5秒で相手を瞬殺した。

 二槍流で。

 二刀流剣技を用いて。



 チェルン二回戦はレイピアで串刺しにて勝利。

 クロノは弾丸で風穴を開けていた。



『暴虐。その一言だな。』

『ですね。にしてもこれ如何いうことでしょうか?』

『なんで二人して私の方を・・・。これは知らないわよ。でも二回戦で切ったのでたぶんコレも知られているのでしょう。』

 正解だ。威力が下がるし命中補正も無い・。更に言えば魔王軍四天王戦でこれ使った為の後の決戦では使用出来無かった。これも彼のスタイルに近づけた運営のせいなのだが誰もスロー再生でさえも捉えきれないのだ。美波の脅威的な視力・動体視力でも。というか観戦者は何が起こったかさえも分からなかった。


 そして準々決勝。第一試合。

 クロノVSライラ。

 これはクロノの天才的な銃撃により開始五分で終了。

 チェルンVSエル。

 こちらは終始白熱した魔法合戦。だが魔法封印魔法と近接戦闘の差が勝負を決めチェルンの勝利。

 ハヤトVSジーグ

 剣対魔法・魔物のファンタジーが強く出た一戦。結果は飛斬で武器破壊に成功したハヤトの勝ち。


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