自由な解説者達
『さてさてさ~て始まりましたマジカルソードメーターの最強を決める祭典。全界闘技祭。今回はゲーム100`Sにてお送り致します。実況はソロ部門予選バトルロイヤル同様ワタシ小春が。』
『解説は恋歌の魔道騎士リーダーミィーナと』
『同じく解説自由騎士のエドウィードだ。』
はい家の義妹と剣士エドウィード。さらにネット地下アイドルの小春である。にしてもこの二人後にPVP《パーティーVSパーティー》のPVP《プレイヤーVSプレイヤー》が控えているはずだが・・・。
『今回の注目株はお二人的には如何でしょうか?あっリョーさんは無しで。』
とさも当然のように釘を指す小春。ただ
『クロノですね。自分は。あのレベルのプレイヤーメイド魔法は正直称賛に値する。』
と俺も目を見張った少年を指名。だが俺アイツを何処かで見た気がする。虚空の生還者かな?
『私はチェルン《師匠》さんですね。』
今何か変なルビなかったか?
『あの・・・ミィーナ今変なルビ無かった?』
あっ!エドウィードが同じことを思った。
『気のせいですよ?にしても突貫工事のアレを使いこなせるか如何か不明だから此処抜け出したいのだけど。』
おいおい・・・自分から秘策漏らしていいのか?あの二人に迷惑がかかるのでは?
『あっ実は自由騎士の面々も同じだよ。特にジャックは苦戦していたよ。』
『そうですか?内は全員魔法スキル持っているおかげでそんな事気にすらしませんでしたよ。』
と思ったら俺やさくらの方が苦労する話題だった。
『あの~お二人ともそろそろ第一試合が始まりますので・・・。』
『『はい!』』